仕上げ実績・ブログ - 鉄ホイール/曲りガリ傷修理からのパウダーコート
2018.04.14
二輪・四輪鉄ホイールの修理パウダーコート再塗装x4台
鉄ホイールに限らず丸塗り再塗装ではガン吹き溶剤お化粧塗装でも今時溶剤サフなど使用していませんので地金をしっかりガードするパウダーコートをベースとしたガン吹き溶剤塗装になります。
量産新品鉄ホイールの塗装は錆止めレベルの簡易的な溶剤塗装ですが錆び易い鉄ほどワンオフ一品物再塗装ならではパウダーコートがベストな塗装で一般的なガン吹き液体溶剤塗装は行っていません。
※当然鉄ホイールも曲り修理してガリ傷は鉄の肉盛り修理をしてからのパウダーコート再塗装です。
※ご指摘のバルブ穴周辺損傷修理はチュウブレスの場合シビアな修理が必要ですが、チューブ式の場合はエアー漏れに関係しませんので簡易的な見た目をよくする程度の処置になります。
■鉄ホイールパウダーコート再塗装の流れ■
1・曲りガリ傷修理~2・塗装剥離~3・ブラスト研磨~4・ハンドアクション研磨~5・バレル荒研磨(損傷程度による)~6・密着性向上の化成処理~7・パウダーコートカラー~7・パウダークリアー(オプション)
※4~5~6項目はバレル研磨機がない他店では行え無い当社独自の特別な塗装前下処理です。塗装は下処理仕込みが命!
※1・・ゴールドメタ、シルバーメタ、ガンメタのメタリック系の1コートではメタ本来の艶感が有りませんので任意オプションの”パウダークリアー”リコートすることをお勧めします。
パウダー丸塗り1コート http://www.243ok.com/blog/2015/10/22891/
※2・・黒、白赤、青などメタの無いソリッド系でも光沢性、耐食性、耐久性を上げるために”パウダークリアー”でリコートすることをお勧めします。
パウダー丸塗り2コート(クリアーリコート) http://www.243ok.com/blog/2016/08/23560/
※3・・指定カラーが有る場合はパウダーコートはベースとしてパウダーサイディング下処理して調色可能な溶剤カラーが追加となります。
パウダーコートベースからの溶剤カラー http://www.243ok.com/blog/2016/11/23582/
※4・・ザビの酷いモノや鉄錆びによる虫食い陥没が多い場合ば別途追加お見積りになります。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の(曲り・振れ・ガリ傷・欠け・割れ)ホイール修理が出来てからの話しです。
お見積は会社メール nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
メール送受信のお願い・・携帯からのメールでは一部「受信制限、返信不能、文字化け」などが有り電話番号が明記されないと、こちらから連絡の取り様が有りませんので必ず電話番号明記の上お願いします。返信不能な場合はこちらからお電話いたします。
電話受付:平日AM9:00時~PM19:00時 ※日曜祝祭日はお休みです。
電話番号 0995-65-7225
(有)オートサービス西
2017.10.13
サイドカー鉄ホイールの大きな曲り修理パウダーシルバー
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の(曲り・振れ・ガリ傷・欠け・割れ)ホイール修理が出来てからの話しです。
お問い合わせやお見積もりは会社メール nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
メール送受信のお願い・・携帯からのメールでは一部「受信制限、返信不能、文字化け」などが有り電話番号が明記されないと、こちらから連絡の取り様が有りませんので必ず電話番号明記の上お願いします。返信不能な場合はこちらからお電話いたします。
電話受付:平日AM9:00時~PM19:00時 ※日曜祝祭日はお休みです。
電話番号 0995-65-7225
(有)オートサービス西
- カテゴリー:
- 鉄ホイール/曲りガリ傷修理からのパウダーコート
2014.11.10
鉄ホイールのパウダーコート&キャンディーオレンジ
2台共新品卸しの鉄チンホイールですが、鉄チンホイールは腐食が早いため「丈夫で長持ちお手入れ楽々」なパウダーコートで鉄肌のコーティング目的とキャンディーカラーでお化粧して個性を主張した鉄チンホイールの紹介です。
廉価モノの変なアルミをつけるより純正鉄チンホイールに手を加えて耐久性への目的とオシャレに化粧したさりげない純正鉄チンホイールへの拘りです。
純正鉄チンホイールは剥げ易く錆び易いためパウダーコートや溶剤カラーとクリアーの塗装膜でコーティングする事により鉄錆び防止にも効果的です。
鉄ホイールのパウダーマットブラック&キャンディーオレンジ
その1・・パウダーマットブラック(半艶5分引き)
埼玉県のお客様・・・新品卸しですが鉄ホイールは痛みが早いためより耐久性の良い長持ちするパウダーコートで鉄肌をしっかりガードするのが今回の目的です。
ホイールカバーを止める金具を削除しますがリベット式の金具のため金具を外すと穴が開きます。
アルゴン溶接で表裏から穴埋め
アルゴン溶接での穴埋めは簡単な事ですが固い鉄の溶接痕の裏表研磨形成はフリーハンドによる形成のためここが腕の見せ所です。
鉄チンの塗装を剥いで放置すればすぐに錆びてしまうため造り置きができませんので剥いだ日に一気にパウダーコートまで仕上げます。
ブラスト掛けてリム研磨して2Ps溶接部の?ぎ目などの水気を完全に飛ばすため120℃で空炊きします。
パウダーコートの静電噴射!
パウダーマットブラックの半艶(5分引き)です。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへのパウダーワンコートフィニッシュを推奨する理由と目的です。
新品卸しのブラックと一見変わり映えしませんが耐久性は新品カラー塗装の比では有りませんので「丈夫で長持ちお手入れ楽々」がパウダーコートの一番の売りです。
その2・・溶剤キャンディーオレンジ
愛知県のお客様・・・ジムニー純正新品のシルバーですので新品のシルバーベースから溶剤キャンディーが可能です。
新品のシルバーベースから溶剤キャンディーのため剥離からブラスト研磨とベース塗装が有りませんのでお安く上がります。
新品ベースカラーが黒の場合はキャンディーが出来ませんので剥離は無しとしてもシルバー系のベース塗装が必要になります。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り往復送料無料キャンペーン中!
※リムのみまたはディスクのみ修理加工や単品修理は当社送料片道負担です。
メール返信のお願い・・日々膨大なメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日曜、祭日以外平日AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- 鉄ホイール/曲りガリ傷修理からのパウダーコート
2013.10.12
アルファロメオ純正鉄ホイールのリフレッシュ
50年前の古いレアモノの鉄チンホイールのリフレッシュ・リメークです。
鉄チンホイールでもきちんと修理してから当時なかった現代のパウダーコートをベースとした溶剤ウレタンカラー仕上げです。
通常パウダーコートをベースとする場合は溶剤仕上げに近似を塗りますが今後のメンテのやり易さと鉄への密着性と仕上げの溶剤の発色性の考慮からソリッドのホワイトをチョイスしました。・・・こだわりです。
アルファロメオ純正鉄チンホイールのパウダーベースからの溶剤化粧リフレッシュ
神奈川県のお客様・・・50年前のホイールですので傷や曲りが有って当然ですが年式の割には程度がいいです。オーナーさんが大切にされた愛着心が伝わります。
1964年式Alfa Romeo GT1300 ・・・渋い!こんな車は憧れますね。
まずは50年前の塗装を剥離します。
鉄はすぐに錆びてしまうためまとめて作り置きが出来ませんので一気に作業にかかります。
鉄でもマグでも関係なく基本は肉盛り溶接が必須です。
※パウダーは高温焼き付けのためパテ埋め部は沈んでしまいますので鉄でも鉄を溶接で足します。
硬い鉄の研磨形成は結構難儀です。
リム曲り、ガリ傷修理は完璧です。
ドライブラストからウェットブラストの2台のブラストを通してパウダーコート前の下処理をします。
ベースとなるパウダーグロスホワイトの静電噴射!
鉄はアルミより通電性がいいですのでアルミよりパウダーコートはやり易いです。
パウダーグロスホワイトの完成!
これはあくまでも鉄への密着性、耐食性目的のベースですのでこれから溶剤シルバーでデザイン天面のお化粧塗装に入ります。
インナーリムや側面リムはパウダー肌をそのまま残し維持したいためマスキングします。
デザイン天面のみ溶剤シルバーメタの完成です。
インナーリムや側面リムはマスキングにてパウダーホワイトの肌を残して有ります。
艶感を消すため艶消しのクリアーの希望でしたが溶剤の艶消しはざらつき感が出て洗浄がやりにくいため通常の艶有りをお勧めしました。
艶有りクリアーでも時間が経てばいずれ艶引き、色あせしますから自然とレトロ調に良い塩梅になります。
ザラザラ感が特徴売りの「フロッキー塗装(植毛塗装)」・「結晶縮み塗装」・「ザラザラパウダー」などは高温焼き付けのため耐熱性が有りますが、屋外使用のホイールではゴミ、汚れが付きやすく掃除がしずらくなります。またワックス磨きも出来ませんのでエンジンルーム内や車内装飾にお勧めします。
「ケバケバの絨毯」より「ツルツルのフローリング」が掃除し易いのと同じ理屈です。
ザラザラ感の塗装は「ごみ噛み、ブツ」など目立ず誤魔化しが効きますしクリアーのムラや艶出しなど気にする必要が有りませんので塗装する側からすれば楽で簡単と言えば簡単な塗装ですが・・・・
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
FaceBookはこちら
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
日曜、祭日はお休みですので返信、対応は営業日になります。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- 鉄ホイール/曲りガリ傷修理からのパウダーコート
2011.08.30
4駆用鉄ホイールと鍛造アルミホイールへのパウダーコート
4駆用の鉄ホイールとエンケイ鍛造アルミホイールへの丸塗りパウダーコートのご紹介です。
パウダーカラーでも一見、別に何て事のない普通のカラー塗装のホワイトとオレンジに見えますが、パウダーコートは「塗装膜」と言うより「樹脂皮膜」がベッタリ素材へ、へばり付いた感じで塗装肌が厚く頑丈になり、傷が付きにくく、熱にも強く、耐久性・耐候性は有機溶剤系(液体)ウレタン塗装の比ではありません。
欠点として部分修正塗装が出来ない事とカラー調色が出来無い事です。
4駆用鉄ホイールへのホワイトグロスパウダーコート
山梨県のお客様・・パウダーコートは電気による「粉」の静電式ですので鉄はアルミより通電し易い特性があります。その反面、扱いが重た過ぎて腰痛になりそうです。またパウダーはバルブ穴へ鉄の棒を付けて吊り下げますのでパウダーに触れないように手を伸ばして手力だけでセッティングしますので腕力が無いと鉄ホイールへのパウダーの仕事はできません。今の内だけです。(笑う)
前回赤とガンメタの後塗りをしてありましたが、下処理も何も無くいきなりの上塗り塗装でしたので剥離溶剤で簡単に剥げました。
5本一気に剥いでやりたいところですが、鉄はしばらく放置するとすぐに赤サビが出てしまいます。赤サビはパウダーの大敵です。そのため今回はまずは1本だけ仕上げて後は2本づつして、計3回に分け日にち置いていたしました。
溶剤剥離からのブラスト研磨です。ブラストや下処理の良し悪しでパウダーの仕上がりが決まります。赤サビ腐食が無いか良くチェックします。
サビが出る前に、ここから一気にパウダーコートの準備に入ります。
鉄は無垢の状態では錆びやすいためアルミのように貯め置きが出来ません。
静電チェックしてパウダー噴射!・・とりあえず1本だけ釜焼きまで完成させます。
5本中1本完成! 作業効率が悪い上に電気代の無駄・・・
数日後、2本完成!計3本完成!
残りの2本はまた数日後、剥離から同じ事の繰り返しです。
数週間後、無事5本完成しました。
パウダーコートは表、裏、側面のホイール全体を包み込むように丸ごと「粉」を降り掛けますので裏、側面も綺麗になります。
エンケイESターマック16インチオレンジパウダーコート
埼玉県のお客様・・溶剤ホワイトからグロスオレンジのパウダーコートです。
アルミ鍛造ですので先ほどの鉄16インチからすれば指2本で持てるくらい取り扱いが楽です。
まずは大雑把に塗装を剥いで、シビアーに曲りとガリ傷修理から始まります。
曲り修理後のアルミ肉盛りです。 足りないところは足す。
曲り、ガリ傷修理の研磨形成はいつものように完璧です。
※パウダーコート用の「耐熱パテ」も有りますが、基本「リム端しへ」はパテは使いません。 リム端しパテを使えばどうなるかお解りですよね・・
修理から研磨形成によるパウダーコートへの下処理完了です。
腐食、油分、水分完全削除のため高温空炊きします。
パウダー噴射終了後です。
これを釜で焼いて粉が溶け樹脂のような濃厚なオレンジになります。
釜焼き後、肌の締まりを良くするためにリフターへ吊るして常温冷却!
オレンジグロス、パウダーコート完成!
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来でこそリフレシュ・リメーク・カスタムへと繋がります。
単品修理は片道当社負担、4本リフレッシュ・リメークは往復送料無料キャンペーン中です。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- 鉄ホイール/曲りガリ傷修理からのパウダーコート
- ENKEI
2011.08.24
ルノー アルピーヌA110純正 鉄ホイールのリフレッシュ再塗装
ホイール本体はスチールでディスクがアルミの珍しいタイプのルノー純正ホイール修理からリフレッシュ再塗装です。
ハブ穴が無いタイプのため研磨機へのセッティングも出来ませんので全て手作業でのハンド研磨となりかなり面倒なホイールでした。
普通の鉄ホイールはディスク部とリム本体の鉄同士の2Ps溶接タイプですが、今回のルノー純正ホイールはディスク部はアルミでホイール本体は鉄となっており、鉄とアルミをリベット止めしてある珍しい構造のホイールでアルミと鉄をなぜ合体したのかメーカーの意図が良く判らないホイールです。・・・・
兵庫県のお客様・・ホイール本体のスチールは錆び錆びでリム端の鉄のリム端しが数箇所溶けて無くなっています。ディスク部のアルミは鉄のように溶けて無くなりませんがアルミ特有の腐食が進行中です。
塗装剥離してさらにブラスト研磨してから錆て無くなったリム端しを鉄の溶接肉盛りします。
鉄でもステンでも無い箇所へはパテ埋めではなく溶接肉盛りは必須です。
パウダーコート専用の高熱対応パテも有りますが、それもほとんど使いません。リム端しへパテ埋めしたらどうなるか想像つきますよね・・・・
鉄はアルミの様に容易に研磨出来ませんので決行面倒ですが、この程度なら原型の修復は問題なく直せます。
鉄の素材へ錆が入らぬように今回は頑丈で強い下地を目的にベースとしてグレーのパウダーコートしてから溶剤ウレタン塗装でお好みのカラーで仕上げます。
素材がかなり痛んでいましたのでグレーのパウダーコートした状態ではこんな感じになりました。 パウダー1コートでは荒肌やモコモコ感、サビによる塗装沸きが出てしまいパウダー2回塗りの厚め塗りをしています。パウダー2回塗っても仕上がり、ビジュアル面では当然期待できるモノではありませんが、パウダーコートはあくまでも鉄肌への錆防止の下処理が目的ですのでパウダーコートが鉄肌にへばり付いてくれればそれで良いのです。
パウダーコートで完全皮膜した後はパウダー肌をサイディング研磨して通常の溶剤サフ等で肌合わせの下処理塗装となります。
下処理に手間かけた割りには仕上げの艶消しのシルバーはやや地味に見えますが、古~い年代モノですのであえてテカテカの艶有りではなく艶消しのシルバーで仕上げました。
鉄「スチールホイール」へ傷など入った時に塗装が剥がれ鉄が剥き出しの状態となればすぐに錆てしまいます。それを防ぐため鉄肌への下塗装(ベースコート)は傷にめっぽう強い頑丈肌のパウダーコートをお勧めします。
上面お化粧の塗装が傷付いても下面土台のパウダーコートがサビ易い鉄肌をしっかりガードしてくれます。
鉄「スチールホイール」は塗装剥離してから放置すると翌日には赤錆が入ってしまいます。
一旦塗装を剥いでしまったらその日の内にブラストしてパウダーなり溶剤塗装なりで塗装膜を付けておく必要があります。アルミのように明日また続きをやるなど、貯置きができません。
アルミ、ステン、スチール、マグなどホイールの材質、素材は様々ありますが、修理と下処理さえしっかりやれば少々のダメージは問題なく蘇ります。
ただし材質、素材と構造、デザインにより各種表面処理の「可・不可」は多々ありますので、お気軽にお問い合わせ、ご相談ください。
基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。
(有)オートサービス西HPはこちら
- カテゴリー:
- 鉄ホイール/曲りガリ傷修理からのパウダーコート
- 1 / 1