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仕上げ実績・ブログ

2011.05.12

カールソン19インチ/リム割れ修理から4本リフレッシュ

アウターリムの大きなリム割れ修理のついでに他店修理手直し2本も含めて4本再塗装から鏡面研磨のリフレッシュです。  



 



カールソン/リム割れ修理から4本リフレッシュ

 

大阪府のお客様・・側溝へはまってリムがパックリ大きく口を開けて割れてしまっています。

1Psの鋳造ホイールはすぐに割れてしまいますので、大げさに見えますが、良くある修理です。





 

まずは開いたリムをプレスして元の位置に戻します。



 

一旦元の位置に戻しても完全な形には当然なりません。

仮止めの溶接をして、凸凹波打ったリムの微調整修復をいたします。





 

微調整しても足らない箇所へはさらに溶接肉盛りして研磨形成します。

リムはポリッシュですのでパテ埋めやさらに削り込みでの誤魔化し研磨ができません。





 

他3本もそれぞれダメージがあり、2本はインナーリムがいつものように曲っていました。 小さな曲りも見逃しません。





 

さらに2本は他所様の修復暦手直し修理のおまけ付きです。

他所様のマジックで書かれた文字は不細工ですので全て消して塗装します。





 

リム修理完成後、ディスクへ部(インナーリムも含め)の下処理塗装からメインのシルバーメタ+クリアー塗装まで丸ごと塗装を一旦完成させます。





 

1Psのリム/ディスク個別仕上げは塗装まで一旦完成させて後は塗装を剥ぎながらひたすらリム研磨です。・・ (汗)

80番・120番・240番の荒研磨して、

それから仕上げ研磨の油研磨が240番・320番・400番・600番・800番・1200番・1500番・2000番までペーパー目を細かく磨いて行き、顔も手も油まみれになりながら長い研磨の末に鏡面ポリッシュとなります。







割れていたアウターリムの完成アップ写真。鋳造ホイール溶接に伴うピンホール(巣穴)は有りません。

今回カールソン、リムポリッシュ部はオンクリアー仕上げとなります。



溶接によるピンホール(巣穴)現象について

カールソンの鋳造1Psホイールはかなり重量がカサバリます。

それはアルミ以外の他の金属合金比率が高いため重たくなってしまいます。

同サイズの軽量鍛造ホイールの2.5倍以上のメカタがあります。

重たい鋳造品はいろんな金属が混ざっているため金属組織の素材自体の密度が荒く巣穴があり溶接時に沸いてきて巣穴ピンホールが出やすくなります。

それらを消すためには騙し騙し、数回の巣穴埋め溶接が必要となり溶接技術が問われる難しい溶接でもありますが、完全に巣穴が取れない事もあります。

それに対して鍛造ホイールや合金プレスリムは素材自体のピンホール(巣穴)が皆無ですので一発で綺麗に溶接できます。

※鋳造ホイールのピンホール(巣穴)現象は溶接技術だけでは補えない、素材自体の特性も反映されますので稀に巣穴現象が現われることも有ります。





アウターリムポリッシュはBBFバフ鏡面研磨・スーパーミラーバレル鏡面研磨・ダイヤモンドカットなどご予算、ご希望に応じてポリッシュ加工いたします。



アウターリムポリッシュ研磨についてはこちら





「色塗って磨けばよいってモノじゃないのです。」



基本・土台となるホイール修正がまずしっかり出来ないとリフレシュ・リメークして見た目だけお化粧しても意味がありません。




完全なる修正が出来て4本リフレッシュ・リメークとなります。



ヤフオフや中古販売店から直接当店へ送ってくださるお客様も多数いらっしゃいますので購入前にお気軽ご相談ください。



(有)オートサービス西HPはこちら

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