仕上げ実績・ブログ - 2012年12月
2012.12.30
コルベット純正フルポリッシュ腐食の修理バレル研磨
29日で今年の作業は終了しました。
今日30日は機械や工具のメンテと大掃除と事務処理です。
本年最後のブログは当店自慢のスーパーポリッシュバレル研摩で締めたいと思います。
コルベット純正フルポリッシュホイールの再研摩修理
愛知県のお客様・・・オプション設定で高額な3次元ポリッシュのアメ車コルベットの純正ホイール腐食の再ポリッシュです。元が磨きホイールですので当店が得意としている修理の一つです。
ポリッシュオンクリアー特有の白ミミズシミ腐食の現象です。
白ミミズシミ腐食が入る箇所は穴開けで自然に入る「ホール穴・バルブ穴付近」と角張った「スポーク角」そして傷の入りやすいリム「アウトリム端」などです。
角張った箇所はクリアーの塗膜の薄さが原因で、また傷の入り易いリムなどこれら全て水の侵入にり素地とクリアーの間に密封された状態のままとなるからこの現象が起きます。これはポリッシュオンクリアーには避けられない宿命です。
ポリッシュオンクリアー腐食の原因についてはこちら
インナーも腐食が進んでいます。
腐食削除のハンド研磨からハンドバフ研磨してさらにバレル研磨を数回繰り返すと元通り・・・いやそれ以上の光沢が蘇ります。
2液型溶剤硬質のオンクリアーをして完成です。
クリアーを塗ればバレル研磨フィニッシュ時よりやや艶引き感は有りますが、新品の軟弱肌「1液型オンクリアー」より、後塗りの「2液型溶剤硬質オンクリアー」はまだ耐久性に期待ができます。
腐食の酷かった箇所もほぼ完全に再生出来ています。これもバレル研磨ならではの得意とする芸です。
ポリッシュ修理はおなじ様な修理でもクロームメッキに比べれば約1/5程度の修理代で収まりで納期も早く上がります。
傷、腐食の大小より表面加工の違いでお値段、納期が大きく変わってきます。
詳細はこちら
■年末年始のお知らせ■
12月29日まで実質営業
12月30日(大掃除、事務処理)
12月31~1月6日 休業(もう何もしません)
1月7日から平常営業
本年は昨年以上のオーダーを頂き本当にありがとうございました。
来年も本年以上スタッフ一同頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
(有)オートサービス西
2012.12.29
ハイパーシルバー(DSK)からハイパーブラック(DBK)への塗り替え
年内のお仕事も今日までです。
ハイパーシルバー(DSK)のガリ傷修理ついでに模様替えでハイパーブラック(DBK)に塗り替えして新しいホイールに買い替えた気分で正月を迎える事ができました。
YOKOHAMAコニサー18インチハイパーブラック(DBK)塗り替えリフレッシュ・リメーク
鹿児島県のお客様・・3~4年前当店でハイパーシルバー(DSK)にしたホイールです。当時はパウダーコートを導入していませんでしたので溶剤ベースのハイパー塗装でしたが、今回はガリ傷修理ついでにパウダーコートをベースとしたハイパーブラック(DBK)へ塗り替です。
4本みな派手にガリ傷がついています。
肉盛り研磨形成は修理塗装の基本中の基本です。
リムへのパテ埋めや削り込み研磨など素人でもできます。それはホイール修正とは言いいません。
ガリ傷のリム研磨形成は完璧です。後は鋳物肌を慣らして前処理研磨します。
ベースとなるグロスブラックのパウダーコートを丸塗りするためにインリム、側面リムもすべて研磨します。
パウダーコートの静電噴射!
焼き付けして自然冷却!
ハイパー塗装の銀膜添付前にパウダーコート肌を足付サイディングしてプライマーから最後のトップコートまでまだまだ多くの工程が有ります。
ハイパーブラック(DBK)の完成!ハイパー塗装は空炊きから数えてトップコートまで4層塗りと5回焼き付けしてこの表現になります。
1Psは本体丸ごとパウダーコートしますので、インリム、側面はベースのパウダーコート肌フィニッシュ仕上げとなります。
ちなみに新品は経費削減のため側面部は基本塗装を被して有りません。
今日が仕事収めとなりますが、年内納品分5セットどうにか間にあいました 。
明日は皆で機械のメンテと大掃除です。
永く愛用すれば色は退色経年劣化して曲りやガリ傷も付いて当然です。 最終の磨きや塗装は見た目だけのお化粧ですが、基本・土台となるホイール修理が出来ないと磨いて色塗ってお化粧しても意味が有りません。
4本リフレッシュ・リメークに限り来年も送料往復無料を継続いたします。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ写真を添えてお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
2012.12.25
BBS-RS17インチのリフレッシュ・リメークとその他7台完成
年の瀬もせまり超~多忙を極めています。
毎日やっているRSの修理からのリフレッシュと年内納品までの完成のお知らせを兼ねてご報告します。
RS軍団(8セット)完了ですがその他残りのRS軍団6台とLM軍団、RG軍団、その他の軍団、3本以下の単品修理軍団、二輪軍団などまだまだ山積み状態です。
30日までが運送会社の集荷期限のため年内納品分を優先して頑張ってますがそれ以外は年明けになります。
1個1個が手作業のため手間隙掛けてやってます。日々追われてるからといって数をこなすため手抜き作業などしませんからご安心ください。
BBS-RS17インチの修理からリフレッシュ・リメークと他8台完成
東京都のお客様・・・経年劣化のそれなりの痛み有りですが、1本修復暦有りの怪しげなリムが有ります。それは処分してまともなリムと交換です。
まずはインリム、アウトリムの曲りチェックから曲り修理(基本中の基本です)
古い年代モノのホイールで曲って無いホイールなどまず有りません。
アウトリムのガリ傷への肉盛り修理!
インリムはパウダーコートシルバーのためリム研摩します。
インリムへのパウダーシルバー噴射!
センターディスクの塗装剥離~まだブラストは掛けてない状態です。
RSのセンターディスクの塗装完成Super-RSも含みます。(奥4セットは剥離状態)
6角キャップも別加工で8台分バフ磨きからバレル研摩完成!
ピアスボルトも磨き込んで8Jと9Jの17インチRSの完成です。
インナーリムは粉体塗装(パウダーシルバー)ですのでオリジナルのシルバーより遥かに強度耐久性は期待出来ます。
8Jフロント側
9Jリアー側
■BBSーR17インチリフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・1本交換BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーシルバーメタ
3・ディスク&プレート・・・・・・溶剤シルバーメタ
4・6画キャップ・・・・・・・・・・3次元ミラーポリッシュ(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩
7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・交換無し
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
旧RSとSuper-RS8台完成です。
PS:先月より「みんカラ」みて当社で働きたいとの希望で12月22・23日の2日間、富山県から体験入門も兼ねましてお手伝いに来てもらいました。
いきなり引越して来てもらってもこちらも責任がありますので、まずは簡単な仕事を体験して貰い仕事内容を見てやる気があって永く続くようなら採用です。・・・?
富山の人はRSマニアで10台所有との事で「好きこそものの上手なり」の言葉の通り社員と言うより内弟子として他の3人を早く超し右腕となる事を期待します。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
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2012.12.20
OZシュニッツアー17インチのフルリフレッシュ
近年の3Psはインリムとアウトリムを熔接結合されて実質2Psになってますが、古き良き時代の3Psはシーリング式の本当の3Psです。そんなOZシュニッツアーの完全分解フルリフレッシュの紹介です。
旧式の3Psシーリング式では組み付けに手間がかかるため量産向きで無くコスト面から熔接でくっ付けて有ります。さらにリムとディスクを熔接結合された厄介な2Psハメ殺しも有ります。
古き良き時代のOZやRSなど旧3Psは完全分解して個別に加工出来ますので加工内容もバリエーション豊富でまたアウトリム、インリムも好きな様に着せ替えサイズ変更カスタムも出来ます。
また今回はポリッシュオンクリアー特有の劣化現象も詳しく紹介していますので最後まで是非目を通して見てください。
OZシュニッツアー3Ps17インチのパーツ別フルリフレッシュ
神奈川県のお客様・・・ノークリアーポリッシュでしたので酸化白ボケ艶引きは有りますが、オンクリアー特有の白錆び、虫食い現象は出ませんのでノークリアーポリッシュは磨けば元通りに光沢が蘇ります。
1・・アウト、インリムのガリ修理からポリッシュ&パウダーグロスブラック・・
アウトリムのガリ傷肉盛りとインリムガリ傷修理です。
インリム肉盛り熔接!
注:)インリムの曲りは使用に影響しますので全て直しますがインリムのガリ傷などバリ取り程度はしますが要望が無い限り肉盛り研摩形成はいたしません。
見えないインリムとは言えアウトリム同様にキチント研摩形成します。
これガリ傷修理したインリムです。パウダーコートのための剥離からリム全面研摩します。
インリムへ粉体塗装(パウダーグロスブラック)静電噴射!
2・・アウトリムのポリッシュ仕上げオンクリアー・・
曲りやガリ傷修理してからリム研摩機にて2000番手まで根気良く磨き込みます。
元ディスクは同時進行で塗装が有りますので他のディスク組んでリム研摩します。通常はここでポリッシュ磨きの完成ですが、今回さらにバフ磨きと最終仕上げはバレル研摩までします。
バフ研摩機はインリムが無いとセッティング出来ませんのでディスク外してインリムを仮付けして バフ研摩します。
バフ完成後はまた他のディスク仮付けして最後の仕上げバレル研摩で磨き込みます。リムポリッシュだけでもディスクやリムの取り外しなどして手間隙掛けています。これからポリッシュのオンクリアーです。
3・・センターディスクの再塗装とピアスボルトの磨き&パウダーコート・・
センターディスクももちろん塗装剥離からブラスト研摩してハンドアクション研摩します。
仕上げが溶剤ウレタンシルバーメタですので同質の溶剤プライマーから溶剤サフの前処理塗装をします。
ナットの錆びも酷かったのでブラスト掛けてパウダーシルバーを噴射します。
全パーツ完成!
4・・合体完成・・
ピアスボルトも磨き込んだ後、組み付け合体完了です。
インリムはパウダーグロス肌ですので新品塗装より遥かに耐久性が有ります。
またアウトリムはバレル研摩して有りますのでアウトリム側面も光っています。
5・・ポリッシュのシミ腐食について・・
今回紹介したシュニッツアーは元々ノークリアー仕上げでしたので白ボケ艶引きは当然有りますが、それが幸いして虫食い、腐食、白ミミズなど出てません。
↓
腐食、虫食い、陥没が元々有りませんのでこんな感じにツルピカになります。
ポリッシュオンクリアーの劣化現象
オンクリアーのポリッシュは水の浸入で虫食い、腐食、白ミミズが入ります。
オンクリアー特有の経年劣化現象です。これはアルミとクリアーの間の層へ水が浸入して密封され湿った状態のままとなり侵食されて起こる現象です。
ノークリアーはオープン剥き出しで密封されませんからこの現象は出ません。
↓
虫食い、腐食、白ミミズが酷いモノはもう手遅れです。アルミ素地自体を痛めていますのでいくら磨いても虫食い、腐食痕は完全には削除できません。
ポリッシュオンクリアーは白ミミズが見え出したら虫食いが起こる前に早めの処置が大切です。
ポリッシュホイールの中古購入時のアドバイスとしまして曲りガリ傷の有無よりポリッシュ面の腐食状態で判断購入されるのが賢い購入方です。
曲り、ガリ傷は直せても虫食い陥没、負傷は完全には直せません。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
年末年始のお知らせ
12月は29日までは年内納品が多いため交代製で日曜休み無しで朝6時からぶっとうしの仕事です。
12月30日~1月6日まで正月休みとなります。
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2012.12.18
二輪ホイールの曲り修理からパウダーコートと溶剤ゴールド
二輪ホイールの大きな曲り修理から塗装仕上げ(溶剤&パウダー)までの紹介です。
溶剤カラー塗装はカラー調色してから上塗り部分塗装が可能ですが、それに対してパウダーコートは剥離してブラスト研摩からの丸塗り塗装となります。
溶剤もパウダーコートもカラー塗装はホイール修正が出来てからの話です。 ガリ傷修理などは二輪も四輪も取るに足らない簡単な修理ですが、二輪の曲り修理は難しいですので四輪が直せないと二輪は直せません。
その1・・YAMAHA純正鋳造ホイールの曲り修理から丸塗りパウダーコート(グロスブラック)
群馬県のお客様・・・ 大きな曲りと外周ガリ傷です。
目測できる曲りは2箇所ですがそれ以外に両面合わして8箇所曲っています。
曲り修理とガリ傷修理完成後はパウダーコートのための塗装剥離からブラスト研摩とリム研摩をします。
パウダーグロス静電噴射丸塗り
ハブダンパーも分解して個別の前処理から個別の塗装です。
パウダーグロスブラック丸塗りの完成!
※二輪ホイールは四輪と違い剥き出し装着で、さらにリアー側はチェーンの巻き込みで油や飛び石など使用条件が厳しいホイールですので耐久性に優れる頑丈肌のパウダーコートは二輪ホイールには一番理想的な塗装です。
その2・・マルケジーニ鍛造ホイールの曲り修理から部分溶剤ゴールド塗装
千葉県のお客様・・・R側は両面の大きな曲りとF側は小さな曲りとガリ傷修理です。
R側曲り修理から研摩形成!
F側ガリ傷修理から研摩形成!
これから溶剤の下塗装となるプライマー+サフ塗装してメインゴールド塗装に入ります。
R側の曲り修理からの溶剤ゴールド塗装完成!
F側のガリ傷修理などR側の曲り修理に比べれば屁見たいな修理です。
部分塗装でもトップコートクリアー塗装は本体丸塗りです。
二輪ホイールはリム幅が小さいため片面が曲ると反対側も引っ張られ歪んでしまいます。そのため大きな曲りだけでなく曲り方や構造デザイン(特に自転車みたいなワイヤータイプ)などは小さな曲りでも曲りは直っても本体の歪み(横振れ、縦振れ)が残るモノは修理不能扱いとなります。
二輪ホイール2本ワンセット磨き再塗装によるリフレッシュ・リメークは無料キャンペーン中!
※大きな曲りのある2輪ホイールは修理不可の場合も有りますので大きな曲りの有るホイールは全て元払いにての発送をお願いしています。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
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2012.12.16
BBS-LM18インチ/ハイパーブラック(DBK)とBBFポリッシュ
相変わらずほぼ毎日作業しているLMのリフレッシュ・リメークです。
今回は6本お送り頂きより程度の良い4本を選んで仕上げていきます。
2Psですので分解個別加工となりリム本体はパウダーシルバーからリムポリッシュをしてセンターディスクはパウダーグロスブラックからハイパーブラック(DBK)となります。
今有る様々な新しい塗装に対応するには粉体塗装(パウダーコート)は無くてはならない必須塗装です。
BBS-LM18インチ/パウダーコートからのDBKとBBF
東京都のお客様・・・LM6枚用意して頂きガリ傷の程度よりポリッシュの腐食痛みの少ないモノをチョイスして4本揃えます。
ガリ傷修理後、リム本体のパウダーシルバー用にシビアな前処理研摩します。
パウダーシルバー丸ごと静電噴射!
LMリム丸ごとパウダーシルバー3台同時に完成!
パウダーシルバー完成後にリムフランジシルバーを残しアウトリムのポリッシュとなります。
センターディスクも剥離研摩してパウダーコート前に120℃で空炊きします。
センターディスク丸ごとパウダーグロスブラックの静電噴射!
パウダーグロス完成から溶剤のハイパー銀膜添付のためにここから多くの工程が待ってます。 ハイパー塗装は空炊きから数えると5回の焼付けとなります。
パウダーコート肌を念入りに足付けサイディングして密着剤からアンダーコートへに入ります。
黒を透かした銀膜添付量でハイパーブラック(DBK)濃淡が決まります。
ハイパーブラックは黒濃からず薄からずの中間のイメージです。
ピアスボルトは既存の黒ボルトを付けて完成です。
クロームボルトがご希望の場合は有料となりますがクロームボルトと交換いたします。
2Psリム本体の裏面、側面はパウダーシルバー肌となります。
今回のアウトリムはBBFバフポリッシュのオンクリアー仕上げです。
ポリッシュリムのオンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
アウトリムポリッシュには当社では(BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ダイヤモンドカット)のご予算お好みに応じて対応しています。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
■BBS-LMリフレッシュ作業の詳細■
1・アウトリム・・・・・・・・・・・・ガリ傷肉盛り研摩形成
2・2Psリム本体・・・・・・・・・・パウダーシルバー
3・アウトリムポリッシュ・・・・BBFバフポリッシュオンクリアー
4・センターディスク・・・・・・・ハイパーブラック(DBK)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩交換無し
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩交換無し(パッキン一部交換)
7・BBSエンブレム・・・・・・・交換無し
※リムから付属パーツ(ピアスボルト・エアーバルブ・エンブレム・ステッカー)など中古から新品まで各種取り揃えています。
※付属パーツのみの販売は行なっていません。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
年末年始のお知らせ
12月は29日までは年内納品も多いため交代製で日曜休み無しで朝6時からぶっとうしの仕事です。
12月30日~1月6日まで正月休みとなります。
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2012.12.11
BBS-RS16インチ100-4Hへのピッチ加工リフレッシュカスタムサイズ
BBS-RS「16インチx7J/114.3-4Hoff+33」から「16インチx6.5J/100-4H/off+45」へピッチ加工とカスタムサイズへのリフレッシュ・リメークします。
軽車用にしたいのならまずベースとなるRSの選択が一番大切です。
オフセット数値の大きな4Hからの4H加工が一番理想的なRSのベースとなります。それが無い場合は114.3-5Hのoff+45のRSをチョイスすればいいです。
何でもかんでもRSを提出して「これをピッチ加工してください。」と言われましても出来ないモノは出来ませんので軽車に限らず愛車に応じたベースとなるRS選びが一番の重要条件です。
BBS-RS16インチ100-4Hへのピッチ加工リフレッシュカスタムサイズ
山形県のお客様・・・「16インチx7J/114.3-4Hoff+33」のベースとなるRSです。100-4H加工には一番理想的な構造とサイズです。※軽用のアウトリム0.5Jをこちらで準備して交換しますの既存の腐ったアウトリムなどで廃棄処分しますので関係有りません。
まずは曲りチェックして曲り修理からです。20年以上前のホイールで曲ってないホイールなんてまずありませんから・・・
メインのセンターディスクをピッチ加工へ出す前に先に塗装剥離して取引先のピッチ加工屋さんへ取り急ぎ発送します。
凸凹の逃げの有るディスクは凹の箇所へ100-4H穴が開きますのでピッチ加工の際に逃げの凸をスライスしてフラット面にする必要があります。
センター穴のキャップオーナメント柱に干渉しないように弾丸ナットサイズ用の100-4Hの加工です。
ディスク裏面もディスク本体に対して直角にスライスして有ります。
このスライスがいい加減だとディスクの直角度が出ないためホイールが横振れを起こします。
スライスしたディスクと元ディスクの下駄の高さがこんなに違います。
このディスクの下駄の高さ誤差がオフセット数値をプラス側へ稼ぐ役割にもなります。
こちらインナーは元々のインナーをパウダーブラックしますので剥離から研磨します。
インナーリムのパウダーグロスブラックの静電噴射!
当方で準備した0.5Jのアウターリムも磨いて全パーツの完成です。
「16インチx6.5J/100-4H/off+45」の完成です。
インナーリムはパウダーグロスブラック仕上げですので黒光しています。パウダーブラックは汚れが目立ちにくい事と、汚れ落としが容易な点からパウダーグロスブラックの選択です。
ホイールが綺麗になればピアスボルトと6角キャップも光ってくれないと中途半端な仕上りとなりますので全て研磨、磨きをします。
当方で準備した0.5J のアウトリムは通常のBBFバフポリッシュ仕上げだけでなくそれからさらに当社しか出来ないバレル研磨機をかけてあります。バレル研磨ならではの光沢です。
この日は100-4Hへピッチ加工した16x6.5Jと15x6.5の2台完成しました。
15x6.5も今回16インチと全く同じ作業内容です。
ちなみに15x6.5JのオーナーH様は明日誕生日との事です。この場をお借りしましてH様!・・お誕生日おめでとうございます。
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2012.12.08
ATSベンツ純正15インチDBK-P仕様リフレッシュ・リメーク
30年前の古~いレア物ATS15インチのベンツ純正ホイールを当時は無かった粉体塗装(パウダーコート)で進化した現代の塗装技術を生かし復活させます。
1Psホイールへのリム/ディスク個別加工は一旦塗装を済ましてからリムへのポリッシュ加工(BBFバフポリッシュやダイヤモンドカット)となり、作業の流れ工程はみな同じです。
ATSベンツ純正15インチ粉体塗装(パウダーコート)からDSK-P仕様!
大分県のお客様・・・年代モノですので経年劣化腐食やガリ傷は当然ありますが修復暦が有りませんので綺麗に復活できます。
お客様がご自分で剥離をトライしたみたいで途中で断念!
海外のホイールはベースが特殊でしかも厚塗りのため簡単には剥げません。
ガリ傷修理して剥離剤からブラスト掛けてさらにリム研磨機とハンド研磨でパウダーコートの前処理を念入りにします。
インナーや側面も研磨します。
※溶剤カラーなら一部前塗装が残っていても問題有りませんが、パウダーコートは一部の塗装残り研磨不足があればパウダーが載りませんのでシビアな研磨が必要です。
ハイパーシルバー(DSK)のベースとなる明るめのパウダーグレーを静電噴射します。
パウダー焼付け完了!・・リムをダイヤモンドカットする場合はバイトで切り込みためリムをマスキングする必要は有りませんが、BBFバフポリッシュは磨き込みのためパウダー肌が硬すぎて簡単に剥げませんので研磨し易いようにパウダーが被らない程度に大まかなマスキングをします。
パウダーグレーを透かしたハイパーの銀幕を添付してトップコートを塗ってハイパーシルバー(DSK)を一旦完成させます。
リムはBBFバフポリッシュですのでリム研磨機でひたすら磨き込みます。
リムをBBFバフポリッシュしてからはノークリアー希望のため完了です。
オンクリアーの場合はリムの構造によりリム面オンクリアーか、ディスクまで丸ごとオンクリアーかになります。
インナーリムや側面はベースカラーのパウダーグレーです。
愛車が外車ですのでブレーキパットカス付着もパウダーコートなら溶剤より高温度に耐え切れますのでメンテも期待出来ます。
古いホイールへ粉体塗装(パウダーコート)からDSK-Pへ現代風に模様替えしてイメージががらりと変わりました。
今回のリフレッシュはただ単にカラー塗装でお化粧するのでは無く、まだこれから永く現役として愛用するために粉体塗装をベースとしてアルミ素地をがっちりガードする事が最大の要因、目的です。
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2012.12.05
OZ19インチ/パウダーコート(グロス・マット)リムとディスクのカラー塗り分け
OZ19インチ2Ps「ミケランジェロ-2 パテントリップ」ステンレスジャケットへの粉体塗装(パウダーコート)です。
ステンレスやクロームなど上塗りは溶剤カラーでは密着性が極端に悪いためそれは出来ませんが、粉体塗装(パウダーコート)ならステンレスやクロームの肌へ直接上塗りが可能です。
※錆び、腐食の有るモノはパウダーコートは仕上がりが悪くなります。
今回はステンレスジャケット傷直しから粉体塗装(パウダーコート)のリム本体はグロスブラックでディスクはマットブラックに塗り分けです。
OZミケランジェロ-2/19インチ/ステンレスジャケットへの粉体塗装(パウダーグロス&マットブラック)
福岡県のお客様・・・ミケランジェロ-2/ステンレスジャケットへの傷修理のついでに粉体塗装(パウダーコート)で模様替えします。
アウトリムへステンレスジャケットを接着剤で貼り付けて有ります。
ステンレスジャケット肌を足付けしてパウダーコートの密着剤を塗ります。
2Psですので本体丸ごとパウダーコートするために前処理研磨 します。
パウダーブラック電着噴射!
ステンレスジャケットままリム本体パウダーグロスブラック完成!
センターディスクはパウダーマットブラックしますのでこちらも前処理 研磨
パウダーマットブラック電着噴射!
センターディスクパウダーマットブラック完成!
ネジ緩み防止剤ロックタイトを付けて1本ずつ規定トルクで手締めします。
合体完成!グロスとマットのブラック2トーンで渋い表現になりました。
インナーリムも側面もパウダーグロスブラックで黒光りしています。
リムに被さっているステンレスジャケットとの隙間からの異物沸きを心配しましが、それも無く旨くいきました。※パウダーコートは高温焼付けのため別パーツがくっ付いたままの塗装ではそのつなぎ目から空気や異物など沸きの現象が時として起こる場合があります。2Psハメ殺しなど・・・
グロスもマットもパウダーコートフィニッシュですので密着性、退色性、頑丈肌の耐久性は溶剤ブラックの比では有りません。
ステンレスジャケットのガリ傷、曲りなどは修理不可なためステンレスジャケットの貼り替え交換となります。しかしこれがまたビックリする値段がします。またステンレスジャケットのみを提供しない不親切なメーカーも有りその場合新品本体の購入を余儀なくされます。
ステンレスジャケットに拘らなければステンレスジャケットをとっぱらってアルミ素地のリムを磨きポリッシュにするか、今回の様にステンレスジャケットへ直にパウダーコートでカラー塗装するかのいずれかの方法となります。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
単品修理は送料片道当社負担となります。
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2012.12.01
BBS-LM100-4Hをリム交換によるカスタムサイズ/リフレッシュ・リメーク
100-4Hや100-5HのLMは基本FF車用のため9Jなどのワイド深リムの設定が有りません。
ワイドリム100-4HのLMがどうしても欲しくて「LM9J/114-5Hを100-4Hにピッチ変更」出来ませんか?とのご相談でしたが、LMはオープンホールタイプのため5Hから4Hなどのピッチ加工は出来ませんのでお客様にリム取り用とディスク取り用の計8本ご用意して頂きリムとディスクの移植によるカスタムサイズのリフレッシュです。
今回のブログはリム/ディスク移植による新品設定にない世界に一台のカスタムサイズLM17x9J/100-4Hoff+35の紹介です。
BBS-LM17インチ100-4Hリム交換による ワイド化、チャンピオンエディション仕様
千葉県のお客様・・色はバラバラですが塗装剥離ブラスト研磨から始まりますのでそんなのは関係有りません。「7.5J/100-4H浅リム4本」と「9J/114-5H深リム4本」計8本をまずは準備します。(金かかってます。)
美味しい所取りして9.0J/100-4Hワイド深リムのLMチャンピオンエディションに仕上げます。
2Psリム9J側の塗装剥離!
使う9Jリムはガリ傷だらけのため肉盛り熔接・・・使わないリムは程度良好で使うリムがガリ傷有り、不思議なモノで楽させてくれません。
アウトリムのガリ傷修理完成後、パウダーコートのためにリム丸ごと研磨
粉体塗装(パウダーシルバー)を電着噴射!
2Ps本体を粉体塗装(パウダーシルバー)の完成!
これよりアウトリムポリッシュ加工に入ります。
アウトリムは拘りのダイヤモンドカット(オンクリアー)して2Ps本体リムは終了!
※注):ダイヤモンドカット特有の虹色ラインを保護するためにオンクリアーは必須条件です。
さて次は100-4Hのセンターディスクの塗装へ入りますが、ワイドリムにしてさらにワイトレ装着希望のためボルト頭が当たらない様に下駄の逃げを大きく深く削ります。
ボルト頭逃げ加工だけならドリルの消り出しでも良かったのですが、お客様の拘りで形状確保との事で、取引先の外注工事にお任せしました。さすが専門職!NC機械でプログラミングして切削して有りますので形状バランス見た目もバッチリです。
逃げ加工が終われば普段通りのハイパーブラック(DBK)のための塗装剥離+ブラスト研磨の前処理です。
粉体塗装(パウダーグロスブラック)の噴射!
ベースとなるパウダーグロスブラック完成!これからまだ先は長~い塗装工程が待ってます。
パウダーコート肌への直のハイパー銀幕添付では密着性が悪いため足付けのためパウダー肌を一旦サイディングしてから「プラーマー~アンダーコート~ハイパー銀幕添付~トップコート」の流れでハイパーブラック(DBK)は出来上がります。
ハイパー塗装はパウダーコートから数えて4焼き、4コートの手間を掛かて初めてハイパー独特の表現になります。
ピアスボルトは2台分の内で黒とクロームが有りましたのでクロームのピアスボルトを装着合体して完成!
インナーリム、リム側面は粉体塗装(パウダーシルバー)となります。
新品には無いサイズ「17x9J/100-4Hoff+35」チャンピオンエディションです。
2PsのLMは3PsのRSのようにアウトやインを好きなように着せ替え交換が来ませんし、またピッチ変更も出来ません。LMのピッチを変えたいまたサイズを変えたい場合は2Ps本体丸ごとの交換とディスク移植交換となります。
LMに限らず2Psのホイールを大きくしたり小さくしたい場合は ドナーとなるホイールを準備して頂き移植してからのリフレッシュ・リメークです。
これらは新品同士を交換する訳では有りませんので、中古品同士からのリム、ディスク移植交換となれば一番肝心なのは基本土台となるガリ傷、曲りなどホイール修理が出来てからの話です。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
単品修理は送料片道当社負担となります。
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