仕上げ実績・ブログ - 2010年09月
2010.09.29
フニャフニャ曲り修正編!
こんな曲りでもほぼ完璧に修正しています。
私の仕事の基本、土台は曲りや欠け、ガリ傷、割れなどのホイールを直すのが本業です。
見た目だけを綺麗にする仕事をしている訳ではありません。
ブログで「ミラーポリッシュ」や「カラー塗装」などリフレッシュ・リメークをメインに紹介していますが、本来の仕事はホイール修正です。
完全なる原型修復が出来てそれから「磨き」・「塗装」・「メッキ」などリフレッシュ・リメークへとオリジナルのお化粧ができるのです。
花びら状態のフニャフニャ曲りの修正
「本当かよ!」って思う方もいらっしゃるでしょうが、こんな感じで原型修復はほぼ完璧です。
約12箇所曲りですが、柔らかい素材のためプレスのみの修正で、溶接による肉盛り形成は今回していません。
プレス修正後リム下処理研磨!
メインのマットブラック塗装前のプライマーからサフ塗装!
マットブラック塗装して完成です。
1枚型合金プレス、アルマイトリム曲り修正
柔らかい合金プレス1枚型リムは大げさに「グニャ」と曲ります。 適当にプレスしてリム研磨すれば簡単な修正ですが、アルマイトリムの曲り修正のポイントは塗装品でありませんのでなるべくオリジナルのアルマイトを失わない事が重要です。
上手にプレス出しして外周(フランジ部)のみで収めることができたのでリム全体のアルマイトの質感は損なわず残してあります。これこそ自慢のプレス技術です。
曲り修正に比べれば欠けやガリ傷修正など私に言わせると取るに足らない簡単な修理です。
1本修正ついでに4本イメージチェンジなども是非ご検討ください。
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2010.09.26
ポリッシュホイールの修正は研磨形成に誤魔化しが効きません!
ポリッシュホイールはアルミ素地表現のためパテ埋め、さらに削り込み修理後パテ形成などしてカラー塗装で隠れるものでは有りませんので、誤魔化しの出来ない難しい修理となります。
カラー塗装の修理は色さえ塗ってしまえば素人さんでも板金屋さんでも出来る修理かも知れませんが、ポリッシュホールの曲り、ガリ傷修正こそホイール修理屋のプロの技と言えます。
完全なる原型修復後のポリッシュ最終仕上げはスーパーミラーポリッシュ・鏡面研磨・ダイヤモンドカットのいずれかで対応しています。
ポリッシュホイールの曲り、ガリ傷修正!
一部の傷修理でも表面のクリアー全面剥離から始まります。 カラー塗装のように部分修正はできません。
ベンツ純正18インチ/ ガリ傷肉盛り研磨形成
スーパーミラーポリッシュ仕上げ(オンクリアー)
マセラッティー純正19インチ/ ガリ傷肉盛り研磨形成
スーパーミラーポリッシュ仕上げ(オンクリアー)
ホンダ純正15インチ/ ガリ傷肉盛り研磨形成
スーパーミラーポリッシュ仕上げ(オンクリアー)
19インチ/ リムガリ傷肉盛り研磨形成
鏡面研磨(オンクリアー)
カールソン19インチ/ ガリ傷肉盛り研磨形成
鏡面研磨(オンクリアー)
201インチ/ アルマイトカールリム曲り肉盛り研磨形成
鏡面研磨(ガラスコーティング)
※1・アルマイトリムはポリッシュでは有りませんが修正は鏡面仕上げとなります。
※2・アルマイトカールリム曲りは肉盛りによる原型修復は必須となります。
アルマイトリムについてはこちら
アルマイトカールリム修正の詳細はこちら
アルマイト修正は「みんカラ」整備手帳にも詳しく紹介しています。
カラーホイールでもポリッシュホイールでも単品修正でも確実な原型修復修正が出来ないと4本リフレッシュ・リメークなど出来無い訳です。
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2010.09.19
カラー塗装ホイールは色さえ合えばほぼ完璧に修正できますよ!
カラー塗装ホイール(ウレタン塗装・ハイパー塗装・メッキ塗装)は最終の色さえ合えばほぼ完璧に修正できます。
欠け・割れ・エグレなどの損傷が酷いものでも、プレス修正から肉盛り研磨形成の原型修復は絶対的な自信を持っています。
部分修正後の部分カラー塗装でも全て下地塗装(プライマー・サフ)をしてメインとなるカラー塗装後最終仕上げとなるクリアートップコートはもちろん全面丸ごと塗装しています。
カラー塗装の修正から再塗装
15インチベンツ純正/ リムがエグレて無くなっています。
プレス修正から肉盛り研磨形成して調色シルバーメタ塗装仕上げ 。
15インチゴルフ純正/ リムがエグレて深いガリ傷です。
プレス修正から肉盛り研磨形成して調色シルバーメタ塗装仕上げ 。
18インチBMW純正/ リムの深いガリ傷です。
肉盛り研磨形成して調色シルバーメタ塗装仕上げ
※リムとディスクが交差したデザインのため肉盛り研磨形成が難しい構造のホイールです。
19インチマセラッティー純正/ リムの深いエグレです。
肉盛り研磨形成して調色ガンメタ塗装仕上げ 。
18インチBBS-LM/ ディスク部の一部割れ
リムへの衝撃痕が有りませんので、なぜディスクが割れているのか?原因が解りません。
開先を取って溶接にての修正です。
この辺は場所的に完全フリーハンド職人技の研磨です。
DSK(ハイパー塗装)でしたので同色DSK塗装となります。
当店では4本セットのリフレッシュ・リメークだけをしている訳ではありません。四輪、二輪問わず1本・2本といった単品修正も毎日数多くご依頼頂いていますので、1本でもお気軽にお問い合わせください。
カラー塗装ホイールは色を塗ってしまえばどんな修理をしたのか判らなくなります。
パテ埋めして色を塗る修理は素人でも出来ます。
基本となる修理・修正が完璧に出来て本来のホイール修正カラー塗装となります。
1本修正ついでに4本イメージチェンジなども是非ご検討ください。
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2010.09.18
BBS-RS15インチハブ穴加工からリム交換によるリフレッシュ・リメーク編
品薄で超人気のPCD100-4H/BBS-RS15インチのハブ穴加工からリム交換によるリフレッシュ・リメークです。
ハブ穴加工からリム交換によるホイールサイズのワイド化
6J/OFF+40(FF軽カーサイズ)→7J/OFF+38(FF乗用車ミニバンサイズ)へワイド化
インナー・アウターリムは当店でリフレッシュして用意したリムと交換いたしました。
ハブ穴56パイ→64パイ拡張加工
ハブ穴加工は実績と信用のある取引工場で加工したものです。
ただ穴を開ければよいものではありません。
センターからの正確な数値出し、そして強度の確保が一番要(かなめ)となります。
依頼品は新品同様でしたのでディスクやキャップ、ピアスボルトはその利用してアウターリムとインナーリムのみの交換となっています。
PCD変更/オフセット変更/ハブ径変更加工についてはこちら
※注)ピッチ変更やハブ穴加工のみのご依頼はリフレッシュ・リメークにあたりませんので片道送料はお客様負担となります。
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BBS-RS15インチ 16インチ 17インチ 販売用の在庫あります。
希少品 BBS-RS15インチ 100―4穴 6J~6.5J~7Jのサイズは現在4セットございます。
お気軽にお問い合わせください。
2010.09.02
20インチOZフッツーラのミラーポリッシュ編
根強いファンの多いOZフッツーラ20インチを当店自慢のバレル研磨によるスーパーミラーポリッシュ加工です。
ただ磨き込むのではなく、肝心な曲りや傷の修正からきちんと直してピカピカにしています。
比較的程度良好で珍しいサイズ20インチOZフッツーラです。
1本修復暦有りの手直修正しから始まりリムガリ傷修正が完了してそれから磨きのため分解してリム/ディスク/キャップの3パーツ個別の磨きポリッシュ加工となります。
※インナーリムは今回塗装加工無しです。
塗装剥離後の荒研磨です。
ディスクとキャップの3次元ミラーポリッシュ完成です。
ピアスボルト穴にバレル研磨のメディア(セラミック)の玉々ちゃんが詰まっていますがこの玉々ちゃんでホイールが光ります。
派手さを抑えたアルミ独特の落ち着いた風合い輝きで、大口径フッツーラのミラーポリッシュは2つと無いホイールになりました。!
ピアスボルトは部品取りのホイールを2本別に提供していただきその中からより程度の良い物を厳選して磨きこんであります。
今回はノークリアー仕上げです。 オンクリアー・ノークリアーはご希望に応じて対応いたします。
オンクリアー・ノークリアーの特性についてはこちら
ミラーポリッシュはクロームメッキのように錆び、腐食、剥げ、などの損傷劣化の心配もありません。
過去のブログのミラーポリッシュ関連も是非ご覧くだい。
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