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仕上げ実績・ブログ - 2012年02月

2012.02.20

ロクサーニ20インチスーパーミラーバレル研磨(2次元)

ロクサーニ20インチは元々ダイヤモンドカット(オンクリアー)ですがスーパーミラーバレル研磨へ模様替えリフレッシュ・リメークです。







ロクサーニ20インチスーパーミラーバレル研磨(2次元)

 

兵庫県のお客様・・ダイヤモンドカット特有の白シミ、塗装剥げが出初めて来ています。同じダイヤモンドカット再生ではまた同じ現象が起きますので今回は磨きポリッシュのバレル研磨(2次元)ノークリアー仕上げとしました。

もちろん同じダイヤモンドカット再加工もいたします。

ポリッシュ表面処理はお客様のご希望に応じて対応しています。





 

ダイヤモンドカットは上面をカットする切削方のため塗装剥離を要しませんがバレル全面磨きは塗装剥離から始まりますのでガンメタ塗装部も全てアルミの無垢の状態になります。







 

ハンド荒研磨から本体丸ごと1時間ほどバレル荒研磨します。







 

途中経過のご報告を兼ねまして・・みん友のLMミラーポリッシュ加工3台分のバレル荒研磨です。既に一部仕上げ研磨も完成ましていますがピアスボルトのメッキ加工と新品ボルト待ちのため今しばらくお待ちください。







 

バレル仕上げ研磨の完成。

2次元研磨は表面は均等なツル肌光沢となりスポークサイド面はユズ肌の鈍い銀の光沢となります。







1Psは本体丸ごとバレル研磨しますのでホイールサイド面や裏面もついでに綺麗になります。





 

アルミ独特の光沢風合い柔らかい輝きとなります。





バレル研磨はセラミックの摩擦で押し込みながらの研磨する工法のため「表面硬化現象」を起こします。ノークリアーでも従来のBBFバフ研磨(コンパウンド研磨)とは違いますので酸化白ボケが起き難い特性があります。



ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる利点があります。 そのためスーパーミラーバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、カワイイホイールを定期的に磨く必要があります。



白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。

ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーパウダーコートクリアーとあります。

それらは長所、短所もありますので特性をよくご理解の上、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーいたします。

オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら



ノークリアーのメンテナンスについてはこちら



ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら



一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。

※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。





以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。



4本セットリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーンを継続中です。



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2012.02.19

BBS-RS16インチx6J 軽用100-4H加工に伴うオフセット講座

前回RS軽用について詳しく紹介しましたが軽用に使用するためのRSに関するお問い合わせが頻繁に有ありますのでカテゴリーを新に設けて再度紹介します。良く読んで理解してください。

1月21日紹介した旧BBS-RS16インチ軽車用「16インチx6JOFF+40ピッチ100-4H」のカスタム加工に伴うサイズ変更のオフセット講座です。

16インチ以上のRSは7Jからの設定のため軽用にするにはまずインナーを変えて6J以下のサイズにする必要があります。 これは様々なリムが購入できるRSしか出来ない「技・特技」でも有ります。



普通車用RS7Jx16/114.3-5Hを素材として6Jx16/100-4Hへピッチ加工して軽サイズに縮小しても現行の軽車にはオフセット的にすんなり収まる訳が有りません。車体からホイールが全てはみ出ます。

それは15インチRS「6Jx15/100-4HOFF+38」も元は普通車用ですから現行の軽車にすんなり収まらずフェンダーからはみ出ます。それが16インチとなればさらにはみ出ますので足回りの改造もそれなりに必要となってきます。

修理して塗装、磨きのリフレッシュからリム交換など受注、問い合わせが非常に多くユーザーさんも今一理解されてない方が多い様ですので、今回のブログはサイズ変更に伴うオフセットについて詳しくご説明します。最後まで目を通してください。





RS16インチのサイズ変更、オフセット変更、ピッチ変更のカスタマイズ 

 

広島県のお客様・・「7Jx16/114.3-5H/OFF+45」を素材ベースとして提供して頂き「6Jx16/100-4H/OFF+40」へカスタムサイズしたこの世に存在しないサイズのRSです。これでも現行の軽車用には足回りの改造が必須なサイズです。





 

素材となるRS7Jx16インチです。良くも無い悪くも無い年相応の商品です。

修復暦が無い事が幸いでした。





 

素材のディスクは114-5Hの逃げのあるディスクとなっています。





 

当方で塗装剥いからピッチ加工への外注依頼して100-4Hに穴開けされて帰ってきた状態です。ここからは普段通りの塗装への下準備に入ります。

※元穴と交差したところは強度確保のため溶接で埋めて有ります。





 

溶剤ウレタンシルバーメタ用にプライマーからサフ下処理です。





こちらは他社様のピッチ加工方テーバーブッシュ式(座金はめ込み)です。

              ↓

 

これは当社のピッチ加工のモノではありませんが、座金を入れたテーパーブッシュ式による良く見かける100-4H加工のモノです。

フラット面ならテーパーブッシュ式でも問題ないですが、凹凸のあるディスクに新たな100を切れば凹の部分へ穴が開きます。そうなれば凸の高さ(8ミリ)分隙間が開きますので凹との間の隙間にナットが浮いた状態のままとなり底に接しませんので完全に締める事が出来なくなり無理やりナットを強く締めるとディスクが割れてしまいます。 本来ホイールディスク面と車側のハブ取りつけ面は「ピタッと」付いていなければ指定トルクで締める事が出来ませんのでこの方法ではまずいためこの方法はお勧めしません。





 

こちらのような凸凹の逃げのあるモノは溶接で埋めるか、切ってフラット面にするかいずれかの方法をとります。今回は軽車のためオフセット数値を稼ぐ事も兼ねてカットしてフラット面にしてあります。これならナットも奥まで締め付け出来てオーナメント柱も切らずオフセットも8ミリ稼げますので一石三鳥です。



丸型6角中締め(弾丸ナット)式か外締め7角16ミリ(極限ナット)を採用していますので真ん中のオーナメントに干渉せず取りつけ出来ます。





 

5Jのインナーリムは新品無垢の状態でしたので汚れ防止とメンテのやり易さを考慮して 樹脂皮膜となるパウダーコートブッラクを塗ってあります。





 

写真上は研磨前です。キャップをシルバーで塗装してしまえば安っぽくなり不細工ですので、キャップはハンド研磨からバレル研磨してポリッシュ仕上げします。アルミ製のキャップは磨けば光ります。

※キャップやその他パーツへはオリジナルの様な切削カットは不可能です。







 

アウターリムも個別に磨いてRS全20パーツが完成となります。

これにまだピアスボルトの研磨も有ります。







 

ピアスボルトも磨いてから組み付けしてすべて完了です。





 

ナットの錆がやや気になりますが車に取り付ければ見えない箇所ですので今回は無しと言う事です。

ご要望があればナットも塗装なりメッキなり交換なりいたします。





 

「6Jx16ET+40」幅のカワイイサイズの軽用のRSです。





 

外締め7角16ミリ(極限ナット)





丸型6角中締め(弾丸ナット)



BBSーRS16x6J/100-4Hリフレッシュの詳細■

1・アウターリム・・・・・・・・・・ガリ傷修理・BBFバフ鏡面研磨(ノークリアー)

2・インナーリム・・・・・・・・・・5J交換・パウダーコートグロスブラック

3・ディスク&プレート・・・・・・ピッチ加工・シルバーメタ(オンクリアー)

4・6画キャップ・・・・・・・・・・3次元ミラー研磨(オンクリアー)

5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研磨クリアーコート

6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研磨

7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し

8・エンブレム・・・・・・・・・・・・新品交換

※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。



アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種類の研摩加工に対応しています。

※RSの薄型リムはダイヤモンドカットは不可となります。

3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら 

ダイヤモンドカットについてはこちら

ディスク部
へのカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。

※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。

粉体(パウダー)塗装についてはこちら







  ここからが本日の本題です。


    ↓



★・・リップサイズ変更によるオフセット講座・・★

今回素材となる元のRSは「7Jx16OFF+45」から軽サイズ「6Jx16」となっています。

軽用として利用する第一条件としてローディスクを選ぶ事とハブ径が大きめなモノを素材として利用する事がまず最低条件です。

そこでお客様へ提案した元のRSは「7Jx16OFF+45」を選んでいただきました。

その理由としてより一番浅いアウターリムと一番浅いローディスクが必要だからです。インナーのサイズはどうでもいいです。

16・17インチではこの手のサイズのディスクの下駄が一番浅いタイプです。これ以下の浅いローディスクは有りません。



しかしいくら浅いローディスクとは言え元が7J設定からの普通乗用車用のRSですので6Jにしたからと言って「ド、ノーマル」の現行軽車にそのまま使える訳がありません。



今回の16インチリップ交換によるオフセットの数値の説明です。

元が+45なので6Jにして5Jにしても+45になるかのように勘違いしてるユーザーが多いため今回「アウターとディスク」はそのままでインナーを変えた縮小サイズが6Jx16とした場合のオフセット計算式を説明します。

まずは元となるRSの「7Jx16OFF+45」の交換したいリップのJサイズを測る事から始まります。

今回の素材となる「7Jx16OFF+45」の各パーツのサイズは

「アウター0.5J」+「ディスク挟み厚0.5J」+「インナー6J」合計サイズが7Jとなります。

「インナー5J」に変えれば1J減ってホイール合計サイズが6Jとなる事は単純な計算です。

インナーを細幅に1J(25.4ミリ)小さくしますのでその分本体の中心値もずれますから1Jの半分約13ミリオフセット数値が小さくなり 答えは「6Jx16/OFF+32」となります。 これで「6J/OFF+45」にはならないのがお解りできましたか?・・・



さらに今回はディスク裏の逃げをフラットにするために8ミリカットしてありますので 32ミリに8ミリ加算して+40となり

今回のカクタム軽用スペックは「6Jx16ET+40/100-4H」となります。



「7Jx16/OFF+45」のディスクとアウトは換えずインだけ変えた場合のフェンダーへの出域は同じ条件のホイル本体サイズのOFFは下記のようになります。

「5Jx16/OFF+20」 「5.5Jx16/OFF+26」 「6Jx16/OFF+32」 「6.5Jx16/OFF+38」 「7Jx16/OFF+45」 「8Jx16/OFF+58」

これらみなアウト側は同じです。

要はインが短くなればOFFの数値が小さくなりインが大きくなればOFFの数値が大きく なりますので単に数字が変わっただけで車体フェンダー側への出域はみな同じ事になります。

インを変えずアウトリム交換は当然、外側へ出てきますので同じ計算式でオフィセット数値が計れます。

※インとアウトも換える場合はややこしくなりますが、同じ公式ですので元サイズを測り両方を加減すれば数値が出てきます。



現行の軽車の16インチのベストサイズを「5.5Jx16/OFF+50前後」とすれば 「5.5Jx16/OFF+26」では50-26で約24ミリ前後オーバーします。

またRS15インチでは「6Jx15/OFF+38」がありますがこれを5.5Jに換算すればOFF+32となりますから50-32で計算上18ミリ前後オーバーします。

同じ5.5Jで16インチが24ミリオーバーで15インチが18ミリオーバーする理由の差が15インチと16インチの元のディスク下駄厚みの差が8ミリあるからです。

それは15インチの6Jスタートに対して16インチは7Jスタートのためローディスクでも16インチのディスクは15インチより8ミリ位厚く造ってあります。

そこで今回は8ミリ切ったことで15インチと同じ条件となり「6Jx16/OFF+40」となる訳です。







ヤフオフ等で「6Jx15/off+38/100-4H」」普通車用(当時のシビック、カローラ、スターレット、その他FFF車)を軽車にどうぞと書いて有りますが常識的に考えてそれらが現行軽車のノーマルな足回りには収まる訳が無い事がお解りいただけましたでしょうか?

ユーザー側もサイズ、オフセットの意味や計算式を理解する事が必要ですよ。





PCD変更加工についてはこちら



BBS-RSリム交換についてはこちら





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2012.02.17

クロイッツアー・BBS-RX・クラウン純正・RHスポークシルバーメタ修理

社外ブランドホイールや純正ホイールで一番多いタイプのシルバーメタのガリ傷修理の紹介です。

シルバーメタと言ってもボディーカラー同様に各モデル微妙に色がそれぞれ違います。

それらは既存の色を見本に先に調色して色を作ってから修理に入ります。

修理屋の基本となるガリ傷は肉盛り研磨形成修理した後、下処理塗装をして調色して作った色を塗ればほぼ完全な修理が出来上がります。

リム端しへパテ埋めすればタイヤ脱着時どうるか想像付くかと思います。



カラー塗装修理はパテ埋め修理などで誤魔化しがどうにでもなります。そのためにユーザー様に安心して頂けるように、修理作業の透明化を企り「証」として全て写真を撮って提出しています。





その1・クロイッツアーガリ傷、インナーリム割れ修理



表面塗装剥げ、ガリ傷とインナーリム割れ修理です。

クロイッツアーは塗装膜が厚いため塗装割れを起こしてしまいます。





 

塗装膜が厚いと面出しがやりにくいため潔く全面塗装剥離してガリ傷修理に入ります。





 

スポーク奥がポリッシュカットしてありますのでマスキングしてリム研磨形成です。

ご覧のようにリム端しへパテなど一切使用していません。





 

クッラクは開先を大きく切って溶接が万遍無く溶け込むように準備します。







 

インナー割れ溶接箇所をハンド研磨して完成です。不細工な溶接団子など残しません。 溶接団子残しは「強度確保」などの理由ですが、それは何の根拠も無いただの手抜き作業です。

溶接団子についてはこちら







 

事前に調色したシルバーメタを塗って完成です。









その2・BBS-RXガリ傷全周修理

 

リム全周にガリ傷が有ります。

こうゆう全周ガリ傷修理に良く有るのが「ひたすら全面傷が消えてなくなるまで削っちゃえ!みたいな・・」削り込み研磨修理が多いパターンの傷修理です。

削り込み修理とはこちら





 

溶接は何て事の無い簡単な修理ですが、研磨形成が難しく面倒なだけです。

手間を惜しんでいい修理は出来ません。







 

リム原型修復完成後、下処理から調色した色を塗って完成です。







その3・クラウン純正ガリ傷修理

 

このレベルの傷ならパテ埋めでもよさそうですが、頑固にパテは使いません。







 

溶接から研磨形成です。







 

クラウン修正カラーに合わしたシルバーを塗って完成です。







その4・RHガリ傷修理

 

リムに段と筋が有るタイプのためそれを復元するのが面倒なリムです。







 

溶接は簡単ですがリム形状に沿っての復元にやや時間のかかる作業です。 

 





 

リム復元修理も無事終わり調色したシルバーを塗って完成です。



シルバーやゴールド、ガンメタなどメタリック系は部分修理から部分塗装したあとはクリアーコートの部分塗装ではなくホイール丸塗りクリアー塗装が必須です。



ホイールは車のようにボディーカラーNOが有りません。と言うより公表されていません。そのためホイールカラーの調色は修理前に塗装メーカーへホイールを提出して現品に合わして調色してもらいます。

調色は数十種類の色を数パーセント刻みで配合して造りますので私らホイール修理屋で出来る調色作業では有りません。そのため溶剤ウレタンカラーの調色は1本でも4本でも指定カラーが有れば塗料メーカーへ全て依頼しています。

餅は餅屋です。



最終仕上げとなる見た目の塗装や磨きの仕上がりも大切ですが、基本となる見えない修理がキチント出来きてこそ本来の修理塗装です。削り込んでパテ埋めての塗装や磨きは修理屋の仕事では有りません。

それは「ユーザーDIY修理のレベル」です。





単品修理は片道当社負担、4本リフレッシュ・リメークは往復送料無料キャンペーン中です。



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2012.02.14

クロイツァーX17インチのガリ傷修理、再塗装リフレッシュ

人気のヨコハマクロイツァーX17インチのガリ傷修理からパールホワイト再塗装のリフレッシュです。

ガリ傷修理やパールホワイト塗装は何て事の無い作業ですがこのモデルはディスク下奥へポリッシュが切ってあり、難しい箇所のポリッシュ研磨とマスキングが面倒で困難なホイールです。





ヨコハマクロイツァーX17インチのガリ傷修理からパールホワイト再塗装リフレッシュ

 

茨城県のお客様・・4本ガリ傷有りで退色劣化していましたが、綺麗に蘇りました。





 

塗装劣化が酷いため塗装剥離からスタートします。





 

ガリ傷修理は普段通り肉盛り溶接が必要です。

くどいようですがリム端しへのパテ埋め修理はしていません。





 

リム原型修復研磨、ディスク研磨。





 

ディスク下奥の帯状のポリッシュ研磨を先に完成させます。

場所的に研磨がやりにくいのが判るかと思います。





 

完成したポリッシュ部をマスキングしてパールホワイト用の下処理塗装へ入ります。





 

メインのパールホワイトを塗って完成!





 

裏面、側面はパールホワイトのベースとなるホワイト仕上げとなります。





 

曲り修理や肉盛り研磨形成をキチントした後、それから色塗ってお化粧してこそ本来の修理リフレッシュです。





●1Psホイールの場合でのリフレッシュ価格の比較●

同サイズモデルを対象とした場合での目安となる値段の安いほうからのざっくり順位です。

溶剤ウレタンカラー塗装スーパーミラーバレル研磨(2次元)パウダーコートハイパー塗装スーパーミラーバレル研磨(3次元)ダイヤモンドカットスパッタリングメッキアルマイトメッキクロームメッキと言ったざっくり順位です。お値段に比例して納期もかかります。

溶剤ウレタンカラー塗装は「安い・早い」でメッキ加工は「高い・遅い」となります。



4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。

この機会に是非ご相談ください。



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2012.02.11

BBS-RG1PS系の丸塗り仕上げとリムポリッシュ仕上げ

BBS-RG系1Ps鍛造ホイールのリムディスク丸塗り仕上げとディスク塗装からリムポリッシュ加工個別仕上げの紹介です。

1Psホイールは丸塗りカラーとリムやスポークへポリッシュ加工してあるホイールが有ります。

BBSなどで「DBK-P」と有りますが「DBK」が塗装部(ハイパー塗装)で「P」がポリッシュの意味となります。

修理から下処理して塗装までの工程は両者同じで丸塗りは塗装して完成となり、リムポリッシュ加工は塗装完成後さらにリムポリッシュ加工が加わります。

Pに充るリムポリッシュ個別仕上げは「BBFバフポリッシュもダイヤモンドカット」もお値段と表現が違うだけで作業の手順はみな同じです。





BBS-RG1Psホイール丸塗り仕上げとリムポリッシュ個別仕上げ

 

三重県のお客様・・BBS-RG260 ガリ傷修理からシルバーメタ丸塗り塗装





 

愛知県のお客様・・BBS-RG239 ガリ傷修理から丸塗りしてリムポリッシュ加工さらに付属パーツ加工のキャッププレート塗装と6画キャップの研磨も追加となります。





 

まずは両者共通のガリ傷肉盛り溶接から始まります。





 

リム修理研磨完成!塗装表現でもポリッシュ表現でもパテ埋めや削り込み研磨修理はプロの恥ですので極当たり前の修理をしています。





 

仕上げが溶剤シルバーですので、溶剤用のプライマーからサフの下地を他の商品もまとめて60℃で強制乾燥します。 ちなみにパウダーは180℃以上で焼きます。





 

RG260は調色した明るめのシルバーメタを丸塗りしてからトップコートを塗って完成です。







 RG239は丸塗りシルバーメタ完成後もう一工程増えてリムのBBFバフポリッシュオンクリアーして完成です。 





 

BBFバフリムポリッシュはオンクリアーして6画キャップもバレル研磨してオンクリアーして有ります。 今回のリムポリッシュは価格的な配慮でBBFバフ鏡面研磨オンクリアー仕上げです。ご希望あればダイヤモンドカットもお受けします。

※BBFバフ鏡面研磨のポリッシュ仕上げがポリッシュ加工3種の中で安いからと言って品質もお安いのではなく作業コストの差額ですので勘違いの無いようにお願いいたします。







 裏面仕上げは両者共通です。



今回のような同サイズで同じような構造モデルでもRG260のように付属パーツが無くさらに丸塗り完成となるモノとRG239のようにリムポリッシュが追加となりさらにキャッププレートや6角キャップのバレル研磨も加われば納期、工賃も当然違ってきます。



当社のアウターリムへのポリッシュ加工は「BBFバフポリッシュ・スーパーミラーバレル研磨 ・ダイヤモンドカット」の3通りのポリッシュ加工が可能です。

どのポリッシュ方が「良い、悪い」かの品質の差はありませんのでお客様のお好みでリクエストされたモノをお受けします。

3種のポリッシュ料金は作業コスト上の差額のためご予算や拘りがあればお伝えください。ご希望に応じたポリッシュ加工をいたします。

※旧RSなどの薄リムや修復暦有りで共振の出るリムなどはダイヤモンドカットは不可となります。

※BBFバフ鏡面研磨・バレル研磨はノークリアーでも構いませんがダイヤモンドカットはオンクリアーが必須となります。



3通りのアウターリムポリッシュ研磨の特徴お値段はこちら



オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら



ノークリアー納め後のメンテナンスについてはこちら



人の手では不可能な研磨をしてくれるリム研磨機やバレル研磨機またPC旋盤、パウダー設備、塗装ブース設備など完備していますがそれらはみな最終仕上げお化粧のための専用機械と塗装設備です。

キチントとした修理が出来ないとそれらはみな役に立ちません。

色塗って磨いてお化粧だけしても意味がありません。



基本土台となる職人技の手作業による修理が出来てそれから専用機械と塗装設備を使いリフレッシュ・リメークが出来上がります。



4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。

 



修理ついでに色換え、磨きなどお考えの方はこの機会に是非ご相談ください。



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2012.02.08

クロイッツアー・BBS-RX・クラウン純正・RHスポークシルバーメタ修理

社外ブランドホイールや純正ホイールで一番多いタイプのシルバーメタのガリ傷修理の紹介です。

シルバーメタと言ってもボディーカラー同様に各モデル微妙に色がそれぞれ違います。

それらは既存の色を見本に先に調色して色を作ってから修理に入ります。

修理屋の基本となるガリ傷は肉盛り研磨形成修理した後、下処理塗装をして調色して作った色を塗ればほぼ完全な修理が出来上がります。

リム端しへパテ埋めすればタイヤ脱着時どうるか想像付くかと思います。



カラー塗装修理はパテ埋め修理などで誤魔化しがどうにでもなります。そのためにユーザー様に安心して頂けるように、修理作業の透明化を企り「証」として全て写真を撮って提出しています。





その1・クロイッツアーガリ傷、インナーリム割れ修理



表面塗装剥げ、ガリ傷とインナーリム割れ修理です。

クロイッツアーは塗装膜が厚いため塗装割れを起こしてしまいます。





 

塗装膜が厚いと面出しがやりにくいため潔く全面塗装剥離してガリ傷修理に入ります。





 

スポーク奥がポリッシュカットしてありますのでマスキングしてリム研磨形成です。

ご覧のようにリム端しへパテなど一切使用していません。





 

クッラクは開先を大きく切って溶接が万遍無く溶け込むように準備します。







 

インナー割れ溶接箇所をハンド研磨して完成です。不細工な溶接団子など残しません。 溶接団子残しは「強度確保」などの理由ですが、それは何の根拠も無いただの手抜き作業です。

溶接団子についてはこちら







 

事前に調色したシルバーメタを塗って完成です。









その2・BBS-RXガリ傷全周修理

 

リム全周にガリ傷が有ります。

こうゆう全周ガリ傷修理に良く有るのが「ひたすら全面傷が消えてなくなるまで削っちゃえ!みたいな・・」削り込み研磨修理が多いパターンの傷修理です。

削り込み修理とはこちら





 

溶接は何て事の無い簡単な修理ですが、研磨形成が難しく面倒なだけです。

手間を惜しんでいい修理は出来ません。







 

リム原型修復完成後、下処理から調色した色を塗って完成です。







その3・クラウン純正ガリ傷修理

 

このレベルの傷ならパテ埋めでもよさそうですが、頑固にパテは使いません。







 

溶接から研磨形成です。







 

クラウン修正カラーに合わしたシルバーを塗って完成です。







その4・RHガリ傷修理

 

リムに段と筋が有るタイプのためそれを復元するのが面倒なリムです。







 

溶接は簡単ですがリム形状に沿っての復元にやや時間のかかる作業です。 

 





 

リム復元修理も無事終わり調色したシルバーを塗って完成です。



シルバーやゴールド、ガンメタなどメタリック系は部分修理から部分塗装したあとはクリアーコートの部分塗装ではなくホイール丸塗りクリアー塗装が必須です。



ホイールは車のようにボディーカラーNOが有りません。と言うより公表されていません。そのためホイールカラーの調色は修理前に塗装メーカーへホイールを提出して現品に合わして調色してもらいます。

調色は数十種類の色を数パーセント刻みで配合して造りますので私らホイール修理屋で出来る調色作業では有りません。そのため溶剤ウレタンカラーの調色は1本でも4本でも指定カラーが有れば塗料メーカーへ全て依頼しています。

餅は餅屋です。



最終仕上げとなる見た目の塗装や磨きの仕上がりも大切ですが、基本となる見えない修理がキチント出来きてこそ本来の修理塗装です。削り込んでパテ埋めての塗装や磨きは修理屋の仕事では有りません。

それは「ユーザーDIY修理のレベル」です。





単品修理は片道当社負担、4本リフレッシュ・リメークは往復送料無料キャンペーン中です。



お問い合わせやお見積もりは会社メール

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2012.02.06

シュティッヒディッシュ17インチガリ傷修理からリフレッシュ・リメーク

懐かしの「シュテッヒディッシュ」17インチガリ傷修理からリフレッシュ・リメークです。

ディッシュと言えば「ザウバーかシュテッヒか」と呼ばれた人気を二分する当時VIPカー定番ホイールです。

20年数年前のホイールでその間、色んなオーナーを渡り歩いて生き残ったホイールですからそれなりに修復暦や劣化は当然有りますが、これを「修理の技と当時無かった現代の技術「パウダーコートを利用したリメークです。





シュテッヒディッシュガリ傷修理からリフレッシュ・リメーク

 

神奈川県のお客様・・1本削り込み修復暦有りですので肉厚や高さ復元は不可のためそのまま再生となります。

他3本の手付かずの曲りガリ傷修理は問題なく完璧に修理してからのリフレッシュです。





 

天井からリム側面見事に削り込んであります。

この1本がやや低くなっていますのでこのままの修理から磨き再生となります。 これはオーナー様へ報告承諾済みです。





 

インナーリムも至る所が曲っていますので曲り修理は必須です。

曲ったまま塗装・磨きしてもリフレッシュの意味がありません。





 

写真スペースの関係上極一部の肉盛り修理風景です。





 

ディスクの塗装剥離した状態です。ダイヤモンドカットポリッシュが出現しました。

旋盤カットで形成したディスクをいきなり直塗りしてありますので、これでは塗装の密着も悪くなり塗装が永く持たない原因です。

「コスト重視」見え見えですね。・・・





 

パウダーコート足付け下処理のためにハンド研磨して120℃で空炊きします。

これで当時の新品より下処理は遥かに確実です。





 

地金との密着性を上げるためにパウダーコートサフを蒸着させて釜で180℃焼付けしてパウダーを溶かします。





 

白っぽく見えますがこれがパウダーコートサフ樹脂膜の焼き付け完成後の肌です。 これから溶剤シルバーメタでお化粧塗装をします。







 

再塗装したインナーリムとディスク部、ガリ傷修理したアウターリムとゴールド化したピアスボルトなど各パーツの完成です。





 

シーリング打ち直ししてピアスボルトを付け合体完了となります。

リムの元は合金プレスアルマイトリムのためBBFバフポリッシュ仕上げとなります。

合金プレスアルマイトリムは金属肌が軟いためバレル研磨には不向きです。





 

インナー・側面もこんな感じです。

周りが綺麗になれば錆びたナットがやや気にはなりますが、見えない箇所のため今回はこれで良しです。拘りご希望有ればナット交換もいたします。







 

あの削り込み研磨とガリ傷修理などの溶接修理箇所なども解らないほどまでに修理してここまで綺麗になっています。 

 







曲りからガリ傷を直して溶接研磨形成した誤魔化しの出来ない剥き出しのポリッシュ修理こそが ホイール修理屋として問われる本来の技量です。

パテ埋めて色を被して誤魔化しの利くカラー塗装修理とは訳が違います。





最終仕上げとなる見た目の塗装や磨きの評価より基本となる見えない修理の評価の方が修理屋として嬉しく誇りに思います。本業は修理屋です。

削り込んでパテ埋めしてから塗装や磨きなどは修理屋の仕事では有りません。

それはユーザーDIYのレベルです。





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2012.02.02

BBS-RGR 研磨手直しから塗り替えリフレッシュ

修理も何も無いリフレッシュもあれば修理からのリフレッシュも有り、さらに他店手直しからのリフレッシュも有ります。

研磨程度の手直しは問題有りませんが削り込みの修復暦ありは原型の修復が完全に出来ない場合が起きます。

今回のRG-Rは手直しできるレベルの研磨手直しからの塗り替えリフレッシュ・リメークです。

手付かずの曲りやガリ傷など問題ではありませんが、変な曲り修理や削り込み修理手直しは不可となります。





BBS-RGR18インチ色換えリフレッシュ 



元はDBK-Pですがリムの削り込みと研磨がやや雑な仕上がりで再研磨ついでにディスクも色換えです。







削り込み修理でリムは薄く低くなった上ブラシェッドの失敗作みたいな粗目仕上の大雑把なポリッシュの研磨手直しが今回ご依頼の動機です。







塗り換えが前提ですので、潔く塗装剥離します。







塗装剥離すればパウダーマットブッラクもできますが、前回の修理代もカサミ今回はご予算に合わせて溶剤で仕上げます。







一旦マットブッラクを完成させてリム研磨します。

艶ありブッラクなら最後に丸ごとクリアーで抑えますのでディスクへのマスキングを要しませんがマットブッラクの場合、ディスクごとクリアーを丸ごと塗ってしまえばマットに艶が出てしまします。そのため1Ps個別仕上げのマットブッラクはディスク部をマスキングで覆う必要が有ります。







リムは2000番手まで磨き込んで完成です。

ややリムフランジが細くなっていますが、これは前回の削り込み研磨による肉厚不足のためそのまま仕上げてあります。 削り込みの肉厚復元は出来ません。

 

削り込み修正についてはこちら



今回のリムポリッシュ部はノークリアー仕上げとなります。



オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら



アウターリムのポリッシュ仕上げはご希望、ご予算に応じて「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種類の研摩加工に対応しています。 ※手直しリムやRSの薄型リムはダイヤモンドカットは不可となります。

3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら 

ダイヤモンドカットについてはこちら

ディスク部
へのカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。

※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。

粉体(パウダー)塗装についてはこちら 





★同じ商品で塗り替え・磨きリフレッシュメニューが同じでも程度によりお値段が変わります。★

 

同年代の古いRS15インチでもこんなに程度が違います。

「左K様」のアウターリムは虫食い腐食が激しくこれではいくら磨いても綺麗にはなりません。 さらにピアスボルトもサビサビでこれも再生不可となり、リムは当社在庫のモノと交換出来ますが、ピアスボルトは再メッキするか、社外品と交換となります。

「右U様」はポリッシュ特有の白ミミズシミ程度ですので、リムポリッシュ磨きも問題無く出来てピアスボルトも交換無しで洗浄研磨で綺麗に復元出来ますので基本料金内で収まります。

2・3Psで再生できないモノはパーツ交換となりパーツ交換代(リムやピアスボルト)が別途加算されてしまします。

しかし1Psはそれが出来ませんので程度があまりにも酷いモノは修理不能となる場合も有ります。





    完成間近と作業進行中のBBS軍団



オーナー様へご報告を兼ねて今日現在の途中経過のご報告をいたします。

 

RS軍団・・7台の内100-4H15インチ3台は完成してますが、ピアスボルト待ちもありますので今しばらくお待ちください。

後4台は作業中です。また明日もRS入庫予定です。



 

LM軍団・・2台完成です。1台ピアスボルト待ち !



 



 

RG軍団・・右端グロスブッラク1台完成です。 1Psはキャップ、バルブ以外パーツ交換が有りませんのでパーツ入荷待ちもなく、完成次第即日発送いたします。





4本リフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンーン中です。



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