仕上げ実績・ブログ
2014.01.13
旧車セリカ純正のパウダーコート&ダイヤモンドカットによるリフレッシュ
当時は無かった現代のパウダーコートをベースにセリカ純正ホイールを新品同様に再生リフレッシュします。
新品同様と言うより後加工の方が繊細かつ手の込んだ作業ですので当時の純正より耐久性や見た目、クオリティーは勝っているかと思います。
塗装剥離からのダイヤモンドカットのリフレッシュ・リメークは全て先にカラー塗装を済ましてから最後にデザイン天面のダイヤモンドカットになります。
旧車セリカ純正のパウダーコート&ダイヤモンドカットによるリフレッシュ
東京都のお客様・・・同じホイール2回目のオーダーで今回は5本です。セリカ純正を何本お持ちなのでしょうか?天面の旋盤で削り出しで素材無垢のままクリアーを施して無い事が幸いしてオンクリアー特有の白ミミズや虫食い腐食が有りません。
剥離からブラスト研磨します。
インナーリムの元は塗装無しで無垢の状態ですが、窓部からインナーリムは繋がっていますので今回はインナーリムまでパウダーシルバーを塗ります。
赤ライン部をマスキングしてパウダーシルバーの静電噴射
シルバーを残す窓部サイド面とホール穴付近をメインで狙ってそれ以外はパウダーコートが被った状態でいいです。
パウダーシルバー冷却乾燥後は先程の逆パターンのマスキングで赤丸部を塗装します。
デザイン天面をダイヤカットする事により「窓部サイド面からホール穴のシルバー塗装と赤塗装」は残りそれ以外はダイヤモンドカットになり丸ごとオンクリアーして完成です。
BBFバフポリッシュやバレル研摩はつる肌鏡面仕上げのためオンクリアーの有無は任意ですがダイヤモンドカットは虹色ライン保護のためオンクリアーは必須条件です。
BBFバフポリッシュやバレル研摩へのオンクリアーは素材や腐食程度により「溶剤クリアーとパウダークリアー」が選択出来ます。
ダイヤモンドカットへのオンクリアーは溶剤クリアーのみパウダークリアーは不可になります。
年代物の古いセリカ純正は今回無垢仕上げのため白ボケは出ていても虫食い腐食が無かったのはノークリアー仕上げだったからです。これがオンクリアーして有り数十年も経った物なら白ミミズや虫食い腐食が酷くなっていたかも知れません。
ポリッシュオンクリアーの腐食現象
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ポリッシュオンクリアーはアルミ素地とクリアーの間に水が浸入して密封され湿った状態のままになるため白ミミズ腐食が進行して素地まで侵されれば終いには虫食い状態になります。。そうなる前に早めの処置が大切です。
ポリッシュオンクリアーの損傷原因についてはこちら
4本セットリフレッシュ・リメークに限り今年も送料往復無料キャンペーンを継続します。
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