仕上げ実績・ブログ
2015.08.22
ジャンクションプロデュース:スカラー/ブラッシュド/リフレッシュ・リメークx2台
ジャンクションプロデュースのスカラー18/19インチ「国産復刻版2Psと年代物OZ製3Ps」のリフレッシュ・リメークです。
「国産品復刻版スカラーと年代物OZ製スカラー」は見た目ほぼ同じですが構造(2Ps&3Ps)と素材(合金プレスリム&鍛造リム)とピアスボルト(スチール&チタン)など構造、素材が違います。
スカラー2セットのリム加工は(光輝アルマイト&バフ研磨)でそれぞれ元オリジナルに沿った加工をしましたが、センターディスクとセンターキャップは2台共同じブラッシュドのカスタムリメークのため効率良くまとめて作業進行したスカラー2台を紹介します。
ジャンクションプロデュース:スカラー/ブラッシュド/フルリメーク
【A】・・復刻版国産2Ps:リム修理から化研光輝アルマイト&白アルマイト
和歌山県のお客様・・・復刻版国産2Ps19インチのスカラーです。
アウトリムが大きく反って曲がっています。
大きな曲りのプレス修理から肉盛り修理
その他3本も曲りガリ傷修理
BBFバフ磨きまで当社で行い化研光輝アルマイトは専門会社への外注依頼になります。
光輝アルマイトhttp://243ok.co.jp/blog/category/492/
【B】・・OZ製3Ps:リム修理からBBFバフポリッシュ&パウダーグロスブラック
鹿児島県のお客様・・・年代モノOZ製3Ps18インチのスカラーです。
年代モノですので赤錆や曲りガリ傷などが多く損傷が酷く程度がよろしく有りません。
4本全部曲りガリ傷有りです。
肉盛り溶接は必要不可欠な修理です。
アウトリムのBBFバフポリッシュ
リム曲り、ガリ傷修理はほぼ完璧です。
インリム剥離から研磨機によるリム研磨
パウダーグロスブラックの静電噴射!
【C】・・2セット共通加工:センターディスク&センタープレートのブラッシュド
剥離層による塗装剥離からブラスト研磨してアクション研磨します。
スポーク窓部先塗りのパウダーシルバー8枚まとめて静電噴射!
スポークデザイン天面を研磨します。
ブラッシュドベース研磨
センターキャップはバフ磨きからバレル研磨で一旦磨き込んでブラッシュドします。
※写真上が前処理の一般的なバフ磨きで写真下がさらに追い込んだ磨きのバレル研磨です。
ブラッシュド加工後はセンターディスク&センターキャップ丸塗りのパウダークリアー静電噴射!
剥離~ブラスト研磨~ハンド研磨~バレル研磨~パウダーシルバー~ブラッシュド~パウダークリアーなど多くの工程を経て無事完成
「復刻版国産2Ps19インチ」スカラー組み付け合体完成
インアウト溶接結合の2Psですのでリム丸ごとアルマイトになりますが、アウトリムは一旦バフ磨きしてからアルマイトしますので光輝アルマイトになりインリムはバフ磨きをしませんので白アルマイトになります。
「OZ製3Ps18インチ」スカラー組み付け合体完成
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへのパウダーコートフィニッシュがより効果的です
「復刻版国産2Ps19インチ」のリムは合金プレスリムのため化研光輝アルマイトになります。
「OZ製3Ps18インチ」のリムは鍛造(FORGED)でBBFバフポリッシュになります。
こちらはキャップ3個割れていましたのでキャップに難が有りました。
■復刻版国産スカラー19インチ/リフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・BBFバフ研磨から化研光輝アルマイト
2・インナーリム・・・・・・・・・BBFバフ研磨無しのため白アルマイト
3・センターディスク・・・・・・パウダーシルバー+ブラッシュド(パウダークリアー)
4・センタープレート・・・・・・バレル研磨+ブラッシュド(パウダークリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
6・ナット・・・・・・・・・・・・・・・再利用
7・エアーバルブ・・・・・・・・無し
8・エンブレム・・・・・・・・・・交換無し
■OZ製スカラー18インチ/リフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
3・センターディスク・・・・・・パウダーシルバー+ブラッシュド(パウダークリアー)
4・センタープレート・・・・・・溶接修理バレル研磨+ブラッシュド(パウダークリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
6・ナット・・・・・・・・・・・・・・・再利用
7・エアーバルブ・・・・・・・・洗浄研磨再利用
8・エンブレム・・・・・・・・・・交換無し
9・OZロゴシール復元制作
10・完全分解に伴うシーリング打ち直し
「復刻版国産スカラー」と「OZ製スカラー」の構造パーツの違い
「復刻版国産スカラー」 「OZ製スカラー」
(構造・素材) ・・・国産品合金プレス2Ps ドイツ製鍛造3Ps
(アウトリム)・・・ ・光輝アルマイト バフ磨きフィニッシュ
(ピアスボルト)・ ・メス型クロームメッキ オス型クロームメッキ
(キャップボルト)・スチールクローム チタン合金
(ホール穴)・・・・・9穴マルチピッチ 単穴専用ピッチ
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
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