仕上げ実績・ブログ
2015.04.22
パーツのBBFバフ研磨ベースからのバレル研摩
通常アルミパーツの磨きは青棒やコンパウンドを使った乾式のバフ磨きで平滑な面は磨けても凹凸の多い複雑な構造デザインのモノは磨けません。
またバフ磨きではコンパウンドによるバフラインやバフムラと摩擦熱によるバフ焼けが入ってしまい平滑な面の広いモノほど余計に目立ってしまいます。それらを解消するのが、水槽混入湿式セラミック研磨によるバレル研摩です。
ウェットブラスト機も完備していますがウェットブラストは汚れ錆び取りは出来ても白濁して光沢は出ませんのでウェットブラストはバレル研摩の前処理利用です。
バレル研摩機でパーツ磨きに対応した当社独自の画期的な研磨工法で、バレル研摩機へジグ装着可能なパーツならどんなモノでもスーパーポリッシュバレル研磨が可能です。
パーツのバレル研摩&BBFバフ研磨
その1・・キャリパー/バレル研摩/パウダークリアー
神奈川県のお客様・・キャリパー4個で3個はウェットブラストをかけて有ります。このままではバレル研摩機へ装着出来ませんので分解して8個のパーツとして個別に磨き上げます。
凹凸の多いデザインですがハンド研磨にて手の届く箇所を全て下処理研磨します。
BBFバフ研磨からバレル研摩してパウダークリアーでコーティングして完成!
凸凹の多いデザインのモノは通常のバフ磨きでは無理ですがバレル研摩なら可能です。
その2・・ホイールハブ・ブレーキパネル・カップリング/バレル研摩/ノークリアー
熊本県のお客様・・カップリングは丸いリング円周部のみの磨きでブレーキパネルは表面磨きでホイールハブは丸いリング円周部の両面の2面磨きになります。
ブレーキパネルの表面ハンドバフ磨きから仕上げはバレル研摩につなげます。
3パーツバレル研摩の完成!
鋳造(CAST)パーツの場合素材により胡麻を降った針で刺した程度の巣穴が出てくる場合が有ります。
その3・・ミラーボール/BBFバフ磨き/磨溶剤クリアー
鹿児島県のお客様・・薄いアルミ板の為これをバレル研摩すればセラミックの押し込み圧力で変形しますのでこれはバレル研摩出来ませんのでBBFバフ研磨から研磨機による磨きになります。
バレル研摩では有りませんが、ハンドバフ磨きから研磨機による磨き仕上げならムラのない均等な鏡面仕上げになります。
より光沢を生かすために透明度の高い溶剤硬質クリアーでコーティング!
その4・・エンジンカバー・マニホールド/バレル研摩/ノークリアー
福井県のお客様・・エンジンカバーはお客様が研磨トライしましたが途中で断念!マニホールドは鋳造特有の砂肌が粗いですがこれがバレル研摩によりツル肌光沢になります。
1500番手までペーパー掛けのハンド研磨
バレル研摩は前処理となるハンドペーパー掛けからバブ磨きの下処理次第でバレル研摩の仕上がりが決まります。
バフ研磨からバレル研摩完成!
複雑な構造のモノでも均等に光沢が出ます。
丸みを帯びたRの効いたモノは光沢を反射してより効果的です。
バレル研摩でないとバフ磨きフィニッシュではこんなになりません。
パーツのバレル研摩はサイズよりデザイン構造で「可・不可」とお値段が決まります。
従来の乾式コンパウンドバフ研磨とは違い水槽の中にホイールやアルミパーツを入れ特殊研磨材(セラミック)を混入してその極小のセラミックが細かい箇所まで、ムラ無く均等な光沢輝きを実現します。下処理次第で複雑な構造の物や多種多様なデザインにも対応できる画期的な磨き研磨工法です。
アルミの上に他の材質を付けて光沢表現するメッキ「クローム(金属層)・スパッタ&蒸着(銀幕層)」とは違い、アルミ素材自体の鏡面仕上げのため、高額な割には耐久性の悪いメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化が無くメッキ加工の半分~1/3以下の料金で収まります。
素材自体の磨き込みですので、素材の良し悪しにも大きく影響しますので程度の悪いモノは仕上がりが期待できません。
その他1・・樹脂フェンダークロームカラーチェンジ
長野県のお客様・・樹脂製のクロームメッキの新品フェンダーですがこれをゴールドメッキ調にします。
新品状態のクロームメッキをそのまま生かした金メッキ調です。
※注)中古品でメッキ剥げや傷の有るモノなど部分メッキ修理など出来ませんので剥げや傷が残った状態そのまま金メッキ調として反映されます。
アルミ素材ならメッキしなくてもバレル研摩してポリッシュ光沢を生かしたパウダーキャンディーゴールドやその他の色んなキャンディーカラーが出来ます。
バレル研摩からパウダーキャンディーゴールドはこちら
http://www.243ok.co.jp/blog/2015/02/22971/
その他2・・クロームワイヤーホイールのバレル研摩
こんな錆びだらけのワイヤーホイールもバレル研摩で錆び取り磨きが出来ます。
手磨きして仕上げは全面バレル研摩から腐食の酷い一部残った鉄の赤錆はメタル塗装で部分的な補修をして丸塗りのクリアーで再錆び防止コーティングをします。
二輪ワイヤーホイールの修理からのバレル研摩はこちら
http://www.243ok.co.jp/blog/2014/12/22996/
素材自体の磨き込みのバレル研摩は高額な割りには耐久性が悪く素材を痛めるクロームメッキのようにメッキ剥げ、メクレ、メッキサビなど無縁ですのでそんな心配など有りません。
ポリッシュのメンテナンスについてはこちら
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