1Ps/2Ps/3Psホイール・クロームメッキの修正
クロームホイールの曲り・割れ・欠け・ガリ傷・メッキ剥げ・メッキ腐食など修正して新たに全面再クロームメッキ加工いたします。
電解硬質金属クロームメッキの修正
メッキの王道クロームメッキ! 鏡のような写りこみで深みのある輝きで新品同様の仕上がりとなります。
3Ps組み立て式のホイールの場合は、リムはアルマイトメッキでディスクはクロームメッキのホイールも多数あります。
金属クロームメッキ(電気メッキ)は通電しないアルミの上に通電する金属皮膜をくっ付て、その金属皮膜に電気をかけて陰極の反応でメッキする電気金属膜の工法です。
判りやすく言えば光った金属のクロームカバーに傷が入りその金属クロームカバーを一旦全部剥いで新に金属クロームカバーを付けるとようなイメージして表現すれば判りやすいかと思います。
クロームメッキの修正再クロームについての注意事項
1)・・25インチまでのビッグサイズにも対応しますが、再クロームにより素材自体を痛める事もあり材質、構造、デザインを選びます。
2)・・組み立て式3Psなど分解出来る事が最前提となります。分解できない構造のホイール(溶接結合式)は再クローム不可となります。
3)・・再クロームは全て、既存のクローム層の金属皮膜を全て剥離する必要があり、その後、新たな再クロームとなるためリペアー代が割高になり納期もかかります。
※クロームメッキ処理を施す際は「有毒性劇物」の使用などで環境面からメッキ工場が減少しつつありその上、新規参入も行政の認可が難しいため施工原価が高騰する傾向にあります。
再メッキ納期についてのお願い
通常のクローム再メッキ加工の納期のガイドラインとして50日前後を目安としています。
再クロームに納期がかかる理由
1・当社で曲りガリ傷修理~2・クローム剥離専門工場~
3・クローム前処理バフ工場~4・クロームメッキ工場
の4工場を経由します。しかも全国バラバラの地域への各工場からの搬送時間と各工場の受注状況や都合も出てきますので40日~60日以上かかる場合もあります。
納期に関し当方では確約できません。
またお盆・正月・GWなど連休を挟んだ期間はさらに延期となります。
納期を急がれるお客様の再クロームはお断りいたします。
クロームメッキの最大の難点
微少な傷修正でも全面クローム剥離から再クロームが前提となり、
塗装ホイールのように部分修正加工は出来ません。
※重要)再クロームするたびに強度が低下してしまいます。
クロームメッキの修正再クロームは剥離から始まり再クロームとなりますので、18インチクラスで1本/7万円以上となり納期は40日以上かかります。 さらに再クロームは溶剤漬け電気分解により一部素材が犯されますので強度が2、3割ほど低下するため再クローム回数には限界があります。
※スパッタリングメッキは塗装式ですので強度低下の影響はほとんどありません。
※クローム修正から再クロームせず低コストなカラー塗装への色換えはこちら
アルミホイールのメッキ処理方法の違い
メッキまでの作業は自社加工の後、メッキ処理のみ各専門工場へ外注依頼しています。当社の修正下地工賃にメッキ加工代を合算した料金となります。
※メッキ加工を受け付けているホイール修正店でメッキ処理を自前で加工できるお店は100%ありませんので取引先の外注工場のレベルとその前の修正技術のレベルの差でメッキホイール修正再メッキの仕上りクオリティーのがの差が大きく左右されてきます。
電解硬質金属クロームメッキはアルミ素地の上に通電する金属皮膜をくっ付て、その金属皮膜に電気をかけてメッキする電気金属膜の工法です。
●クローム修正再メッキ●
ガリ傷、曲り修正後、既存の金属皮膜を全て剥離する必要があり、塗装式のようにブラスターで剥離するものでは有りませんので専門工場にて溶液槽での電気分解しての剥離となります。アルミ完全素地にしてから研磨、バフ仕上げ再クロームも工程となり、さらにクロームメッキ剥離代も発生しますのでペアー代が高価格となり納期もかかります。
クローム剥離のみのご依頼もお受けいたします。 18.19インチクラス1本/12.000円~(サイズで異なります。)
スパッタリングメッキは下地塗装のベースコートの上に科学反応により金属の蒸気を吹き付けて処理する金属箔膜蒸着の工法です。
●スパッタリング修正再メッキ●
ガリ傷、曲り修正後、既存の金属膜箔層を全て剥離する必要があり金属膜箔層の下層、上層は塗装式のためブラスターや剥離剤で比較的容易にによるメッキ剥離が可能ですので、当社で剥離いたします。アルミ完全素地にしてからメッキ下地となるベースコート塗装してスパッタリングや蒸着のメッキ処理となります。アルマイトやクロームより短納期、割安で再メッキ処理が可能です。
スパッタ剥離のみのご依頼もお受けいたします。 1本/5.000円~(サイズで異なります。)
スパッタメッキ修正のページはこちら
スパッタ金属膜箔層の剥げ、
メクレスパッタメッキ修正のはこちら
~クロームホイール修正から再クローム~
アルミ素地面上に金属皮膜層がのっているため曲り、欠け、肉盛りなど修正が困難でクローム層剥離など時間と手間がかかります。損害保険対象品や製造中止、単品入手困難などや新品同様、品質へのこだわりを持つお客様など値段と納期はかかりますが、結構修正依頼が多いです。
修正からクローム再メッキまでの参考価格(19インチ)
★リム曲り研磨修正代+クローム剥離代+.クローム再メッキ加工代 ★合計額 1本/89.000円(税別) ★納期 50日前後
よくあるクロームメッキホイールのエアー漏れ
金属クロームメッキ特有のエアー漏れの原因はタイヤビートとの接触面となるリム裏側の金属メッキ片が腐食剥離してエアー漏れの原因となります。
タイヤビートとの接触部のメッキ部を研磨機にて金属片を削除し段差がなくなるまで研磨してアルミ素地を出しフラットな状態まで磨きこんでいきます。
腐食の激しいものはメッキ部を研磨削除してもアルミ素材まで痛んでしまい虫食い状態となり凹凸は残り、フラット面にはなりませんので、その場合下地加工してフラットな面にしてさらに、錆び止め塗装までいたしますので、再腐食防止にもなります。 納期7日前後
クロームメッキホイールの修正から再クロームメッキ作業例
※全て剥離から再クロームとなります。