四半世紀前のEwing15インチ3Ps5本スポークを8本お送り頂きパーツ選別による美味しい処取りで4本バレル研磨で仕上げたリフレッシュ・リメークです。
部品取りの場合メッキパーツは痛みが激しくてクローム剥離代も塗装品の剥離代に比べて倍以上高くなる上に納期も掛かりますので、なるべくメッキ品では無く、塗装品パーツを再利用した方が安く早く綺麗に仕上がります。
Ewing15インチ5本スポーク8本から部品取り4本バレル研磨リフレッシュ・リメークメッシュ
静岡県のお客様・・・・Ewingを8本お送り頂きパーツのいいとこ取りで4本1セットを造りリフレッシュ・リメークします。
深リム側の採用するEwingx4本
ディスクはクロームメッキ側のディスク利用の予定でしたが裏面を削って有りクローム剥離のコストも掛かるためシルバー塗装側のディスクを今回採用します。
深リム側の採用するアウトリム&インリムの曲りチェック修理から・・年期物ホイールで曲り、ガリ傷修理の無いモノはほぼ有りません。
ガリ傷肉盛り修理!
※採用しない浅いリムx4枚は曲り、ガリ傷が無かったのですが深リムの方は曲りガリ傷だらけです。
シルバー塗装側のディスクを剥いだ結果かなり腐食が酷いです。・・
WORK製の塗装やメッキは下地が悪いせいか?同年代の他のメーカーのモノより激しく損傷したモノが多いです。
剥離からブラスト研磨・・・この肌なら何とかバレル2次元研磨がいけそうですのでこのディスクを再利用します。
ハンドアクション研磨!
ハンドアクション研磨からバレル荒研磨!
ハンドバフ磨き!
腐食して腐ったディスクのバレル研磨完成です。
※この状態でクロームメッキにすれば新品オリジナル同様の2Dクロームになりますが、メッキは直ぐ剥げますのでクロームは避けて無くパウダークリアーをします。
ポリッシュ面への密着性向上のためのガスグラスプライマー化学処理からパウダークリアー静電噴射!
損傷確認のためシルバー塗装側のキャッププレートの塗装剥離した結果は虫食い、陥没が酷いためこちらは不採用と言う事で、メッキ側のキャッププレートを採用します。
クロームメッキのキャッププレートのクローム剥離!
ブラスト研磨しての判断でメッキされたキャッププレートを採用します。
ポリッシュ面への密着性向上のためのガスグラスプライマー化学処理からパウダークリアー静電噴射!
クロームメッキの6角キャップは分解出来ないプラ製のパーツがくっ付いているためクローム剥離や磨き、再クロームが出来ませんのでメッキ損傷状態のまま反映した溶剤キャンディーゴールドになり当然パウダーコートも出来ません。
ゴールドメッキのピアスボルトは使えそうも無いのでクロームメッキピアスボルトをガスグラスプライマー化学処理からパウダーキャンディーゴールドにします。
ナットは8本分から錆びの少ない程度の良いモノを4本分選別してブラスト研磨してガスグラスプライマー化学処理からパウダーシルバー静電噴射!
インリムの剥離研磨から当社定番となったパウダーグロスブラックの静電噴射!
パーツ個別加工の全パーツの完成!
部品取り8本から4本を組み付け合体完成です。!
・・・インリムへのパウダーコート推奨理由・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので
「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない・黒光りして見栄えが良い」などインリム塗装はパウダーコートが絶対お勧めです。さらにパウダーコートはガラスコーティングなど不要です。
アウトリム4本の曲りガリ傷修理はほぼ完璧です。
※確実なリム修理が出来ないといくらリムをピカピカに磨きても何の意味も有りません。
ディスクの凹んだ箇所はあえて鋳物ゆず肌残しのバレル研磨です。
■Ewing5本スポーク/バレル研磨リフレッシュ・リメークの詳細■
1・アウトリム・・・・・・・・・・・・・・リム修理BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インリム・・・・・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
3・センターディスク・・・・・・・・バレル2次元研磨(パウダークリアー)
4・センタープレート・・・・・・・・バレル2次元研磨(パウダークリアー)
5・6角キャップ・・・・・・・・・・・・溶剤キャンディーゴールド
6・ピアスボルト・・・・・・・・・・・・パウダーキャンディーゴールド
7・ナット・・・・・・・・・・・・・・・・・・ブラスト研磨パウダーシルバー
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・・・交換無し再利用
9・バルブ・・・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
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