仕上げ実績・ブログ
2014.09.05
OZ1Ps鋳造(CAST)パウダーコートからクリアーシール抑え
OZ1Ps鋳造(CAST)ホイールへのパウダーグロスホワイトからロゴシール溶剤クリアーでのシール保護抑えです。
シール付は修理や再塗装してしまえばシールが無くなりますがそれを嫌がるお客様も結構多くいらっしゃいます。ロゴシールも自社制作して再塗装リフレッシュいたします。
シール剥げ防止にクリアーで抑える方法が有りますがは高温焼き付けのパウダークリアーでは当然の事シールが溶けてしまいますので低温焼き付けの溶剤硬質クリアーで抑えます。
今回紹介のOZは前処理からパウダーコートしてクリアートップコートまで全く同じ工程ですのでOZ塗り替え2台まとめて紹介します。
OZ1Ps鋳造(CAST)パウダーコートから溶剤クリアーシール抑え
島根県のお客様・・・曲り、ガリ傷修理は有りませんが腐食が酷く進行中です。
酷く痛んだキャップですがプラ製の台座にアルミ板を被せたキャップの場合高温焼き付け(200℃)パウダーコートではプラが熱で溶けてしまうためキャップは低温焼き付け(70℃)の溶剤塗装になります。
曲り、ガリ傷修理などはパウダーコートに関係しませんが腐食の酷いモノはパウダーコートすれば確実に湧き、発砲が発生します。
でも今回パウダーコートはベースで最終は溶剤化粧塗装しますので湧き、発砲の手直しが効きますので問題有りません。
剥離ブラストしてハンド研磨です。ここがパウダーコートに一番肝心な下処理です。
インナーリムから側面リムはリム研磨機にて研磨
ベースとなるパウダーグロスホワイトの静電噴射!
写真ではほとんど解りませんが腐食部はややブツが出ています。
パウダー肌を足付けサイディングします。
腐食部は溶剤ホワイトで手直ししてシールの上から溶剤クリアートップコートを塗って完成です。
腐食の有るモノへのパウダーコートフィニッシュは不向き出来ませんがパウダーコートはベースとして溶剤で仕上げれば問題無く綺麗になります。
岡山県のお客様・・・傷は無い様に見えますがリム部は後塗りのため何が出て来るかは塗装を剥いでみないと解りません。
案の状ガリ傷はパテ埋め補修でしたので肉盛修理と曲り修理から
リム修理から研磨形成
インナーリムから側面リムももちろん研磨
パウダーグロスホワイトの静電噴射!
インナーリムから側面リムはパウダーコート肌をあえて残すため溶剤塗装が被らない様にマスキングしてデザイン天面部のみ溶剤クリアー仕上げします。
シール剥げ防止抑え目的で溶剤硬質クリアーでフィニッシュです。
インナーリムから側面リムも面倒なマスキングなどせず溶剤カラーで丸塗りした方が簡単なのですが裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインリムへのパウダー肌残しをする理由、目的です。
ホワイトカラーに赤ロゴはOZの定番カラーですね。
塗装や磨きのリフレッシュは前処理(修理からの原型修復)と下処理(剥離研磨からのベース造り)が命です。
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- パウダーコートベースからの溶剤カラー塗装