仕上げ実績・ブログ
2012.04.17
スバル純正(CAST)ホイールのスーパーミラーバレル研磨(2次元)
スバル仲間のお友達同士からスバル純正ホイールへのバレル研磨2件同時期のご依頼です。
鍛造品よりは純正鋳造品はやや光沢感が劣りますがアジヤ産の廉価品鋳造品と違い、国産純正ならほとんど問題なくバレル研磨に対応可能です。
※素材の悪い鋳造品は密度が薄くスカスカなため磨き込めば巣穴(ピンホール)が出現してきます。
デザインは違いますが作業内容は全く同じですので1件を詳細に2件まとめてご紹介いたします。
スバル純正(CAST)ホイールのスーパーミラーバレル研磨(2次元)オンクリアー
東京都のお客様・・元はハイパー塗装(DBK)の傷一つ無い程度良好な純正ホイールです。(スバル車種モデルは解りません。)
新潟県のお客様・・缶スプレーで塗ったようなユーザー塗装でガリ傷だらけで程度はよろしくない純正ホイールです。(スバル車種モデルは解りません。)
変な修復暦有りでない限りガリ傷や塗装の良し悪し(新品・中古・ユーザー塗装)などは仕上がりに全く関係しません。
丸ごと塗装剥離からブラスト研磨します。
スポーク表面部は丁寧にハンド研磨します。2次元研磨ですのでスポークサイド面や窓部は鋳造ユズ肌を残します。
1時間以上バレル荒研磨します。ハンド研磨してない鋳造ユズ肌面も長時間のバレル荒研磨によりブツブツ感が潰され薄くなりツル肌では有りませんが、なでらかな肌になります。
とりあえずバレル仕上げ研磨をかけてみてペーパー目残りや肌確認です。
ここから光沢が出るまで時間を掛けて磨き込みます。
かすかに見えるペーパー目を消すまで2000番手までひたすら研磨してコンパウンドバフポリッシュします。このバフ肌が普通のポリッシャーでコンパウンド磨きしたハンドバポリッシュ仕上した状態です。
バフポリッシュ仕上げで完全にペーパー目が消えた事を確認してバレル水槽研磨とコンパウンドバフ研磨を数回繰り返して水槽セラミック研磨によるバフ傷、バフムラの無い渋いアルミ独特のバレル光沢となります。 ※ノークリアーの状態です。
今回は両者溶剤系硬質オンクリアー仕上げです。
オンクリアーによりバレルフィニュッシュ時より若干の光沢、艶引き感は出てくるかと思います。
インナー部も側面も丸ごとクリアーで表面保護してあります。
ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる利点があります。 そのためスーパーミラーバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨く必要があります。
※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。
特性をよくご理解の上、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーいたします。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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