仕上げ実績・ブログ - 2014年08月
2014.08.04
マツダユーノス純正16インチ/ハイパーブラック(DBK)とグロスブラック
マツダユーノス純正16インチのハイパーブラック(DBK)とグロスブラック2トーンカラー塗り分けです。
1Psホイールへの2色以上の塗り分けはいずれかのカラーを先に済ませてからマスキングにて塗り分けします。直線的な簡単なモノも有れば丸の円状で増しては円の内側のマスキングなどはテープ式では綺麗なラインは出せません。
構造をスキャンしてPCでデータを造りカッティングプロッターでカットしたマスキングシートによる2トーン塗り分けです。
マツダユーノス純正16インチハイパーブラック(DBK)とグロスブラック塗り分け
神奈川県のお客様・・・経年劣化のダメージはそれなりですが今回の作業は腐食痕と塗り分けが大きな課題です。
この腐食がパウダーコートに悪影響を与えます。
剥離剤での剥離状態ここからさらにブラスト研磨します。
基本中の基本ガリ傷肉盛り修正
ガリ傷修理から研磨形成して本体丸ごと下処理研磨
パウダーグロスブラックの静電噴射!
ハイパー塗装のベースとなるパウダーグロスブラックが一先ず完成!
しかし一部腐食によるブツ発生!
腐食が有った箇所は予想通りブツ、湧き、発砲が出ました。
ハイパー塗装は溶剤ですので部分的な溶剤ベースからの手直しが効きますが、これがパウダーフィニッシュなら手直しが出来ませんので腐食の有るモノへのパウダーコートフィニッシュは不可となる理由です。※インナーリムなら良しとしますが・・・・
インナーリムから側面リムは塗装が掛からない様にマスキングしてデザイン天面部をハイパー塗装の下処理でサイディングしてハイパーブラック(DBK)に入ります。
丸い形状へのテープ式のマスキングでは綺麗な円が出ない事と内円ではテープにシワがより塗り分けの境目はギザギザのラインになってしまいます。
綺麗な円を出すためにはPCで形状を計測してカッティングプロッターを使いマスキングシートを作成します。これなら綺麗な円が出せます。
二分割して貼り合わせたマスキングシートで養生!貼り方による多少の位置ずれはテープ補修です。
ベースパウダーグロスブラックとハイパーブラック(DBK)と溶剤グロスブラックの塗り分けの完成です。
キャップもホイール同様マスキングでの塗り分けですがプラ製キャップはパウダーコートが出来ませんのでベースは溶剤ブラックになります。
インナーリムから側面リムはパウダーグロスブラックの肌残しです。
塗り分けはマスキングする箇所によりちょっとしたワンポイント表現の為に手間暇が掛かります。
装着写真を頂きました。
同色系の塗り分けのため遠目からはほとんど見分けが付きませんが、オーナーのさりげない拘りです。!
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2014.08.02
BBS-LM20インチ/リアー裏組とフロント表組
アルファード4駆ですので4本通しサイズのため、フロントはフェンダーにカツカツですがリアがフェンダーにスカスカでやや寂しい感が有りリアーだけ17㎜オフセットを稼ぎプチ深リムになった裏組と表組のペアーです。
表組と裏組2本ずつでは前後見た目のバランスが悪いためフロント側の表組を裏組みたいに仕上げて遠目には4本が裏組で揃ったように見えていい感じになりました。
BBS-LM20インチフロント表組とリアー裏組仕様
千葉県のお客様・・多少の使用傷は有りますが、程度良好な8.5J同サイズ通しのLM20インチです。
リムフランジ傷修理からシルバー塗装してクリアーまで先に済ませます。
センターディスク4本使用傷が有りましたが程度の良いモノはなるべくDBK丸塗りはしない様に部分的な修理から部分ハイパーブラック(DBK)をします。
※傷の領域が広い場合や塗装の劣化ダメージが酷い場合は丸塗りした方がより確実です。
リアー側は普段隠れているディスク台座(勘合部)より研磨ポリッシュして裏組の完成です。
裏組で17㎜オフセットがマイナス側になります。
フロント側は通常の表組でディスク部はピアスボルト辺り面より研磨して組み付け完成です。
お客様からのリクエストですがリアー側の裏組と統一感を出すためディスク面のピアスボルト辺り面からポリッシュしてリムと揃えれば裏組風に見えなくも有りません。
インナーリムから側面リムは洗浄のみで再塗装は有りませんのでウェイトカスは残った状態です。
※ウェイトカスの削除を強引にやると塗装が薄くなったり剥げたりしてクレームの対象となりますので洗うだけの処理です。
表組のLMのディスク面を一部ポリッシュで揃えれば裏組したLMとは遠目には
4本が裏組に見えなくも無いですネ!
LM裏組はピアスボルト交換とリムの再ポリッシュは必須条件です。
ポリッシュには大きく分けて「BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ダイヤモンドカット・ブラッシュド」などが有りワンオフカスタムならではのポリッシュ方を選択出来ます。またポリッシュ方によりオンクリアー&ノークリアーの選択も可能です。
■ポリッシュオンクリアー「可・不可」に付いて■
※低温焼き付け(60℃)の溶剤クリアーは大概のモノに対応出来ますが、高温焼き付け(200℃)のパウダークリアーは素材の「良し悪し」と「腐食の有無」で「可・不可」が決まります。
1・ダイヤモンドカット
虹色ヘアーライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーのみとなりパウダークリアーは不可です。
2・BBFバフポリッシュ
バフ光沢仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
3・バレル研摩
鏡面バレル仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
4・ブラッシュド
荒いブラシライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。
溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。
リムポリッシュ加工の価格の安い順位・・・・(同条件溶剤オンクリアーの場合)
1位・ブラッシュド~2位・BBFバフ研磨~3位・バレル研摩~4位・ダイヤモンドカット
※単品修理の場合は元がダイヤモンドカットの場合ダイヤモンドカットがベストですが4本組カスタムリフレッシュの場合はダイヤモンドカットに拘る必要もなくコスト面や好みの問題です。
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