仕上げ実績・ブログ
2011.08.01
ロリンザーRSK6リム曲り修理とハイパー塗装リム鏡面研磨
ロリンザーRSK6 2Psリム曲り修正研磨
香川県のお客様・・曲りや押し傷は軽症のようですが、ホイールの構造が問題で難関です。
ディスクがリムより出っ張っていてためディスクが邪魔になりこのままではリム曲りの修理は不可能です。分解可能な2Psなら工夫次第でリム修理できます。
※分解可能なホイールなら修理専用のジグを取り付ければ可能性も開けます。
でもダミーボルト付きの2Ps溶接ハメ殺しホイールの場合は限界があり修理不能となる事が多くなります。
2Psハメ殺しリム修理の詳細はこちら
赤矢印部が凹んでいますので、そこをプレスするために一旦邪魔なディスクを外し修理用のジグディスクを付けてからリムプレスしてリム内周、外周を押し出します。
内周、外周を出し、足りない面は溶接にて肉盛り研磨形成します。
パイプ状のカールリムは外周は潰れたままのため肉盛り溶接は必要不可欠です。
他3本の曲り修理もすべて肉盛り研磨形成です。
カールリム(空洞モノチューブ)は全て外周への肉盛りが必要です。
2Psのリム修理研磨完成後、ディスク合体前にクリアー塗装して完成です。
曲りや押し傷、ガリ傷など普段通り問題なく直します。
オリジナルはアルマイトリムですがアルマイト修理の仕上げは一般的にBBFバフ鏡面研磨が主流となっています。
BBF鏡面研磨はノークリアーで収めるケースもありますが、デザインの構造上ノークリアーではリムへのメンテナンスがやりにくいためオンクリアーとなります。
ANHELO18インチ1Psのリム鏡面研磨+ピアスボルト交換
茨城県のお客様・・ダミーボルト付きで1Psの丸塗りハイパー塗装(DSK)です。
これをリムのみBBF鏡面研磨して2Ps・3Ps風に仕上げます。
リム研磨完成前にまず、プラ製ダミーボルトから金属製のボルト、ナット式のピアスボルトを装着する予定で穴を開けてみたらリバースホイールのため穴が真下へ貫通してしまいこれではエーア漏れを起こしてしましますので、金属製のボルト、ナット式は断念しました。
ダミーボルトでも新品購入は結構な値段がしますので、当店在庫の似たようなデザインのダミーボルトを装着しました。
金属製のボルトナットの方が見た目もよく高級感が出て良かったのですが、今回はこれしか方法が有りません。さらにダミーボルトサイズに合わして穴あけ加工も要します・・・・
本質メインのリム修理、鏡面研磨加工より別作業に予期せぬ問題が起きてしまい手間と時間を要す事も良くある事です。
基本、土台となるホイール修正がキチント出来て磨きや塗り替えへのリフレッシュお化粧へと繋がります。
単品修正品は片道送料当社負担となります。
(有)オートサービス西
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