仕上げ実績・ブログ
2012.04.23
BBS-RGR19インチ/パウダーコートグロスブッラク+リムポリッシュ
BBS-RGR19インチのパウダーコートグロスブッラクとリムBBFバフポリッシュ仕上げのリフレッシュ・リメークです。
パウダーコートカラーフィニュッシュ仕上げやパウダーコートをベースにするハイパー塗装(DBK・DSK)やスッパタメッキなどみな塗装剥離+ブラスト研磨が必須作業です。
BBS-RGR19インチ/ガリ傷修理からリムポリッシュ+パウダーコートグロスブッラク
東京都のお客様・・程度の悪かったRGRがテカテカリムと黒光りフェイスで別モノとなって蘇りました。
4本みな修復暦有りでペーパー目も粗くガリ傷だらけの内2本は削り込み研磨で写真左が極端に薄いのがお解りでしょうか?平然とこんな修理しますよね・・・
当店に入庫するご依頼品はこんなのが多く余計に手間暇がかかるため仕事が押してしまいいつのまにか恐ろしい数の修理待ちを抱えている状況です。
4本みなガリ傷だらけですので実際この写真以外に沢山有りますがスペースの都合上抜粋した肉盛り修理です。
リム溶接部の研磨形成からホイール本体の研磨+ブラスト研磨です。
これでパウダーコートの下処理はバッチリです。
塗装仕上げは下処理が命です。
再塗装は上っ面だけ塗装してもだめなのです。
パウダーコートの前に水分を完全に飛ばすため同時進行中のLMディスクもまとめて120℃で20分空炊きします。
パウダー噴射! (静電気で粉がくっついた状態です。)
専用釜200℃で焼いてパウダー完成!
リムポリッシュ部がダイヤモンドカットの場合は旋盤バイトで切り込みしますのでマスキング無しで丸ごと塗りますが、BBFバフポリッシュの場合はリム研磨機で人の手による研磨のため硬くて頑丈なパウダー肌をを剥ぐのに時間がかかります。あらかじめ研磨しやすいようにパウダーが被ら無い程度に研磨するリム面へマスキングと言うよりカバーをします。
リム研磨機によるBBFバフポリッシュの完成です。
全周ガリ傷が有った箇所の修理もご覧の通りです。
ポリッシュ仕上げは素地表現のためパテ埋めが出来ませんので溶接研磨形成の技術の差が出てきます。
インナー側もリム側面も丸ごとパウダーグロスを塗ってありますのでテカテカに黒光りしています。
この日はパウダーコートカラー(グロス・マット)こそ違いますが同じ作業の工程となったRGR2台完成です。 右写真マットブッラク側はリムポリッシュ面へガラスコートしますのでさらに5日後の出荷となります。
パウダーコートグロスブッラクとリムBBFバフポリッシュノークリアー仕上げです。
パウダーコートマットブッラクとリムBBFバフポリッシュオンクリアー仕上げです。
同じRGR黒系でもパウダーコートのカラーが違うだけでイメージがガラリと変わります。
1Psホイールのリムとディスク個別仕上げは全て塗装を完了してからポリッシュ部の加工(ダイヤモンドカット・BBFバフポリッシュ)へとなります。
1Psホイールのカラー丸塗り塗装と違いリムポリッシュ加工が増えれば工賃と納期が余分に掛かります。
当社のポリッシュ加工は「BBFバフポリッシュ・スーパーミラーバレル研磨 ・ダイヤモンドカット・ブラシェッド」のポリッシュ加工が可能です。
どのポリッシュ方も表現が違うだけで「良い、悪い」かの品質の差ではありませんのでお客様のお好みでリクエストされたモノをお受けします。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアー納め後のメンテナンスについてはこちら
人の手では出来ない作業をしてくれるリム研磨機やバレル研磨機またPC旋盤、パウダー設備、塗装ブース設備など完備していてもそれらはみな最終仕上げお化粧のための専用機械と塗装設備です。
基本土台となる最初の工程の修理下処理が出来ないとそれらはみな何の役にも立ちません。 新品をリメークしている訳では有りませんから・・
修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
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