二輪・四輪鉄ホイールの修理パウダーコート再塗装です。
鉄ホイールの修理から再塗装リフレッシュ・リメークは当社では全て粉体塗装(パウダーコート)での再塗装を行っています。
※パウダーコートは溶剤より高いイメージが有りますが、剥離からの丸塗りの場合却って溶剤の方がコスト割高になり溶剤が安く上がるケースは塗装剥離~ブラスト研磨が不要な新品又は新品同様の再塗装のみです。
パウダーコートは樹脂膜の180~200℃高温焼き付けのため「密着性、耐光性、耐色性、耐熱性、頑丈肌」など鉄ホイール再塗装には一番適した塗装で、一般的なガン吹き溶剤カラーの比では有りません。
鉄ホイールの修理パウダーコート再塗装x4台
その1・・・穴埋め溶接パウダーマットブラック3分引き(1コート)
神奈川県のお客様・・・ホイールカバー削除穴埋めがメインの17インチ鉄ホイールです。
ホイールカバーのリベット止め削除すれば穴が開きます。
溶接前に塗装剥離
リベット止め穴の鉄溶接埋め
鉄溶接埋め研磨形成
アウトリム研摩
インナーリムから側面リム研磨
平滑面出しのバレル研磨!塗装は下処理、仕込みが命です。
※パウダーコートは全てバレル研磨をしています。
パウダーマットブラック3分引き静電噴射!
微かな艶がある3分消しマットブラック
※溶剤マットブラックの場合、艶消し添加剤塗装のため肌がザラツキ感が出ますが、パウダーマットブラックはザラツキ感の無いツル肌になりメンテもやり易くなります。
リベット止め穴の鉄溶接埋め箇所は完璧です。
その2・・・曲り修理手直しパウダーシルバー(1コート)
佐賀県のお客様・・・曲りを応急処置で治した鉄ホイール
曲がった状態で頂ければ簡単に修理出来ますがハンマー叩きやペンチ伸ばしされると修理が難しくなり修理代も倍以上掛かりますので絶対に手を加えずにお送りください。
凸凹に歪な形状になっています。
プレス曲り修理
曲り修理が終わればパウダーコートの下準備
パウダーシルバー静電噴射!
パウダーシルバー完成!
ハンマー叩き、ペンチ伸ばしされた周辺です。
手付かずの曲りなら安く早く治せますが手を加えられたモノは余計な経費と時間が掛かります。
このホイールは2ヵ月ほど納期を頂きました。
その3・・・二輪曲り修理パウダーホワイト(1コート)
高知県のお客様・・・レア物スクーターの12インチ鉄ホイールです。
30年前の鉄ホイールですので凸凹曲がってかなり傷んでいますが修理と下処理さえしっかりすれな見事に再生蘇ります。
鉄ホイールでもより密着性向上のためのガスグラスプライマー化学処理してパウダーグロスホワイト静電噴射
錆びだらけのスクーター鉄ホイールがパウダーコートにより当時物以上のクオリティー耐久性UPして再生されました。
一般的なガン吹き溶剤ホワイトの数倍長持ちします。
ホイール本体隅々までパウダーコートでコーティングされてますので錆び易い鉄ホイールにはパウダーコートがベストな再塗装です。
その4・・・パウダーホワイトベース溶剤ホワイト&溶剤クリアー(3コート)
茨木県のお客様・・・トライアンフTR-4純正鉄ホイールです。
鉄ホイールを剥離すれば直ぐに錆びてしまうためアルミの様にまとめて造り置きが出来ませんのて鉄ホイールは剥離したらパウダーコートまで一気に付きっ切りの作業になります。
ブラスト研磨
リム研摩
化成処理からガスグラスプライマー化学処理してベースとなるパウダーホワイト静電噴射
指定カラー提示頂き調色しての溶剤お化粧塗装
インナーリムから側面リムはマスキングしてパウダーホワイト塗装残しです。
・・・・・・パウダーホワイト塗装残しの理由・・・・・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などインリム塗装は特にパウダーコートが絶対お勧めです。さらにパウダーコートはガラスコーティングなど不要です。
鉄ホイールに限らず丸塗り再塗装ではガン吹き溶剤お化粧塗装でも今時溶剤サフなど使用していませんので地金をしっかりガードするパウダーコートをベースとしたガン吹き溶剤塗装になります。
量産新品鉄ホイールの塗装は錆止めレベルの簡易的な溶剤塗装ですが錆び易い鉄ほどワンオフ一品物再塗装ならではパウダーコートがベストな塗装で一般的なガン吹き液体溶剤塗装は行っていません。
※当然鉄ホイールも曲り修理してガリ傷は鉄の肉盛り修理をしてからのパウダーコート再塗装です。
※ご指摘のバルブ穴周辺損傷修理はチュウブレスの場合シビアな修理が必要ですが、チューブ式の場合はエアー漏れに関係しませんので簡易的な見た目をよくする程度の処置になります。
■鉄ホイールパウダーコート再塗装の流れ■
1・曲りガリ傷修理~2・塗装剥離~3・ブラスト研磨~4・ハンドアクション研磨~5・バレル荒研磨(損傷程度による)~6・密着性向上の化成処理~7・パウダーコートカラー~7・パウダークリアー(オプション)
※4~5~6項目はバレル研磨機がない他店では行え無い当社独自の特別な塗装前下処理です。塗装は下処理仕込みが命!
※1・・ゴールドメタ、シルバーメタ、ガンメタのメタリック系の1コートではメタ本来の艶感が有りませんので任意オプションの”パウダークリアー”リコートすることをお勧めします。
パウダー丸塗り1コート http://www.243ok.com/blog/2015/10/22891/
※2・・黒、白赤、青などメタの無いソリッド系でも光沢性、耐食性、耐久性を上げるために”パウダークリアー”でリコートすることをお勧めします。
パウダー丸塗り2コート(クリアーリコート) http://www.243ok.com/blog/2016/08/23560/
※3・・指定カラーが有る場合はパウダーコートはベースとしてパウダーサイディング下処理して調色可能な溶剤カラーが追加となります。
パウダーコートベースからの溶剤カラー http://www.243ok.com/blog/2016/11/23582/
※4・・ザビの酷いモノや鉄錆びによる虫食い陥没が多い場合ば別途追加お見積りになります。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の(曲り・振れ・ガリ傷・欠け・割れ)ホイール修理が出来てからの話しです。
お見積は会社メール nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
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