ポリッシュホイールの修正/スーパーミラー研磨&ダイモンドカット
アルミ素地の磨きや削り出しの表面上にクリアー塗装で
表面保護してあるタイプのホイールをポリッシュホイールと言います。
ポリッシュはアルミ肌の素地表現ため曲りや
ガリ傷修理に伴う肉盛り研磨形成などカラー塗装のように
パテ埋めや削り込みなど誤魔化しが利きません。
ホイール修正の「良・悪」がはっきり差の出る素地表面加工です。
ポリッシュホイールの修理には大きく分けて3通りの肌表現の修理方があります。
1・BBFバフリム鏡面研磨(リム部のみのポリッシュバフ研磨工法!)
2・ダイヤモンドカット(リム部またはホイール丸ごと切削カットライン工法!)
3・バレル研磨ミラーポリッシュ(リム部またはホイール丸ごとミラーポリッシュ磨き工法!)
ポリッシュ仕上げ後のオンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
1・BBFバフポリッシュ鏡面研磨(リム専用研磨機によるリムのみの研磨工法)
※・1Ps・2Ps・3Psに限らずリム修理のみの場合リム研磨機による一番低コストな修理となり納期も早く収まります。
※・リム修理後は鏡面研磨や擬似的なヘアーラインも入れる事が出来ます。(ディスクへの擬似的なヘアーラインは不可となります。)
※・磨き込みのためオンクリアー&ノークリアーどちらにも対応します。
1Psホイールのリムバフ鏡面研磨
2Ps・3Psホイールのリムバフ鏡面研磨
2・ダイヤモンドカット(ホイールの構造を3Dデータで算出後PC旋盤によるヘアーラインカット工法)
ダイヤモンドカットの詳細はこちら
リムやディスクの表面上をバイトで切り込み一皮カットしてそのカットラインが虹色のヘアーライン表現となります。
※・1Psは僅かな傷修理のみでもディスクごと丸ごとダイヤモンドカットとなります。
※・2Ps・3Psの分解可能なホイールは分解してリムのみまたはディスクのみの修理が可能です。
※・2Ps溶接ハメ殺しのダイヤモンドカットは構造上ダイヤモンドカット不可な場合が多くあります。
※・繊細な虹色のヘアーラインが消えないよう抑え保護するためにオンクリアーは必須です。
1Psホイールの丸ごとダイヤモンドカット
2Psホイールのリム部のみダイヤモンドカット
ダイヤモンドカットの特性や修理不可なモノについて
1・共振・歪み・横振れ・縦振れの有るモノは均等にカット出来ませんので加工不可となります。
2・深リムや旧RSリムまたRSリムに類似する旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤモンドカットカットは不可となります。
3・2Psホイールの代表的例としてなBBS-LM、スーパーRS、RS-GTなど肉厚が有るモノは1~2回程度ならダイヤモンドカットも可能ですが、それ以上の複数回のダイヤモンドカットは肉厚損失と強度低下のリスクを伴いますので修理回数には限界があります。
4・2Ps溶接ハメ殺しのホイールはリム、ディスクが単体にならないため構造デザインにより加工不可なモノが多くなります。
3・スーパーミラーバレル研磨(水槽の中にホイールを挿入してセラミックの摩擦による湿式のミラーポリッシュ研磨工法)
スーパーミラーバレル研磨の詳細はこちら
リムはもちろんディスクを磨ける事が最大の特徴で他所では出来ない当社自慢のミラーポリッシュ研磨工法です。
※・1Psのリム修理のみの場合、水槽の中にホイール本体を挿入しますので関係しないディスクに影響を受けるため1Psリムのみミラーバレル研磨は不可となります。(ディスク再塗装を伴う場合は対応可能です。)
※・2Ps・3Psの分解可能なホイールは分解してリムのみまたはディスクのみのミラーポリッシュ修理が可能です。
※・2Ps溶接ハメ殺しのダイヤモンドカットの場合、構造上ダイヤモンドカット不可なモノはバレル研磨で丸ごとミラーポリッシュが一部可能です。
※・磨き込みのためオンクリアー&ノークリアーどちらにも対応します。