二輪&四輪ワイヤーホイールの曲り割れ修理からフルパウダーコートです。
二輪・四輪ワイヤーホイールのワイヤー部は全て鉄のメッキですがリム本体は「アルミ(ポリッシュ・アルマイト・クロームメッキ)と鉄クロームメッキ」の4種類が有ります。
二輪ワイヤーホイールはアルミアルマイトリムですので曲り割れ修理などほぼ問題有りません。
四輪ワイヤーホイールは鉄クロームメッキですので非常に難しい修理ですが何とか修理出来てパウダーグロスブラック再塗装も無事上手く行きました。
二輪・四輪ワイヤーホイールの曲り割れ修理からのフルパウダーコート
その1・・・四輪ワイヤーホイール鉄クロームメッキの曲り修理からパウダーグロスブラック
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愛知県のお客様・・・鉄メッキワイヤーホイールの大きな曲り修理です。
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メッキの上にガン吹き溶剤ブラックを塗って有りましたので修理の時にボロボロ剥げますし修理の邪魔になりますので溶剤黒を剥いでから曲り修理に入ります。
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鉄メッキの大きなリム曲り修理完成!。溶剤の黒塗装を鉄の金メッキの錆びたまま直塗り塗装です。
※メッキリムは肉盛り形成が出来ませんのでプレス修理のみでの修理は難しいですが、時間を掛けて治した熟練の技です。
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ブラスト研磨から鉄メッキリムは足付けサイディングしてパウダーコートの下処理仕込みをします。
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メッキ肌専用のプライマーを塗ってパウダーグロスブラックの静電噴射!
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大きな曲り修理から本体丸塗りのパウダーグロスブラック完成!
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裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので
「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・」などの利点と錆び易ワイヤー部もパウダーコートでコーティングの役目を果たしますので一石二鳥です。さらにパウダーコートはガラスコーティングなど不要です。
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大きく曲がっていたリム周辺です。
※溶剤のグロスブラックと違いパウダーグロスブラックは塗膜の厚い奥深い黒光りで「密着性・褪色性・耐UV性、耐熱性・頑丈肌」など総合的な耐久性は溶剤の比では有りません。
その2・・・二輪ワイヤーホイールアルミリムの曲り割れ修理からパウダーコートDBK風
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愛媛県のお客様・・・曲り、割れ、錆び有りの二輪ワイヤーホイールと付属パーツです。
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リムの曲りによる割れ有りです。
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曲がったまま曲り修理すれば割れ口が広がりますので仮止めして曲りを治してから仮止め削除して開先を取り本格的な割れ溶接修理に入ります。
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溶接ムラが無いように適材、適電圧で万遍無く包み込む様に溶接します。
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溶接のハンド研磨形成!巣穴は皆無
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その他ガリ傷や凹みの肉盛り溶接修理は曲り割れ修理に比べれば次いで作業で屁みたいな簡単な修理です。
※簡単ガリ傷修理さえ出来ないのか?やらないのか?解りませんが「削り込みやパテ埋め修理」するのが理解出来ません。・・・
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錆び落しとアルマイト剥離のブラスト研磨!
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二輪ホイールは塗装が被ってまずい箇所が有るため四輪ホイールには無いマスキング作業が伴いますので手間と時間が掛かり面倒です。
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1コート目のパウダーミラークロームの静電噴射!
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パウダーミラークロームは塗料メーカー名称ですが、ミラークロームと言うより高輝度シルバーです。
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2コート目のパウダースモークブラックの静電噴射!
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フロント側・・パウダーコートDBK風
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リアー側・・パウダーコートDBK風
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付属パーツ・・パウダーコートDBK風
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パウダーコートは静電噴射式のためワイヤー付け根から奥ばった隅々まで万遍無く塗装が付きますので複雑な構造には特にパウダーコートがベストです。
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ガン吹き液体溶剤カラー塗装では中央部の辺りは塗装が上手く載らないため塗装ムラやザラツキが出ますがパウダーコートはそれらは皆無です。
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溶剤のハイパーブラック(DBK)に比べて色合いはやや異なりますが、ワイヤーホイールでしかも鉄メッキですので溶剤のDBKは不向きです。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
※パウダーコートは「材料、機器、設備」さえ揃えれば何処でも出来ます。パウダーコート出来栄えの評価よりも塗ってしまえば見えない工程の曲り、ガリ傷、割れ修理の方が修理屋として一番大切な仕事です。
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