仕上げ実績・ブログ
2012.05.23
BBS-RG/RG-Rへの丸塗りハイパー塗装リフレッシュ
1Ps鍛造ホイールのBBS-RG/RG-Rへの丸塗りハイパー塗装のリフレッシュ・リメークです。
ハイパー塗装は剥離から始まりパウダーコートをベースとしてハイパー塗装となります。今回紹介のRG同様に1Psホイールへの丸塗りは他の商品も全く同じですのでハイパー塗装への色換えをお考えの方も参考にしてください。
ハイパー塗装までは同じ工程ですが、最終の色表現となるハイパーの「銀膜濃淡」の表現は3台それぞれ違います。
ほぼ同時期に入庫しましたので3台まとめてハイパー塗装の作業の流れを紹介します。
BBS-RG/RG-Rへの丸塗りハイパー塗装のリフレッシュ・リメーク
岡山県のお客様・・シルバーメタから銀膜を多めとして銀の強いハイパー塗装です。
千葉県のお客様・・劣化退色したハイパー塗装DBKからほぼ同色の濃淡に近づけたハイパー塗装DBKです。
滋賀県のお客様・・劣化退色したガリ傷修理ありのハイパー塗装DBKからやや黒を強くしたハイパー塗装DBKです。
①・・パウダーコートがベースですので全て塗装剥離+ブラスト研磨から始まります。
②・・ガリ傷や曲がりのあるモノは当然修理してから塗装の下処理へ入ります。
③・・修理箇所のリム形成!普段通り完璧です。
④・・ディスク面も平滑にするためにハンド研磨します。
⑤・・リム研磨機にてインナーリムや側面も丸ごと研磨します。
ここもしっかりやらないとパウダーが弾いてくっ付きません。
⑥・・パウダー下準備として120℃で約20分ほど空炊きします。
⑦・・静電チェックしてパウダーグロスブッラクを噴射します。
⑧・・パウダー(粉)が200℃の熱で溶けて塗膜と言うより樹脂膜のグロスブラックとなります。このパウダーグロスの上にいきなりハイパーを塗るのでは有りません。 これからさらに表面のみパウダー肌をサイディングしてハイパーへのアンダーコート塗装してからパイパー添付となります。
⑨・・銀膜のハイパーを塗った時点です。 クリアーはまだ塗って有りません。
この段階でベースの黒を透かしてハイパーの添付量により濃淡を決めて行きます。
⑩・・最後はトップコートです。銀膜のハイパーを塗ってから90℃で釜で焼いて銀膜が完全硬化した後クリアーコートしてまた釜で焼いて全て完成となります。
①~⑩までがハイパー塗装完成までの基本的な流れですがご覧の通りハイパー塗装は手間と時間のかかる塗装なのです。
そのまま上塗りでいきなり黒塗ってハイパー塗ってのハイ完成と言う訳には行きません。
それぞれ違うハイパー塗装濃淡の完成!
↓
銀膜を多くして銀の強いハイパー塗装!
一般的なハイパー塗装DBKの黒濃淡
銀膜を少なめにして黒が若干強いハイパー塗装
1Ps丸塗りは全てインナーリムとリム側面はベースのパウダーブッラクとなります。
ちなみに新品は側面までパウダーは塗って有りません。
注:お願い)ハイパー塗装は調色して塗るのでは有りませんので、黒の濃淡に関し「黒濃い目から中間色また銀濃い目」などアバウトな表現となり写真やモニターでも表現が変わります。濃淡の見方も個人差が生じて完成品とイメージが若干違う事も有るかと思いますが、ハイパー塗装の濃淡については過去の範例とこちらのお任せでお願いしたします。
ハイパー塗装からリムポリッシュ
こちらは丸塗りDBKに対して「DBK-P(ポリッシュ)」仕様です。丸塗りハイパー塗装を一旦完成させてそれからさらにリムのポリッシュ研磨が追加作業となる1Ps個別仕上げです。リムが光るとハイパーがより引き立ちます。
リム面ポリッシュ仕上げには「BBFバフポリッシュとダイヤモンドカット」が有ります。 目的、ご予算に応じてお申し出ください。
基本的にご依頼品は新品ではありませので経年劣化して曲りやガリ傷もあって当然です。 それらをキチンと直してからのハイパー塗装となりますので基本・土台となるホイール修理が出来ないと色塗ってお化粧しても意味が有りません。
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