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仕上げ実績・ブログ

2011.11.08

BBS-RG鍛造ホールのリム曲り修理からハイパー塗装(DSK)

BBS-RG鍛造の1Psホイールはとにかく硬い!

頑丈素材の硬い曲り修理は困難を極めます。

しかも仕上げがハイパー塗装となれば経験と独自のノウハウが生きてきます。

ディスク部は一切手を付けずリムのみの修理からハイパー塗装です。

簡単に短時間に修理できるホイールではありません。









BBS-RG鍛造ホイールの大きな曲り修理からハイパー塗装

 

グニャットと大きくお辞儀をして角の立っ曲りです。

鍛造は硬いため一部亀裂が出ましたがリム修理してハイパー塗装(DSK)まで無事完成しました。





 

硬いため余熱してプレス修理した状態です。

ディスクからの立ち上がり垂直面を上手に出すのがこの修理のポイントです。





 

なでらかに曲ったモノは亀裂は入りませんが、角の立った曲りはプレスすれば確実に亀裂が入ります。

ビールのアルミ缶を手で潰して角の立った箇所は綺麗に戻らないし亀裂が入る現象と同じです。

アルミ缶は柔らかいですが、鍛造は硬いです。









潰れたリムは外周面も完全に出ませんので、どっち道、外周復元の溶接が必須となりますから亀裂も同時に溶接します。

良くあるパテ埋め誤魔化し修理が多い箇所です。









20年前から変わらないグラインダーや超硬バー、ペーパー、ヤスリを使いハンド研磨で形を造っていきます。

この工程では便利なエアーアクションサンダーなど使いませんし使わせません。

なぜならアクションサンダーはクッション性があるため均等な平滑面は出せません。

平滑面出しは昔ながらの充て木による地道な形成です。

アクションサンダーは平滑面が出た後のペーパー目落としの時に出番です。







曲り箇所の研磨形成が終わればリム全体をなじますためにリム研磨機にて塗装下地用の研磨をします。







ハイパー塗装用の様々な下塗装してアウターリム部へのハイパー塗装の完成です。









今回はディスク部(デザインメッシュ部)は修理には関係しませんでしたので、ディスク部は再塗装していません。 クリアー塗装はもちろんディスクごと丸塗りです。





ハイパー塗装は今回のようにリムだけの部分修理塗装するよりディスクも含めてベロット丸ごと塗った方が簡単なのです。

しかし単品修理の場合、そうすればお手持ちの色と合わなくなります。

そのため単品修理はハイパー塗装でも極力部分修理塗装をしています。

溶剤ウレタンカラーの場合は修理前、事前に調色してから、修理後に色を塗りますが、ハイパー塗装はベースを透かしたレイヤー式のため調色して塗る塗装ではありませんので全部剥いでしまえばハイパー塗装の基準となるベース色やハイパーの濃淡が解らなくなりお手持ちのホイールと色ずれがどうしても出てしまいます。

ハイパー塗装の部分塗装はベースカラーを合わして手付かずの箇所を基準に目視しながら銀膜の濃淡を合わしていく経験と勘を要す面倒な塗装方です。



4本同時のハイパー塗装への塗り替えは4本の濃淡を合わす事が重要となります。



ハイパー塗装の色合い濃淡についてはこちら



ハイパー部分塗装修正についてはこちら



カラー塗装の修理品は色を覆せばとりあえず綺麗になります。「Before&After」だけの写真を見せられてもどんな修理をしたのか判りませんよね・・だから一番大切な中作業工程をユーザーさんに知っていただくために細かく公開していきます。





1本の酷いモノでも完全に直せなければ4本リフレッシュ・リメークなどしても意味がありません。

色塗って、磨くだけならどこでもできます。



基本土台となるホイール修正が出来てこそ4本リフレッシュ・リメークへと繋がります。



単品修理は片道当社負担となります。









(有)オートサービス西HPはこちら

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