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仕上げ実績・ブログ - 2011年11月

2011.11.26

BBS-RS16インチ?TRXリム&不良リム交換からスーパーミラーバレル研磨

ホイール本体から、ピアスボルト、キャップごと丸塗りしたRSがたまに入庫します。

RSに限らずそれらは塗装で荒を隠すための不良キワモノ品である確立が高いモノが多いです。

その例が今回、紹介するRSです。

修復暦不良リム2枚と規格違いのリムサイズ2枚の前後が違う粗悪品をつかまされたホイールをキチンと使えるようにするためにリム交換、部品交換してからスーパーミラーバレル研磨にてリフレッシュ復活です。



フロント8Jx16インチ
修理不能不良リムリアー8.5J側16.5(TRX)と言う規格らしくアウターリムは勿論インナーリムも交換となります。





BBS-RS不良リムと規格外リムの交換からスーパーミラーバレル研磨リフレッシュ・リメーク

 

福岡県のお客様・・丸塗りしてあるホイールは要注意です。

アウターとインナーそれ以外でも交換出来るモノは全て交換しての磨き込みリフレッシュの完成です。





 

16インチのつもりで購入して、タイヤを組んだらタイヤが裂けてしまいそこで初めて16インチじゃないと気づいたらしくリアー側は16.5Jインチホイールでした。(16でもない17インチでもないTRXと言う半端なサイズです。)

※TRX16.5インチのタイヤは現在もミシュランで販売されていうるようですが、普段購入しにくく高価なためこのTRX規格品は廃棄処分です。

※ TRXは他のユーザー様からの情報提供です。ありがとうございます。







こちらはフロント側8Jx16インチです。

丸塗りのため写真では解りにくいですが、ガリ傷や曲りが有る荒のままで塗装を施してありますので大よその見当は付きますが、このリムが再利用、再研磨できるかは塗装を剥いでからの判断です。







フロント8Jx16インチのアウターリムの塗装を適当に剥いでみたら予想通りこの結果です。

手直し修理すれば出来ない事は有りませんが、それなりに料金もかかりますし、リアー側を交換しますのでフロントもついでに交換となりました。修理不良リムも廃棄処分です。







ピアスボルトも塗装を剥いでみたら「サイズ、デザイン、長さ」バラバラです。

ピアスボルトも再利用できません。









唯一まともな使えるディスクをスーパーミラーバレル研磨します。

ピッチ120-5Hから100-4Hにピッチ加工して有りましたのでこれがこのホイールを生かすべき最大の理由です。

つまりディスク以外はほぼ交換となります。







塗装剥離からブラスト研磨してハンド荒研磨します。









バレル研磨機投入による仕上げ研磨です。









メッシュプレートも個別に研磨してディスク部ミラーポリッシュの完成です。









キャップも塗装を剥いだ時点では傷だらけでしたが綺麗に磨き込みました。







アウターリップ16インチの深さ2.0インチと2.5インチの交換用リップです。

インナーリム2枚もこちらで準備して塗装まで済ませてあります。







無事各パーツの加工が終わりパーツ全て揃いました。









ピアスボルトもこちらで用意して、組み付け完成!

フロント8.5Jx16 リアー9.0Jx16インチとなりそれぞれ0.5Jワイドサイズになっています。







 

インナーリムのリアー用2本はこちらで用意して、フロント2本は元々もインナーリムを再利用して再塗装してあります。

 







使い物にもならなかったRSが見事に復活いたしました。

加工した私が言うもの何ですが、なんともカッコいいです。





■BBSーRS16インチ リフレッシュカスタム加工の詳細■

1・アウターリム・・・・・・・・・・2.0J・2.5Jへ新品リップ交換(ノークリアー)

2・インナーリム・・・・・・・・・・2本交換、4本シルバーメタ再塗装

3・ディスク&プレート・・・・・・スーパーミラー研磨2次元(オンクリアー)

4・キャップ・・・・・・・・・・・・・・スーパーミラー研磨3次元(オンクリアー)

5・ピアスボルト・・・・・・・・・・当店在庫のモノと交換

6・3Psコーキング・・・・・・・・透明シーリング打ち直し

7・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨

BBS-RSアウターリムのサイズや交換の詳細はこちら



「100-4Hにピッチ加工」して有った事がこのホイールの最大の魅力でつい買ってしまったらしいですが、中古購入時は変に磨いてあるモノや再塗装してあるモノは要注意です。

現に今もう一台似たようなRSの丸塗りホイールを作業中です。

完成後ブログにて紹介いたします。

この件が今回ブログの一番の目的、アドバイスです。

ユーザー側もしっかりとした見る目も養ってください。





RSは日本に限らず世界で人気商品のですので社外品のオプションパーツ(キャップ、エンブレム、ピアスボルト、バルブ、アウターリム、インナーリム)など様々なデザインのパーツが数多く販売されています。色を変えたり、磨くだけでなくサイズ変更も自由自在に世界に一つの自分だけのRSを提供いたします。



4本セットリフレッシュ・リメークは送料往復無料キャンペーン中です。



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2011.11.23

BBS-RS17インチ  リフレッシュ・リメーク(プリマドンナ仕様)

相変わらずの人気でおなじみの旧RSのガリ傷、曲り修理からプリマドンナ仕様へのリフレッシュ・リメークです。

修理からリフレッシュ・リメークは損傷劣化程度がそれぞれまちまちのピンキリですが今回のRSは1本の修復暦以外は程度良好なホイールでした。







旧RS17インチ プリマドンナ仕様



香川県のお客様・・ポリッシュのシミやガリ傷、曲がりは中古ホイールにあってあたりませです。そんな事は関係ありません。変な修復暦さえなければ問題無く綺麗に蘇ります。





まずはリム修理(曲り・ガリ傷)から始まります。

 

ガリ傷修理とインナーリム曲がり修理から始まります。

ガリ傷は誰が見ても解りますが、インナーリム曲りは厳重に検査チェックしないと見た目では判断つきません。





 

1本だけリム修復暦の手直しです。

前の修理屋さんが恐らく傷直しでリム天井を削って直してその結果平ペッタらく四角くなって角が立ったリムになっています。

削り込み修理ですので、当然他の3本よりやや薄く、低く仕上げっていますが、今回は他のリム形状に似せての復元手直しだけとなります。肉厚や高さの復元は出来ません。と言うより肉厚や高さ復元はいたしません。



手直し不可の削り込み修理について







 

ディスク部パール塗装への下処理塗装の準備です。





 

6角キャップゴールドポリッシュのためにバレル研磨機にてピカピカにポリッシュ化します。その後、ゴールドキャップとなります。







ピアスボルトの洗浄から1本ずつ研磨します。

その後ゴールドピアスにします。





 

RS各パーツの完成です。

RSは個別に加工しますので、これだけ沢山のパーツが有ります。

RSの加工は最初の頃は面度臭くて苦に思っていましたが、毎日やっていれば要領や手際も良くなり慣れてきました。今もRSは5セット作業中です。

「経験に勝る修行なし」です。







 

 

組み付け完了です。!

ディスク部とメッシュプレートはパールホワイトとなります。







 

裏面、側面はパールホワイトのベースカラーのホワイト仕上げとなります。





BBSーRS17インチ プリマドンナ仕様の詳細■

1・アウターリム・・・・・・・・・・リム修理からBBFバフ鏡面研磨(ノークリアー)

2・インナーリム・・・・・・・・・・ホワイト塗装(オンクリアー)

3・ディスク&プレート・・・・・・パールホワイト(オンクリアー)

4・6画キャップ・・・・・・・・・・3次元ミラー研磨(ゴールドポリッシュ)

5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研磨ゴールドメッキ調

6・ナット・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨

7・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨、パッキン一部交換

8・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し

9・エンブレム・・・・・・・・・・・・交換無し

※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。



アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種類の研摩加工に対応しています。

※構造により対応できないモノも有ります。

3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら 



RSリムやRSリムに類似する旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤモンドカットカットは不可となります。それらはBBFバフ鏡面研磨仕上げかスーパーミラーバレル研磨の磨き込み工法での対応となります。 

ダイヤモンドカットについてはこちら



ディスク部
へのカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。

※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。

粉体(パウダー)塗装についてはこちら









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2011.11.21

BBS-RGR18インチスーパーミラーバレル研磨(2次元)+パウダークリアー

曲り、ガリ傷修正からスーパーミラーバレル研磨(2次元)して最終の表面保護役として密着性、耐久性、塗装肌の頑丈さから静電式(固体)「パウダーコートクリアー」仕上げです。

お客様から「見た目も大切ですが曲りを直してキチント使えるように」と念を押されました。・・それが一番大事で極当たり前な事です。







BBS-RGR(鍛造ホイール)ガリ傷修理からミラーバレル研磨(2次元)+パウダーコートクリアー

 

千葉県のお客様・・修理品の程度はまちまちのピンキリで、今回のRGRは曲り有りでガリ傷が思いっきり4本有ったため修理工程にやや時間を要しましたが、普段通り修理してからのミラーポリッシュ(オンクリアーパウダー)の完成です。





 

どっち道塗装を剥ぎますので一旦塗装を先に剥いで無垢の状態からの溶接です。

溶接する箇所へ塗装やメッキなど他のモノが少しでも残っていれば溶接しにくいだけでなく溶接ムラやピンホールの原因にもなります。





 

ガリ傷溶接部のリム研磨形成からディスク部のハンド研磨です。

ポリッシュはアルミそのものの剥き出表現ですのでパテなど一切使えません。

修理技の見せ所です。





 

側面、裏面も荒研磨します。

裏が曲っていれば使用に影響しますので、追加料金にて直す必要が有りますが、裏リムの底に付いた多少の傷は見えない箇所で使用に影響しませんのでご要望が無い限り裏面傷直しまではいたしません。





 

地味なハンド研磨からバレル荒研磨です。





 

バレル荒研磨からバレル仕上げ研磨フィニッシュ時です。

ノークリアー仕上げならここで終了!梱包荷造りとなりますが、ここからパウダークリアーのためさらに数日の納期がかかります。





 

裏面、側面も満遍なくパウダークリアーを載せています。





 

パウダークリアーコート焼付け完成です。

写真では暗く写ったり明るく写ったりして旨く表現出来ませんが、メッキのような派手さでは無くアルミ独特の風合い柔らかい光沢です。





 

曲り、ガリ傷肉盛り溶接箇所など全く解らないように原型修復は完璧です。

 



 

写真によく写りませんがリム裏底には元々有った僅かな擦り傷は残っています。

この件はオーナー様へも伝えてあります。



※注)インナーリム(裏面・側面)傷について

インナー裏面の曲りはホイール自体が横振れ共振を起こします
ので使用に影響するため「直さなくても良い」と言われましてもこちらとしては「直さしてください」とお答えします。しかし裏リム底の傷などは見えない箇所で使用に全く影響しませので、デザイン面のようにシビアに傷取り修理の希望が無い限りあくまでもバレル研磨の下研磨的な処置としています。



完成納品してから「裏底リムや側面に傷が入ったままです。」や「裏底の傷も完璧に直して当然。!」など納品後にクレーム、トラブルの原因となります。

裏面、側面も表面と同様に傷直しをされる場合は事前に申しつけください。(別途追加料金となります。)





※注)ポリッシュ肉盛り溶接について

深いガリ傷は溶接でアルミを足す必要が有ります。アルミを足す事で肉厚や原型の復元をします。

しかし傷口へ足したアルミとホイール母材(アルミ合金)は全く同じではないため肌質が合わない事も稀に出てきます。それらは色塗りなら問題有りませんが、ポリッシュ素地表現でしかも磨き込めば磨き込むほど「足したアルミと母材」との肌質の溶接箇所の数センチが気になる人もいます。

その僅かな肌違いを回避するために溶接せずに削りこんでしまえば母材の肌がそのまま表現できますのでその方が無難で簡単な修理です。

しかし修理屋として削り込んで肉厚が薄くなり、形状が変わり薄くなるよりは一部の肌質違いより肉厚と強度確保を優先してあえて面倒な溶接の方が良いと判断して深い傷は肉盛り溶接で形成しています。



要は削り込みで肉厚が薄くなっても同質の肌合わせを重視するのか、溶接によりその箇所の肌質が微妙に違って来ても肉厚原型強度重視をするかです。



今回のRGRようなリム端の幅の狭い箇所の場合はほとんど目立たず気になる事はまずありませんが、ディスクへの傷の場合、ディッシュや面の広いスポークなどは後で足したアルミ合金と母材質との違いで鏡面研磨すれば微妙な肌違いを感じる事も有るかと思います。



数センチ四方の微妙な肌違いを「気になる・気にならない」は個人差の問題ですが、たまにかなり神経質なユーザーもいますので、溶接で足したアルミとホイール母材とでは同じ金属でも同質合金では有りません事本来の肌とは材質、デザイン、構造、修理箇所により「目立つ目立たない」があるモノと理解してご判断ください。



一概に「鋳造・鍛造・合金プレス」「アルミ・マグ・スチール」と言っても「同じモノ・同じ素材・同じ製法」は各製造メーカーでそれらがそれぞれ違いますので、そんな違うモノへ補修用のアルミ合金を足して全く同じ肌になるはずも有りませが、ほとんど解らないレべルでもあります。ポリッシュ修理(ミラーポリッシュ・ダイヤモンドカット)はパテ埋め修理が絶対出来ませんので肉盛り溶接は「原型修復、強度確保」のための補修としてなくてなならない修理なのです。





ポリッシュへのクリアーコートには液体溶剤系(アクリル樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル樹脂)があります。また液体溶剤系のアクリル樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。

1液型(硬化剤無し)・・・新品ポリッシュホールへのクリアーコートは100%1液型(硬化剤無し)です。 硬化剤が入っていれば数時間で塗料とガンのノズルが固まってしまうため硬化剤の入ったモノは量産式には不向きなため自然硬化しなく肌が弱くても透明度が高い1液型が主流となります。透明度は高いですが塗装膜が薄く肌が弱い軟弱な事が欠点です。

2液型(硬化剤有り)・・・ワンオフ塗装向きで、1液が型よりさらに肌の硬い2液型は硬化剤の比率が高いほど硬質となり 塗料代も高くなります。艶感塗装肌の硬さも期待できるためワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。

パウダーコートクリアー(ポリエステル樹脂)・・塗装膜と言うよりポリエステルの樹脂膜となるため肌が頑丈で密着性も高く 2液の溶剤系とは比べ物にならない硬質な肌となります。難点はコストが高いのと透明度が溶剤系よりやや劣ります。



溶剤系の1液型・2液型とパウダーコートクリアーを解りやすく例えて言えば

1液型が「サランラップを1枚載せた」のに対して2液型が「やや厚めのサランラップを3枚載せた」感じで パウダーコートクリアー「透明の厚いビニールシート」を載せた感じと表現すれば特性が判りやすくなると思います。?

頑丈で厚い塗膜となれば光沢艶引きや透明度も若干失われてしまいます。

見た目重視か耐久性重視かの選択です。



ポリッシュクリアーの詳細はこちら







以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。



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この機会に是非ご相談ください。



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2011.11.19

二輪ホイールの曲り修正&パウダーコート(マットブッラク)

二輪ホイールのボコボコ曲り修理からパウダーコートマットブッラクです。

リアー側はガリ傷程度でしたがフロント側のホイールが至る所数箇所曲っておりそれらを直してからの剥離~ブラスト~パウダーコートです。





二輪ホイールのリム修理からパウダーコート(マットブッラク)



ネット販売の中古購入先から直接当店へ入庫しました。

お客様が現品を確認されていませんので、曲りやガリ傷の有無とあと大切な事は2輪は大きく曲ればホイール自体が横振れしますのでその確認と修理「可・不可」の判断から報告いたします。

2輪は曲りやガリ傷の見た目が治れば良いモノではありません。







写真には納まらないくらい両面色んなところが曲っていますので、曲り修理、振れ修理から始まります。

二輪の修理は大きく曲ったモノ歪みの取れないモノは修理不能な場合があります。







ガリ傷肉盛り修理です。







 

修理が無事終われば、ベアリングを外してパウダー用に普段通りの剥離からブラスト研磨です。





 

静電チェックしてパウダーマットブッラク噴射です。

2輪は表裏が無い両面仕上げのため4輪同サイズ1本分の5割増しです。







 

至る所が曲っていたフロント側パウダーマットブッラク完成!





 

ガリ傷があったリアー側パウダーマットブッラク完成!



車両剥き出しの2輪ホイールは過酷な条件化での使用ですので、頑丈肌のパウダーコートが2輪ホイールには一番適しています。

2輪はホイールに限らず、各パーツへもパウダーコートを是非ご検討ください。



パウダーコートについてはこちら









「修理も色塗りも磨きも」最善を尽くし時間をかけ出来る限りの仕事をしています。しかしそれでも時としてお客様の意に沿わぬモノと思われる事も有るかも知れません。

無菌室のような部屋で閉じこもって塗装してもゴミやブツなど起こる事もあれば色の特性上、どうしても色ずれ現象が出る場合もあります。また磨きにしても素材自体の荒の出現や傷補修の溶接によるアルミを足した合金質が合う、合わないなど様々な素材との相性も有ります。

一概に「鋳造・鍛造・合金プレス」「アルミ・マグ・スチール」と言っても全て「同じモノ・同じ素材・同じ製法」では有りません。

全て違うモノを同じように補修として完全に回避出来ない事も当然出てきます。

それらをよりよい方法でより近ずける修理が「日々の目標であり永遠のテーマ」でもあります。



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2011.11.16

モデナⅡ17インチハイパー塗装&リム修正鏡面研磨

モデナⅡ17インチ3Ps完全分解個別仕上げです。 

ディスクはハイパー塗装(DBK)銀やや強め! 

アウターリムはBBF鏡面研磨(ノークリアー)仕上げの紹介です。 

モデナⅡハイパー塗装(DBK)&リム鏡面研磨

 
東大阪市のお客様・・年代モノですのでそれなりにガリ傷も有り、セピア色に劣化退色してはいますが曲り歪み修復暦も無く比較的程度の良いモデナⅡでした。

当時存在し無かったハイパー塗装で現代風のモデルに生まれ変わりました。
同じシルバー系でも表情が全く変わります。


 
リム研磨用に他のディスクと組んでガリ傷修理肉盛り形成から始まります。


 
アウターリップの完成です。
アウターポリッシュはご希望によりノークリアー仕上げです。
ポリッシュのオンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら


 
ディスク部はハイパー塗装のため塗装剥離からブラスト研磨します。


 
鋳物ユズ肌が荒かったためツル肌への荒研磨です。


 
ハイパー塗装(DBK)へのベースとなるパウダーグロスブッラク塗装


 
パウダーブッラクからさらにアンダーコートしてブッラクを透かしながらハイパー(銀膜)を多めに染めて「銀膜表現」が強いDBKとなります。


 
各パーツの完成です。
インナーリムは今回塗装無しのため洗浄のみです。


 


ピアスボルトも洗浄研磨してからシーリング打ち直しの組み付けして完成です。
黒をベースとしたメタル調の表現となり、光の当たり具合で銀の表現が強く見えたり弱く見えたりするのもハイパー塗装(DBK)の大きな特徴です。

パウダーコートについてはこちら
ハイパー塗装についてはこちら
ハイパー塗装の色合い濃淡についてはこちら

※基本土台となる確実なホイール修正してから、分解可能はホイールは分解してパーツ別々のお化粧加工となります。

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2011.11.14

NEEZユーロクロス スーパーミラーバレル研磨+パウダーコートクリアー(半艶)

18インチ鍛造NEEZのユーロクロスのスーパーミラーバレル研磨(2次元)から今回はテカテカの表現から艶引き用のパウダーコートクリアーで鈍い光沢にしたポリッシュ仕上げです。







スーパーミラーバレル研磨(2次元)から艶引き用のパウダーコートクリアー

 

滋賀県のお客様・・NEEZ18インチ鍛造ホイールをバレル研磨光沢仕上げから光沢を抑えたパウダーコートクリアー仕上げです。





 

丸ごと剥離からブラスト研磨





 

ガリ傷、引っかき傷の肉盛り溶接







ハンド研磨形成してバレル用の下処理です。





 

バレル荒研磨





 

仕上げミラーポリッシュのフィニッシュ時はこんなにピカピカになりますが、今回は鈍い光沢のリクエストですのでパウダークリアーの種類を変えて光沢感を抑えます。





 

 

静電チェックしてパウダークリアー噴射!





 

180℃で30分位釜でチンします。





 

冷却してパウダークリアー完了!





 

裏面、側面も満遍なくパウダークリアーを載せています。





 

バレル研磨フィニッシュ時からすれば半艶程度の鈍い光沢となります。

アルミの肌の質感、風合いが旨く表現されているかと思います。



「艶、光沢感をより表現したい人」、それをあえて「艶を落としたい人」など好みは様々です。

完全には対応できない事もありますが、ご希望により近づけるように日々努力しています。





今あるクリアーの中でポリッシュホイールへのオンクリアーでは耐久性も高く、最硬です。・・・・・・しかし弱点もあります。

第一にコストが掛かる事です。また虫食いや巣穴の出たポリッシュは沸きブツが出るためパウダー仕上げではレベリングが落ちるなど素材の良し悪しを選びます。

※カラーパウダーならパウダーパテでどうにか対応できます。



また違ったパーツを合体した2Psハメ殺しのような分解できないホイールはパウダー不可となるモノが多くデザイン、構造を選びます。

※2・3Psの分解可能はホイールは分解してパーツごとにパウダーできますのでもちろんパウダーコートクリアーはOKです。



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2011.11.11

インナーリムの削れ、クラック修正

今回はインナー(裏面)リムのガリ傷修理と良くあるクッラク修理の紹介です。

インナーリムは少々の傷や曲がりでも普段見えない箇所で、外観性を問いませんからホイール振れやエアー漏れでもしない限り修理に出すケースが少ないですが普段見えない箇所のインナーリム修理も大切です。







その1・インナーリムのクッラク修理

 

修理依頼が多いインナーリムクッラクです。 (修理写真はBBS-LM)

硬い素材のモノは衝撃で曲る前にクッラクが入る事が良くあります。

サイズに適合しない超扁平の引っ張りタイヤや八の字にしたシャコタン車は特にインナー側へ負担がかかり曲りや割れの現象が多くなります。





 

溶接が満遍なく溶け込むように開先を大きくカットします。







 

溶接棒も何種類もありますがクッラク修理の場合、溶接はなるべく低温で、ゆっくり溶かし込み粘りの有る溶接棒を使います。

何でもかんでもただくっつければよいものではありません。





 

溶接自体は難しい事ではありません。

表裏の溶接痕をフラットに平滑にハンド研磨形成するのに時間がかかります。

塗装まですればほぼ完璧な修理です。





         ●溶接団子残し修理●

       ↓

 

頻繁にこんな不細工な溶接痕を残したままのクッラク修理をみかけますが、これは単に手抜き修理です。これなら10分もかからない修理です。





溶接団子残し修理の理由として「強度確保のため」「普段見えない箇所」との理由らしいですが、それは強度確保維持に何ら関係するものではありません。これは断言できます。現に溶接団子部を残しても同じところにまた再クラックが入ります。

手付かずの割れたモノは簡単に直せますが、修復暦の有るモノは「溶接団子を残してあったり」、「凸凹状態に研磨されたモノ」や悪質なモノは「シーリングをベットリ塗ってあるモノ」などが多いためクッラク手直し修理はお断りしています。

溶接団子についてはこちら



使用条件化、使い方でホイールの損傷は大きく影響されます。

■裏リム割れの確認事項注意点について■

1・一回割れた箇所は強度が低下しますので、また同じ箇所や他の箇所が使用中割れてもクレームの対象にはなりません事のでその旨ご理解の上ご判断ください。

2・引っ張りタイヤやシャコタンはイン側が極端に負担がかかりますので余計にインリムクラックが入りやすくなり使用条件化でも再クラックが有無が大きく左右されます。

3・裏面のため塗装並びに光沢仕上げは別途追加料金となります。



その2・インナーリムの曲りと全周削れ修正

 

バーストでもしたのでしょうか?

リムが全周削れて薄くなってしまっています。

削れてしまう襲撃がある訳ですので当然至る所もリムが曲っています。





 

曲りを直して肉盛り溶接で全周肉厚を作ります。

 





 

リム側面のみでなくらR面から天井も包み込むように溶接します。

18インチのホイール1周は結構時間がかかります。





 

研磨形成してリム肉厚復元完成です。

全周肉盛り溶接したからといってオリジナルより強度的に万全な効果の期待は出来ないかも知れませんが元々合金プレス1枚型リムは粘りが有っても硬くはありませんので首の皮1枚残った状態のリムよりは遥かに安全でまたエアー漏れの心配はなくなります。





 

元のオリジナルのリム厚の形状形成となっています。

普段見えない裏リムでもキチント直しています。





単品修理は片道当社負担となります。









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2011.11.08

BBS-RG鍛造ホールのリム曲り修理からハイパー塗装(DSK)

BBS-RG鍛造の1Psホイールはとにかく硬い!

頑丈素材の硬い曲り修理は困難を極めます。

しかも仕上げがハイパー塗装となれば経験と独自のノウハウが生きてきます。

ディスク部は一切手を付けずリムのみの修理からハイパー塗装です。

簡単に短時間に修理できるホイールではありません。









BBS-RG鍛造ホイールの大きな曲り修理からハイパー塗装

 

グニャットと大きくお辞儀をして角の立っ曲りです。

鍛造は硬いため一部亀裂が出ましたがリム修理してハイパー塗装(DSK)まで無事完成しました。





 

硬いため余熱してプレス修理した状態です。

ディスクからの立ち上がり垂直面を上手に出すのがこの修理のポイントです。





 

なでらかに曲ったモノは亀裂は入りませんが、角の立った曲りはプレスすれば確実に亀裂が入ります。

ビールのアルミ缶を手で潰して角の立った箇所は綺麗に戻らないし亀裂が入る現象と同じです。

アルミ缶は柔らかいですが、鍛造は硬いです。









潰れたリムは外周面も完全に出ませんので、どっち道、外周復元の溶接が必須となりますから亀裂も同時に溶接します。

良くあるパテ埋め誤魔化し修理が多い箇所です。









20年前から変わらないグラインダーや超硬バー、ペーパー、ヤスリを使いハンド研磨で形を造っていきます。

この工程では便利なエアーアクションサンダーなど使いませんし使わせません。

なぜならアクションサンダーはクッション性があるため均等な平滑面は出せません。

平滑面出しは昔ながらの充て木による地道な形成です。

アクションサンダーは平滑面が出た後のペーパー目落としの時に出番です。







曲り箇所の研磨形成が終わればリム全体をなじますためにリム研磨機にて塗装下地用の研磨をします。







ハイパー塗装用の様々な下塗装してアウターリム部へのハイパー塗装の完成です。









今回はディスク部(デザインメッシュ部)は修理には関係しませんでしたので、ディスク部は再塗装していません。 クリアー塗装はもちろんディスクごと丸塗りです。





ハイパー塗装は今回のようにリムだけの部分修理塗装するよりディスクも含めてベロット丸ごと塗った方が簡単なのです。

しかし単品修理の場合、そうすればお手持ちの色と合わなくなります。

そのため単品修理はハイパー塗装でも極力部分修理塗装をしています。

溶剤ウレタンカラーの場合は修理前、事前に調色してから、修理後に色を塗りますが、ハイパー塗装はベースを透かしたレイヤー式のため調色して塗る塗装ではありませんので全部剥いでしまえばハイパー塗装の基準となるベース色やハイパーの濃淡が解らなくなりお手持ちのホイールと色ずれがどうしても出てしまいます。

ハイパー塗装の部分塗装はベースカラーを合わして手付かずの箇所を基準に目視しながら銀膜の濃淡を合わしていく経験と勘を要す面倒な塗装方です。



4本同時のハイパー塗装への塗り替えは4本の濃淡を合わす事が重要となります。



ハイパー塗装の色合い濃淡についてはこちら



ハイパー部分塗装修正についてはこちら



カラー塗装の修理品は色を覆せばとりあえず綺麗になります。「Before&After」だけの写真を見せられてもどんな修理をしたのか判りませんよね・・だから一番大切な中作業工程をユーザーさんに知っていただくために細かく公開していきます。





1本の酷いモノでも完全に直せなければ4本リフレッシュ・リメークなどしても意味がありません。

色塗って、磨くだけならどこでもできます。



基本土台となるホイール修正が出来てこそ4本リフレッシュ・リメークへと繋がります。



単品修理は片道当社負担となります。









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2011.11.05

BBS-LM ハイパー塗装(DBK)+バレル研磨(パウダーコートクリアー)

人気のBBS-LM のリフレッシュ・リメークです。

ディスク部はパウダーコートをベースとしてのハイパー塗装(DBK)!

アウターリムのポリッシュ部はスーパーミラーバレル研磨してからポリッシュ保護のためのパウダーコートクリアーでパウダーの違った利用方の紹介です。

ディスク部のハイパー塗装(DBK)塗り替えは見慣れた光景ですが、ポリッシュ面へのスーパーミラーバレル研磨から肌をがっちりガードするためのパウダーコートクリアーは当店独自のポリッシュガード工法です。





BBS-LM 17インチハイパー塗装+リムパウダーコートクリアー



よくあるガリ傷、曲り修理からのDBK塗り替えですが、シミ腐食の入りやすいポリッシュ部へのパウダーコートクリアーが今回のリフレッシュ・リメークの一番の目的となる作業です。







インナーリムが曲りればホイール全体が横振れを起こしますので振れ歪み修理からまずは始まります。 これが直らないと見た目綺麗にしても意味がなくなります。

振れ歪みは使用に影響しますのでアウターリムのガリ傷修理などより大切な修理です。



インナーリム曲りについてはこちら







使用には影響しませんが、見た目外観性重視も需要ですのでガリ傷肉盛り修理です。

くどいようですが、「削り込み研磨やパテ埋め修理」は行っていません。







●ディスク部のハイパー塗装(DBK)●



パウダーコートがベースとなりますので塗装剥離は必須です。







ブラスト研磨からさらに当店独自のバレル荒研磨です。







 

ハイパー塗装へのベースとなるパウダーブッラクを表、裏包み込むように静電蒸着します。









パウダーブッラク焼付け完了!

パウダー肌をさらにサイディングしてアンダーコートを塗装してハイパー(銀膜)を透かしながら染めていきます。最後に硬質クリアーを塗ってディスク部は完成です。







●リムのバレル研磨からパウダークリアー●



リム研磨機にてハンド研磨BBFバフまで完成させそれからバレル研磨機にてミラーポリッシュ仕上げをします。

いきなりバレル研磨機で綺麗になる訳ではありません。地味なハンド研磨から長い下処理研磨があって最終磨きがバレル研磨となります。







耐久性の高い頑丈で硬いクリアーが今回の一番の目的ですのでパウダーコートクリアーでポリッシュ面をしっかりガードします。

耐久性やハダの硬さは新品の1液型溶剤クリアーの比ではありません。

1液型溶剤クリアーと比べてレベリングハダ艶の見た目はややパウダーコートクリアーの方が劣るかも知れませんが、耐久性重視見た目重視かはお客様の選択です。

作業する方としては溶剤クリアーの方が材料代が安くまた失敗した時などのやり直しなど作業リスクも低いため溶剤系クリアーの方がやり易いのです。









組み付け完成!





インナーリムはオリジナルカラーのシルバー仕上げです。





●ポリッシュオンクリアーの長所・欠点について●



1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品ホイール量産型

2・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型

3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗膜ではなく樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)



溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」は透明度が高く、硬化剤がないため量産向となり新品ホイールはこの「1液型のクリアーコート」が主流です。

弱点は肌が弱いため飛び石傷や干渉傷が入りやすくクリアー劣化も早いのが難点です。 ハダが綺麗で見た目は良いがハダが軟弱です。 

 

溶剤系(液体)「2液型の硬質クリアーコート」はワンオフでの塗装に向いておりで硬化剤の比率が高いほど塗料代も高くなりますが、塗装肌の硬さも期待できます。難点としてツル肌仕上げのポリッシュへの塗装は光沢仕上げのため「足付けの荒研磨」が出来ませんのでどうしても密着性が課題となります。



そこで期待できるクリアーとして第3のクリアーが、静電式(固体)「パウダーコートクリアー」です。

「密着性が高く肌が頑丈で艶引き感、透明度も2液の溶剤系と変わらない」となれば 第3のクリアーと呼べる「パウダーコートクリアー」が、今あるクリアーの中でポリッシュホイールへのオンクリアーでは最硬と言えるでしょう・・・・・・しかし弱点もあります。

第一にコストが掛かる事です。また虫食いや巣穴の出たポリッシュは沸きブツが出るためパウダー仕上げではレベリングが落ちるなど素材の良し悪しを選びます。

※カラーパウダーならパウダーパテでどうにか対応できます。

※ダイヤモンドカットへのパウダーコートクリアーは対応できません。



違ったパーツを合体した2Psハメ殺しのような分解できないホイールはパウダー不可となるモノが多くデザイン、構造を選びます。

※LMのような2・3Psの分解可能はホイールは分解してパーツごとにパウダーできますのでもちろんパウダーコートクリアーはOKです。



4本ワンセットリフレッシュ・リメークは送料往復無料キャンペーン中です。

この機会に是非ご相談ください。



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2011.11.03

BBS-旧RGスーパーミラーバレル研磨からパウダーコートクリアー

旧RG16インチ1Psスーパーミラーバレル研磨(2次元)ポリッシュ後、6画キャップも全てパウダーコートによるオンクリアー仕上げです。

今回はキャップ加工への拘りとして塗装でしか対応できないプラ樹脂製の6画キャップとアルミ製キャップと交換して磨きこんだホイールとのバランスを考慮したバレル研磨によるリフレッシュ・リメークです。



BBS-RG16インチスーパーミラーバレル研磨+パウダークリアー+アルミキャップと交換




バレル研磨2次元ミラーポリッシュからパウダーコートクリアー仕上げです。

ピンクのBBSロゴもワンポイントちょっと手を加えてあります。





 

写真を撮り忘れてしまいいきなりバレル荒ですが、ガリ傷修理から始まり塗装剥離~ブラスト研磨~ハンド研磨~バレル荒研磨のいつもの手順です。







 

旧RGの6角キャップはプラ製品でシルバー塗装してあり、オーナメントの分解合体にも手間がかかる複雑で面倒な構造をしています。







 

6角キャップを塗装してしまえば安っぽく見えますので、こちらで同品のアルミキャップを準備してこれを磨いて装着します。







 

バレル研磨にて磨きこんだパーツもパウダーコートクリアーします。

※注重要 研磨、磨き自体はアルミ製キャップならほぼ全て対応できますが、プラ樹脂が一部でも付いるモノへはパウダークリアーはできません。パウダーは焼付け温度が180℃以上となりますのでプラ樹脂は溶けてしまいます。一部でもプラ樹脂をつけてあるパーツは低温焼付け(60℃前後)の溶剤系クリアーとなります。







 

ホイール本体のパウダーコートクリアー噴射時です。

パウダークリアーは小麦粉のように真っ白けの状態です。





 

パーツへのパウダーコートクリアー焼付け完了!







スーパーミラーバレル研磨フィニッシュ時よりパウダークリアーした事でやや艶引き感を差し引いても今回はクリアーの耐久性重視です。





 

6角キャップを塗装すると見た目が安っぽくなります。

アルミキャップも磨き込みなら磨き込みホイールと一体化して高級感がより引き立ちます。





●ポリッシュオンクリアーには大きく分けて3種類が上げられます。●



1・溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」新品ホイール量産型

2・溶剤系(液体)「2液型の硬質のクリアーコート」硬化剤混合硬質型

3・静電式(固体)「パウダーコートクリアー」塗膜ではなく樹脂膜の頑丈型(第3のクリアー)



溶剤系(液体)「1液型のクリアーコート」は透明度が高く、硬化剤がないため量産向となり新品ホイールはこの「1液型のクリアーコート」が主流です。

弱点は肌が弱いため飛び石傷や干渉傷が入りやすくクリアー劣化も早いのが難点です。 見た目は良いが軟弱です。

 

溶剤系(液体)「2液型の硬質クリアーコート」はワンオフでの塗装に向いておりで硬化剤の比率が高いほど塗料代も高いですが、塗装肌の硬さも高いです。

難点としてツル肌仕上げのポリッシュへの塗装は光沢仕上げのため「足付けの荒研磨」が出来ません。そのためどうしても密着性に難があります。



そこで期待できるクリアーとして第3のクリアーが、静電式(固体)「パウダーコートクリアー」です。

「密着性が高く肌が頑丈で艶引き感、透明度も2液の溶剤系と変わらない」となれば 第3のクリアーと呼べる「パウダーコートクリアー」が、今あるクリアーの中でポリッシュホイールへのオンクリアーでは最硬と言えるでしょう・・・・・・しかし弱点もあります。

第一にコストが掛かる事です。また虫食いや巣穴の出たポリッシュは沸きブツが出るためパウダー仕上げではレベリングが落ちるなど素材の良し悪しを選びます。

※カラーパウダーならパウダーパテでどうにか対応できます。



また違ったパーツを合体した2Psハメ殺しのような分解できないホイールはパウダー不可となるモノが多くデザイン、構造を選びます。

※2・3Psの分解可能はホイールは分解してパーツごとにパウダーできますのでもちろんパウダーコートクリアーはOKです。



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