フランジ部のみの修正について
リムフランジとはリム面の一番端しの所を指します。
軽症の曲り修正やガリ傷修正などリム面のオリジナル表面をなるべく手を付けず最小限のリムフランジ部のみを研磨、塗装する極めて難しく技術を要す修正です。
修正技術が無いためプレス出しによる凸凹状になってしまったリム全体を平滑になるまで研磨してしまうケースや、ガリ傷箇所など小さな部分溶接が旨く出来ないため削り落とし修正などとなってしまいます。
幸いリム端しにガリ傷が付いているためリム全体のアルマイト剥離研磨やロゴシールを消したくないため最小限のリム端しのみ修正しています。 ※小さな溶接研磨ほど難しくなります。
肉盛り溶接をすればポリッシュ部へ溶接熱による焼き焦げが入るため低温で最小限の繊細な溶接が必要となります。リム端しにパテ埋めや削り込み研磨はいたしません。
合金プレス1枚型アルマイトリムは柔軟性があり柔らかいため大きく曲ります。深リムで根元より大きく曲ったものは修理が難しいですがお辞儀した程度の曲りは比較的簡単にアルマイトは一切剥離研磨せずプレスのみ修理も可能です。簡単といっても過去数千本直した経験上で得たものであり決して他がやって以下のようには簡単に直せるものではありません。当社自慢のプレス技術のなせる技です。
オリジナルのリム面のアルマイトは一切剥離研磨せずフランジ部のみ最小限の研磨となります。