仕上げ実績・ブログ
2013.12.25
トヨタ純正16インチパウダーコートからの溶剤カラー+キャップ墨入れ文字
溶剤カラーでの再塗装は低コストな方法として既存の塗装に直の上塗り塗装も出来ますが、今回は剥離ブラストから始まりパウダーコートで素材をしっかりガードしてその上に溶剤カラーでのお化粧塗装からキャップ凹文字の墨入れによる手の込んだ拘り塗装です。
塗装剥離してアルミ無垢からの再塗装は「溶剤サフベース」でも「パウダーコートベース」でも最終の仕上げは溶剤カラーですのでベースの種類には関係無く見た目、仕上リ感は全く変わりません。
ブランドメーカーの量産新品ホイールはパウダーコートベースからの溶剤カラー仕上げが今や主流となっています。
トヨタ純正16インチパウダーコートベースからの溶剤カラーとキャップの墨入れ
岩手県のお客様・・・ガリ傷は有りますが程度の良い100系の純正ホイールです。
傷はパテ埋めして既存の塗装の上に上塗りの丸塗り塗装が一般的ですが、拘り作業のため剥離ブラストから始まりパウダーコートをベースとして溶剤カラーでお化粧塗装をします。
まずはいつものように剥離してガリ傷の肉盛溶接から
パウダーコートの下処理としてウェットブラストを掛けます。
塗装剥離やブラスト(ドライ&ウェット)は女子が担当です。
写真には有りませんがさらにひと手間掛けてバレル研摩のしてからベースとなるパウダーシルバーを噴射します。
パウダーシルバー完成!
パウダーシルバーフィニッシュならここで終了ですがここからさらに溶剤カラーの指定色でお化粧塗装に入ります。
インナーリムや側面リムはパウダーコート肌を残すために溶剤が掛からないようにマスキングしてデザイン天面はパウダー肌をサイディングして指定色の「プレミアムシルバーパール(1F3)」 で仕上げます。
キャップはプラ製のためパウダーコートが出来ませんのでベースから溶剤仕上げになります。
凹文字への墨入れしてクリアーで抑えてキャップの完成!
指定カラー「プレミアムシルバーパール(1F3)」 をデザイン天面に塗ってクリアーはやや厚めに塗って完成です。
先塗りのウダーコート肌へ後塗りの溶剤カラーが被らない様にひと手間かけてインナーリムから側面リムをマスキングする拘りの理由・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインナーリムから側面リムへのパウダーコート肌残しがより効果的です。
当時の量産純正には無いパウダーシルバーをベースとした拘りと贅沢な溶剤カラー仕上げです。
年末で納期がすべてずれ込んでしまいご迷惑おかけします。
年末年始休業のお知らせ
12月28日(年内最終出荷業務&大掃除)※お電話、メール対応いたします。
12月29~1月5日(休業)
1月6日~(通常営業)
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- パウダーコートベースからの溶剤カラー塗装