仕上げ実績・ブログ
2016.01.07
AMG1Ps/ポリッシュ&カラー/パウダーコートベースとパウダーコートフィニッシュ
AMG16インチ1Ps鋳造(CAST)の1Psホイールの「リムポリッシュ&ディスクカラー」の個別仕上げは先にカラー塗装を済ましてからポリッシュ加工の手順になります。
新品又は新品同様の再塗装は溶剤カラーの上塗りも可能ですが古いホイールなど剥離からスタートする場合はパウダーコートをベースにして最終塗装が溶剤カラーの場合と特別指定カラーが無い場合はフルパウダーコートフィニッシュの2通り有ります。
・・パウダーコートをベースにする理由・・
地金への密着性は溶剤よりパウダーコートが遥かに勝っている点とブレーキダストが特に付きやすい外車など熱に強いパウダーコートならブレーキダストが付きにくく汚れ落ちが良くなり腐食もしずらくメンテがやり易くなるなどベース塗りや本体丸り塗装はパウダーコートが断然有利です。
AMG16インチ1Psパウダーコートベースとパウダーコートフィニッシュ
その1・・・AMGパウダーシルバーベースから溶剤シルバー塗装&ポリッシュ
福岡県のお客様・・・曲りと修復歴有りのディスク型AMGです。
剥離してから曲り修理
ベースにパウダーコートを塗りますので面出しのアクション研磨
さらにバレル研磨
インナーリムから側面リムの研磨
ベースカラーとなるパウダーシルバーの静電噴射
パウダーシルバーを足付けサイディングして指定カラーの溶剤シルバーでお化粧塗装をしてディスク面は一旦クリアー塗装まで済ませます。
インナーリムから側面リムはパウダーコート肌を残すためにマスキングしてデザイン天面をサイディングして溶剤シルバーを塗ります。
アウトリムBBFバフポリッシュして溶剤クリアーコーティングで完成です。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からデザイン天面(フェイス)のみ溶剤指定カラー塗装でインナーリムから側面リムはマスキングによる拘りのパウダーコート肌残しです。
ベースがパウダーシルバーでも最終カラーが溶剤シルバーの場合同条件の溶剤クリアーになります。※パウダーコートの上に溶剤は塗れますが、溶剤に上にパウダーコートは塗れません。
1Psホイールの「リムポリッシュ&ディスクカラー」の個別仕上げは先にカラー塗装をしますが、そのカラー塗装が溶剤カラーかパウダーカラーでポリッシュへのクリアーも溶剤クリアーかパウダークリアーいずれかに決まります。
その2・・・AMGパウダーシルバー&ポリッシュ&パウダークリアーによるフルパウダーコート
大分県のお客様・・・年代物の割には程度良好なヒトデAMGです。
曲り、ガリ傷修理が有りませんでしたので即、剥離からリム研磨
パウダーコートのためのアクション研磨からバレル研磨
アクション研磨からバレル研磨まですればパウダーコートのレベリングがさらに向上します。
1コート目のパウダーシルバーの静電噴射!
ディスクをマスキングしてアウトリムのBBFバフポリッシュ
磨き込んだアウトリムから本体丸ごと2コート目のパウダークリアーの静電噴射!
ポリッシュリム&ディスクカラーのフルパウダーコートの完成
外車ホイールはパットカスが特に付きやすいため「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などパウダーコートがより効果的です。
パウダーコート独特の肉厚感有るモッチリした樹脂膜肌になります。※腐食が酷い場合はパウダークリアーが出来ませんのでその場合は溶剤クリアーに変更します。
パウダーコートは調色が出来ないのが最大の欠点ですが特別な指定カラーが無い場合は耐久性重視でパウダーコートフィニッシュがお勧めです。
※色調重視なら溶剤カラーで耐久性重視ならパウダーコートの選択になります。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
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(有)オートサービス西