仕上げ実績・ブログ - 2013年02月
2013.02.26
BMW用/BBS-RS16インチのリフレッシュ
本国仕様BMW用のBBS-RS16インチのリフレッシュです。
本国(当時の西ドイツ)製と国産(ワシマイヤー)製は同じRSでもポリッシュ、ピアスボルト、ディスクのデザイン、塗装下地など造りが微妙に違い国産と互換性の無いモノも一部有ります。
本国BBSに限らずヨーロッパ製のホイールは昔からも今の商品でも塗装下地が違うため塗装を剥ぐのに苦労するホイールでも有ります。
本国仕様BMW用/BBS-RS16インチのリフレッシュ
東京都のお客様・・・なぜかピアスボルト付近が黒く塗られていますが、全体的には程度良です。
要は「曲りやガリ傷の有無」よりもリムポリッシュ面の「変な修復歴の有無」と「腐食の酷さ」で仕上がりが決まります。
ガリ傷肉盛り修理!
僅かな曲りもチェックしてインリムの曲り修理!
何十年も使って曲りやガリ傷の無いホイールはめったに有りませんから・・・・
ヨーロッパ製の塗装は簡単には剥げません。国産品の数倍時間がかかります。
研磨機で完全研磨します。
パウダーコート前に釜で100℃前後で空炊きをします。
インナーリムへパウダーグロスブラック噴射!
ディスクとメッシュプレートの剥離からブラスト研磨!
溶剤シルバーメタのベース下処理塗装!
こちらも釜で他の商品と同時に焼きます。
ディスク塗装と6角キャップバレル研磨3台分完成!
アウトリムと6角キャップは個別に磨き込みピアスボルト交換して合体完成!
ディスクメッシュは国産RSの丸みを帯びたモノに対してややエッジが強い角ばったディスクです。
インリムは熱に強く汚れにくいパウダーブラックです。
黒いインリムはホイール全体が締まって見えます。
■BMW用BBS-RS16インチリフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
3・ディスク&プレート・・・・・溶剤ゴールドメタ
4・6画キャップ・・・・・・・・・・3次元バレル研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・M7同規格社外クロームボルトと交換
6・エアーバルブ・・・・・・・・・BBS純正新品と交換
7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・BMW新品バッチ交換
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
同モデルでもディスクまで磨き込むとFACEがガラリと変わります。
↓
センターディスクを普通にカラー塗装する方法だけで無く、スーパーポリッシュバレル研磨でディスクまで磨き上げる工法は当店ならではのカスタム技術でRSの個性をより引き立てPremiumOnlyOneRSも提供いたします。
当日4台完成しました。※右端は希少な14インチ100-4Hです。
※色んな軍団が重なって毎日パニクッテいます。納期が掛かります事ご理解、ご了承ください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
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2013.02.24
BBS-RG15インチハイパーブラック(DBK)からリムポリッシュ
20数年前の初期型のRGを当時無かった高級塗装ハイパーブラック(DBK)で今風にアレンジしました。
初期型のRGはバブル全盛期の頃のモデルでRSと人気を二分した鍛造高級ホイールで今もご依頼が多いホイールの一つです。
当時安い似たようなパチモノコピー品が多く出回ったモデルでも有ります。
良いモノは何十年経っても長く愛用されますし、また古くても腐食さえなければ造りがいいモノは現代技術の「パウダーでもバレル研磨でも」どんな加工にも問題無く出来ます。日本の鍛造品は世界一です。
BBS-RG15インチハイパーブラック(DBK)とリムポリッシュにるリフレッシュ
愛知県のお客様・・・ポリッシュ面は年相応に劣化はしていますが、大きな腐食が無く全体的に程度が良い方です。これからパウダーコートをベースにしてDBK-P仕様にします。
剥離からブラストしてイン、アウト全てのリムを研磨します。
ベースとなるパウダーコートをメッシュプレートも同時にパウダー噴射!
アウトリムをダイヤモンドカットする場合はバイト切削のためマスキングなどする必要は有りませんが、バフポリッシュの場合はパウダー肌は固いため研磨がし易いようにアウトリムへパウダーが多く被らない程度マスキングします。
パウダーグロスブラックの焼き付け完了時!
パウダー肌を足付けサイディングしてアンダーコートしてからハイパー添付した状態です。
写真では上との違いが変わらないようですが、ハイパー肌をガードするためにクリアートップコートを済ました状態です。
旧式のRGのキャップは「写真右・プラキャップ」のため塗装でしか方法が有りませんので、こちらで提供した「写真左・アルミキャップ」をバレル研磨して「プラからアルミ」にキャップ交換しました。
一部付いた塗装を剥ぎながらリムを磨き込んで完成です。
インナーリムや側面リムはパウダーグロスブラックの肌となります。
キャップは「色塗りのプラ製」から「磨き込んだアルミ製」に変えてバランスもバッチリ正解ですね。
リムが光っているとディスクのハイパーブラックがさらに効果的に映ります。
こちらのRGはリムポリッシュ無しの丸塗りのハイパーブラック(DBK)です。
最近のRGは「6角キャップとメッシュプレート」がついていませんので旧RGに比べてその分のパーツ加工が無くなります。さらに追加となるリムポリッシュが無い丸塗りは同じホイールでも加工料金が違ってきます。
ポリッシュ有無を比べればリムをポリッシュした方が高級感が増し、また黒いタイヤとのトーンメリハリもつきますがこればかりは好みの問題です。
今回のRGのアウトリムはBBFバフポリッシュのノークリアー仕上げです。
ポリッシュリムのオンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
1Psのリムポリッシュは先に本体塗装を済ましてからアウトリムのポリッシュ加工(BBFバフポリッシュやダイヤモンドカット)の作業の手順となります。新品量産もすべて同じ作業の手順です。
BBFバフポリッシュやダイヤモンドカットなどどちらが「良い・悪い」では有りませんのでご予算お好みに応じて対応しています。
アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
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2013.02.21
エンケイディッシュ14インチスーパーポリッシュバレル研磨2次元
30年ほど前の懐かしいエンケイディッシュのバレル研磨による再ポリッシュです。
当時の鋳造は今の機械式鋳造と違い砂型式のため素材製法が違うため上手く光ってくれるか不安もありましたが何とか当時無かった現代の技術バレル研磨でここまで光沢が蘇りました。
今お預かりの近況報告も兼ねましてご案内いたします。
エンケイディッシュのスーパーポリッシュバレル研磨2次元
三重県のお客様・・・年代モノにしては程度が良い商品です。剥離から途中まで磨いて有りましたがここからは磨き職人プロの出番です。
曲り修理してからスポークサイド面縦壁や文字部のブラスト研磨
裏も塗装が残っていましたのですべてブラストにて削除
デザイン天面はハンド研磨によるアクション荒研磨
ホイール側面はリム研磨機による研磨
インリムもホイール研磨機による研磨
バレル荒研磨を1本1時間ほどかけて後は何回もハンド研磨とバレル研磨仕上げを繰り返します。
バレル研磨仕上げの完成!
荒から完成までの中工程は紹介しきれませんがバレルにセットしてハイ完成では有りません。長い長い道のりです。
タイヤを組んでしまえば見えない側面もご覧の通りです。
ホール穴付近はバレルの回転円周が小さいため外周と違い上手く光ってくれませんのでこの部分が一番難し箇所です。
2次元ですのでディスク縦壁は鋳物肌のままの鈍い光沢となります。
バレル研磨途中経過報告
荒から只今中研磨までのバレル作業中のホイール8台です。(完成品では有りません。)
この場を借りて進行状況をお知らせします。自分のがどれか解りますか?
写真左から(フェラーリ純正20インチY様・OZ19インチN様・アドバン18インチN様・三菱純正16インチS様・ワーゲン純正19インチM様・LM20インチF様・OASIS20インチM様・LM17インチI様)仕上げは入荷順に進めておりノークリアーなら即日発送となりますが、溶剤オンクリアー、パウダーオンクリアー、カラークリアーなどはさらに次の工程が控えています。
専属のスタッフが朝から晩まで心込めてひたすら磨いていますのでしばらくお待ちください。
ここにない写真4台の方はまだ修理から剥離中です。明日もバレル3台入荷予定です。
カラー塗装仕上げと違いポリッシュ仕上げは素材の良し悪しで仕上がりが左右されます。
4本セット塗り替え、磨きリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
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2013.02.19
ケーニッヒ19インチパーツ別パウダーコートによるリフレッシュ・リメーク
パット見!簡単そうな丸塗りの黒塗装に見えますが、それぞれパーツごと別々にパウダーコートの色分け(グロスブラック・マットブラック・ゴールドメタ)とゴールドメッキ調などして手の込んだ塗り分けによるリフレッシュ・リメークの紹介です。
ケーニッヒ19インチパーツ別パウダーコートによるリフレッシュ・リメーク
熊本県のお客様・・・表面はポリッシュ特有白錆び有りでインリムが5ヵ所割れています。これを黒を基調とした塗り替え模様替えをします。
文章と違いイラストで塗り替えを詳しく書いてくださったので非常に解り易すく助かります。
まずはインナーリム割れの修理を済ませないと先へは進めません。
インリム割れは強度確保の理由らしく「塗り壁や鼻くそ」みたいな溶接団子残し修理がほとんどです。しかしそれらは強度確保には何ら関係しません。溶接団子を残しても溶接方が悪かったり使用条件化や素材の当り外れも有りますのでいくら団子を残しても割れるモノはまた割れますし修理としては単なる手抜き作業にしか見えませんし何よりも見た目が不細工です。
※団子残しの再クラック手直し修理は団子完全削除からの修理となりまた凸凹に波打ったリムの手直しは煩雑極めますので全てお断りしています。
※「引っ張りタイヤ・シャコタン・トーインハの字」などインリムへ極端に負担をかけますので、クラックや再クラックの入る可能性が高くなります。
クラック溶接後に表裏研磨して見た目もよくするのが本来の割れ修理です。
センターディスクの剥離から研磨!
2Ps本体丸ごと剥離から研磨
ディスクプレート研磨
キャップオーナメントリング研磨
キャップネジのブラスト研磨
2Ps本体丸ごとパウダーグロスブラック
センタープレートのパウダーマットブラック
キャップネジへのパウダーゴールド
ピアスボルトのゴールド
センターディスクの丸塗りパウダーマットブラック
センターディスクはこれで完成では有りません。これからさらにディスクサイド面縦壁をグロスブラックにします。
フリーハンドでRの局線を出すのが難しいく手間のかかるマスキングです。
ゴールドのロゴシールも復元制作して合体無事完成!
長~い道のりでした。
インリム、側面もパウダーグロスブラック仕上げです。
※インリム割れもキチンと研磨形成してありますので見た目もいいです。
スポークサイド面縦壁はあまり目立ちませんがさりげなくグロスブラックとのツートーンで拘りの表現です。
■ケーニッヒ19インチパーツ別リフレッシュ・リメークの詳細■
1・センターディスク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パウダーマットブラック
2・センターディスクサイド縦壁・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
3・センタープレート・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パウダーマットブラック
4・キャップオーナメントリング・・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
5・キャップオーナねじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・パウダーゴールド
6・2Psリム本体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
7・インリム5ケ所割れ修理・・・・・・・・・・・・・・溶接完全研磨形成
8・ピアスボルト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゴールドメッキ調カラーチェンジ
9・エンブレム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・交換無し
10・ケーニッヒロゴ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ゴールドシール自社制作
11・エアーバルブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨パッキン、キャップ交換
基本土台となる修理が出来てそれから磨き塗装によるリフレッシュ・リメークへと繋がります。
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2013.02.16
日産プリメーラ純正バレル研磨3次元からパウダークリアー
日産プリメーラ純正ホイールへのスーパーポリッシュバレル3次元研磨からパウダーコートクリアー仕上げです。
年代モノの純正鋳造ホイールですが、純国産品でしかも大切に使われていましたのでバレル3次元研磨と特に素材の「良し・悪し」を選ぶパウダークリアーも問題なく仕上がりました。
プリメーラ純正ホイールのバレル3次元研磨からパウダークリアー
愛知県のお客様・・・4~5年前当店でハイパーブラックにしたプリメーラ純正です。傷一つなく大切に使われたいた様子が伺われます。今回はバレル3次元研磨からパウダークリアーに模様替えします。
プラ製のキャップは研磨出来ませんのでハイパーシルバーへ塗り替えます。
プラ製は素材を痛め無いように丁寧に塗装剥離から始めます。
ハイパーシルバー(DSK)のベースとなる塗装をします。
写真ボケていますがホイールの塗装剥離からブラスト研磨をかけます。
3次元研磨ですのでスポーク隅々までハンド研磨をします。
一時間ほどバレル荒研磨をかけます。
荒研磨から中研磨さらにハンド研磨して数回のバレルの仕上げをして3次元研磨の完成です。
パウダーコートクリアーを噴射!
200℃の釜で焼くこと10分パウダーコートクリアーの完成です。
ハイパーシルバーのキャップもいい具合にバレル肌とマッチしています。
パウダークリアーは本体丸塗りですのでイン、側面もパウダーコートでしっかりガードしています。
バレル仕上げフィニッシュ時より2割ほどの艶引き感は出ますが今回はポリッシュ肌の強度重視です。
写真をお送りいただきました。綺麗になったホイールを地べたに使うのは勿体ないと、仏前に供えて下さったそうです。・・・・ありがとうございます。
バレル研磨とパウダーコートはホイールの「新しい・古い」ではなく生産国や素材の良し悪しで仕上がりが左右されます。
旧式の砂型鋳造品や不純物の多い海外製の鋳造ホイールはバレル研磨やパウダーコートは時として荒が出てきますので不向きな場合が有ります。
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2013.02.16
ご冥福をお祈りいたします。
当店へ数回ご依頼頂いているお得意様の宮城県のお客様から昨年末に「2013年2月末にイベントがあるのでそれまでに間に合うように」とのご要望で2ケ月かけてイベントに間に合あわす様に今週半ば無事に完了させていたしました。
ちょうど完了したその頃3~4日前に「状況はどうですか?」とお電話いただいたらしくその時ちょうど私の手が空かず電話に出れず、お客様から「また数時間後で連絡する」との伝言をもらいましたがその日は結局電話が有りませんでした。
翌日も連絡がなかったのでそれから数日後の今日電話して急な訃報を知りました。
3~4日前お電話くださったその日の13日に心筋梗塞でお亡くなりになられたそうです。
信じられませんがこんな急な事・・・
今まで本当にお世話になりました。
心からご冥福をお祈りいたします。
合掌
2013.02.12
二輪バイクホイールのパウダーコートからリムポリッシュ
バイク二輪ホイールの粉体塗装(パウダーグロスブラック)からリムポリッシュ加工の1Psタイプの個別仕上げです。
二輪・四輪に限らず1Psホイールのリムポリッシュ加工は先に塗装を済ませてからリムのポリッシュ加工(BBFバフポリッシュ)となります。
当店ではバイク専用のリム研磨機も完備していますので塗装無しのリムポリッシュのみでもお受けしています。
バイク二輪ホイールのパウダーグロスブラックからリムポリッシュ
埼玉県のお客様・・・ユーザー自身でリムを研磨しようとトライした様ですが途中で断念!リム磨きついでに粉体塗装(パウダーコート)で再塗装してリムをポリッシュ加工します。
一部曲がっていましたのでリム修理してからまずは塗装剥離
バイクは両面加工ですので丸ごとブラスト研磨します。
※パウダーコートやリムポリッシュ加工する場合はベアリングは全て外す必要が有ります。
リムは最後にBBFバフポリッシュをしますのでリムへパウダーあまり被らないようにリムをマスキングしてパウダーコートを噴射します。
パウダーコート完成後にバイク専用リム研磨機でセンターディスクとの境目よりリムのみポリッシュ加工します。
パウダーコート丸塗りですのでリムサイド面はパウダーコート肌となります。
リアーは腐食痕もなくピカピカになりました。
フロントは腐食が酷かったため腐食痕、黒シミ斑点がやや残ってしまっています。
ポリッシュ仕上げのホイールは腐食が出る前の早めの処置が大切です。
1Psのバイクホイールは丸塗りのカラー塗装がほとんどですので個性を生かしたリムのポリッシュ化も提案いたします。バイクホイールも当店は得意としておりバイク専用研磨機も完備していますのでリムポリッシュのみでもお気軽にお問い合わせください。
注:)1・・マグやスチールホイールのポリッシュ加工は出来ませんのでリムポリッシュはアルミ(1Ps・2Ps鋳造・鍛造問わず)に限ります。
注:)2・・バイクのポリッシュはBBFバフポリッシュのみとなりダイヤモンドカットは出来ません。
注:)3・・ベアリングは外す必要が有りますのでなるべくベアリングは外されてお送りください。
バフトレース研磨機から当店独自のバレル研磨にてバイクパーツ磨きも行っています。
バイクホイールも2本セット塗り替え、磨きリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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2013.02.09
BBS-RS17インチ100-4Hピッチ加工リム交換リフレッシュ
BBS-RS17インチ114-5Hから100-4Hへピッチ加工とリム交換によるカスタムサイズリフレッシュです。
16インチも17インチも100-4Hピッチ加工事態は同じですが100-4Hは基本FF車のためハイOFFにするためには素材となる希少なローディスクの17インチRSを探すのが最初の課題です。
100-4Hにピッチ加工する場合の第一条件はディスクの厚みが薄い事とパット面の裏逃げ下駄の浅い事が必須条件です。何でも間でもFF用の100-4Hにはできませんので注意してください。
BBS-RS17インチ100-4Hピッチ加工リム交換カスタムサイズリフレッシュ
岩手県のお客様・・・・最初お送り頂いたRSはピッチ加工不可の構造のため私からのアドバイスで再度購入され送って来たRSです。今度はベースとしては申し分ない8J+45のRS17インチです。結局2台(8本)購入となりRSファンの情熱には関心されます。
でもこのサイズのインリムは4枚みな大き過ぎるためそれも使えませんのでさらにインリム4枚新たに購入する必要が有ります。
写真左が17インチによくある「ハイディスク」で写真右が今回のベースとなる希少な「ローディスク」です。比べて見て解るように33ミリつまり約1インチ以上もディスクの下駄の高さが違います。それをさらに凸凹の下駄を8ミリスライスしますので写真右の下駄の高さは15ミリになります。
※15インチのローディスクの元々の下駄の高さは9ミリですのでそれでもまだ背は高くなりますが16、17インチの下駄の高さは15ミリまでが限界です。
まずはこちらで塗装剥離してから交差する1箇所の穴を表裏溶接で埋めます。
これからピッチ加工とパット面スライスは専門業者様へ発送します。
ピッチ加工完成後は普段通りの塗装工程に入ります。
カスタムサイズのためにインリムも別に4枚購入してそれをパウダーコート用に研磨します。
インリムのパウダーグロスブラックの噴射!
インリム6Jのパウダーグロスブラック完成!
アウトリムの研磨やキャップ研磨も予備まですべての各パーツの完成です。
※アウトリム2枚も別に購入したモノです。
フロント7Jx17/100-4H/OFF+41となります。(アウトリム0.5Jです。)
リアー8Jx17/100-4H/OFF+28となります。(アウトリム1.5Jです。)
インリムへのパウダーブラックは汚れが目立たない、熱に強いのでブレーキパッドカスが付きにくい、塗装が剥げにくいとなどの理由と見た目も良いのでカスタムRSのインリムはパウダーグロスブラックがお勧めカラーです。
16、17インチへの100-4H加工はキャップ穴の柱に干渉しないようにすべて専用弾丸ナット使用(内絞め式)となりますのでボルト式の外車は外絞めのためキャップの柱に装着時ボックスが干渉するため100-4Hや100-5Hへのボルト式の外車は装着不可です。
※120-5Hなどピッチ間隔が広くなる場合は弾丸ナットを使いませんので構造により加工可能です。
要はRSのキャップの柱の径(パイ)がでかいためピッチ間隔が小さくなるとキャップの柱が邪魔になる訳です。
■BBS-RS17インチリフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・2枚交換BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・4枚交換パウダーグロスブラック
3・ディスク&プレート・・・・・・100-4Hピッチ加工+溶剤シルバーメタ
4・6画キャップ・・・・・・・・・・・3次元バレル研磨(オンクリアー)4枚予備
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩 一部交換
6・エアーバルブ・・・・・・・・・新品交換
7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・赤パッチ交換
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
今お預かりのRS軍団只今9セット作業中です。BBSのRG軍団とRSよりさらに多いLM軍団のお客様今しばらくお待ちください。
RS軍団4台(16インチ東京都Nさん、14インチ岡山県Sさん、17インチ東京都Tさん、17インチ静岡県Yさん)は来週中には発送いたします。
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2013.02.06
フェラーリ/クロモドラ/マグホイールの修理再塗装リフレッシュ
20年以上前の年代モノ、クロモドラ製マグホイールの修理再塗装です。
マグはアルミと違い塗装膜を嫌う性質のため安易な塗装では塗装剥げや塗装の縮み現象を起こします。
マグへの再塗装はマグ剥離から最終の溶剤カラーまでの下処理や中間工程が特殊なベースを要すため丸塗りでもアルミの倍以上の手間がかかりコストもそれなりにかかる素材の商品です。
フェラーリ/クロモドラ/マグホイールの修理再塗装リフレッシュ
福岡県のお客様・・・古い商品ですのでそれなりに経年劣化は有りますが全体的に程度良好なクロモドラのマグホイールです。
マグのガリ傷も基本通りマグを溶接します。
マグの溶接はアルミと違い非常に難しくまた溶接棒もアルミのなんと30倍以上します。3倍では有りません、30倍です。ですから無駄の無いように端っこまで使ってます。
マグの剥離からリム修理研磨形成!
アルミとは違うマグの第1段目として剥離方が違います。
マグ剥離後、素材の荒(陥没、巣穴)や腐食が出てきました。
アルミとは違うマグの第2段目として空炊きして表面を「化成処理」します。
アルミとは違うマグの第3段目として「マグ専用のプライマー」を丸塗りします。これも高温焼き付けです。
ここからはアルミと同じでベースの粉体塗装(パウダーコート)を丸塗りします。
パウダーシルバー丸塗りの完成!
これよりお化粧となる溶剤シルバーでデザイン天面を足付けサイディングします。
古くても高級ホイールですので当時モノには珍しいアルミ製のブッシュです。
ブッシュは外さないとブッシュと素材との間からパウダーの湧きが発生しますのでパウダーコートする場合はブッシュは全て外します。外したついでに軽く研磨します。
パウダーの上へ溶剤シルバーでお化粧塗装して完成です。
マグを剥いでいきなり溶剤塗装したホイールを見かけますがそれではだめです。
インナーと側面部は最初塗ったベースとしたパウダーシルバー仕上げです。
マグ鋳造特有の荒肌や陥没は溶剤塗装前にパテやサフで埋めて有りますので表面はツル肌に仕上がりました。
■メール送信について■
最近稀に「メッセージを送信できませんでした。」・・・というメッセージが出る事が有ります。
何回やっても送信できず、しまいにはお客様から「しかとですか?」「無視ですか?」などクレームのとばっちを受けます。
何らかの原因で返信不能な事も稀に有りますのでメールには全て携帯番号の明記の上ご連絡ください。お電話にてご連絡いたします。
こちらから返信が無い場合は返信不能と思ってください。
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2013.02.04
二輪バイクの割れ修理から塗装&ポリッシュ仕上げ
KAWASAKIの名車マッハのホイール割れの修理です。
強度的な配慮から割れが大きいモノは普段お断りするのですがレア物ですので何とかお力になろうと時間を頂き修理いたしました。
割れたモノは条件付きで修理いたしますのでその点はご理解ください。
バイクホイールの縦割れの修理
神奈川県のお客様・・・レア物マッハのバイクホイールです。縦に大きく割れていますが幸い歪が有りません。割れた箇所の強度は当然やや落ちますが、割れからの原型修復は問題無く再生します。
二輪も四輪も割れよりも歪の有る横振れ、縦振れの大きなものは修理不能となります。
アルミがしっかり溶け込み様に開先をとって溶接の準備をします。
表裏包み込むように万遍なく溶接してピンホールや熱による歪を起こさないように溶接するのが腕の見せ所ポイントです。
溶接部は両面と側面とも手作業による研磨形成(グラインダー、ヤスリ、超鋼バー、ペーパー)などを使い形を造っていきます。そのためこの工程が一番時間がかかります。
塗装のための仕上げ研磨600番♯まで手作業です。
古い鋳造品は溶接による湧きでピンホールが出やすいですがそれも皆無です。
裏というかタイヤビートが当たる側面部も手作業研磨です。
ゴールド塗装からクリアーまで済ましてリムポリッシュの仕上げ研磨に入ります。
バイク専用のリム研磨機にてアウトリム(二輪は両面仕上げ)磨き込んで完成です。
当時物の鋳造品の塗装部は荒い仕上げ(鋳物肌)を残したままの塗装ですが修理した箇所、周辺は研磨によりどうしてもツル肌になります。そのためぶつぶつの鋳物肌の再現はできません。
割れたいた箇所のポリッシュ部は全くピンホールは有りません。
溶接修理としての再生はバッチリかと自負します。
こうゆう仕事をつい受けてしまうと他のモノが先に進まずさらに仕事が溜まってしまいますが、修理屋としての本領発揮でも有ります。私が一番得意なのは塗装や磨きではなくホイール修理ですから・・・・
二輪ホイールの大きく反って曲がったモノや修復歴の有るモノは修理不可となります。※同時期に今回のホイールと全く同じホイールで同じ症状のホイールが入庫しましたがそれは他所で手を加えて有りましたので手直し修理不能となりました。
塗装や磨きなどバイクのホイールも乗用車のホイールも関係有りませんのでバイクのアウトリムポリッシュ加工のみもお受けしています。
■メール送信について■
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