仕上げ実績・ブログ
2011.12.17
本国BBS-RS15インチ 手直しリフレッシュ
当店が得意としている毎度おなじみのRSのリフレッシュ・リメークですが、今回はやや手間のかかる他店塗装の手直しからのリフレッシュで再生不可なパーツは交換となりました。
腐食、虫食いが酷かったらしくある修理屋さんへリフレッシュを頼んだらそのまま塗装されて帰ってきたらしいです。
BBS-RS15インチ丸塗り荒塗装から手直しリフレッシュ
神奈川県のお客様・・「腐食・虫食・キャップ・ピアスボルト」など考えられない丸塗り仕上げでしたが、別モノとなって蘇りました。
塗装仕上げをするならパテ埋めてサフで平滑に整えれば腐食、虫食いは消えて綺麗になります。しかしブラストかけて直の塗装では当然こんな感じになります。
研磨してポリッシュ仕上げするには無駄な事とは解っていましたが、お客様へお知らせするために研磨してみました。
腐食の激しいモノへのポリッシュ加工は不可のため4枚ともリム交換です。
6角キャップも磨きのご希望ですがこれも恐らく「ダメ」です。
塗装剥いで見たらブツブツ荒肌のため6角キャップも当店在庫のモノを磨いて交換です。
ディスク面は塗装剥離後、ブラスト、ハンド研磨してブツ、腐食削除の肌合わせです。
やや厚めのプライマー&サフで平滑肌にします。
国産RSのプレートならいくらでも有りますのでそれと交換して塗りたかったのですが、本国RSのプレートはサイズ、デザインが違うため現品を再生するしかありません。
前回ピアスボルトも丸ごとブラストかけてあったため磨きは不可となり、現品再利用がご希望でしたので、研磨してパウダークリアーしてみましたが、黄色っぽく仕上がりあまり出来が良く無く、綺麗になったリムとディスクとのバランスを考慮して、結局こちらで用意したクロームタイプのピアスボルトと交換です。
パウダーコートが無駄な仕事でした。・・・
何だかんだ、苦労した結果ようやく全パーツ完成です。
※インナーリムだけは前回の業者さんの塗装仕上げのままで手をつけていません。
組み付け、合体完成です。
■本国BBSーRS15インチ リフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・1.5インチリム新品交換(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・現状塗装のまま
3・ディスク&プレート・・・・・・シルバーメタ(オンクリアー)
4・6画キャップ・・・・・・・・・・交換して3次元ミラー研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・純正クロームタイプと交換
6・エアーバルブ・・・・・・・・・新品交換
7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・新品交換
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
アウターリムのポリッシュ仕上げは「BBFバフ鏡面研摩・スーパーミラーバレル研磨・ダイヤモンドカット」の3種類の研摩加工に対応しています。
※構造により対応できないモノも有ります。
3種類のアウターリムポリッシュ研磨についてはこちら
RSリムやRSリムに類似する旧式のOZ(AMG・フッツーラ)などの3Ps1枚型の肉薄リムは肉厚確保や強度確保の面からダイヤモンドカットカットは不可となります。それらはBBFバフ鏡面研磨仕上げかスーパーミラーバレル研磨の磨き込み工法での対応となります。
ダイヤモンドカットについてはこちら
ディスク部へのカラー塗装「溶剤系ウレタンカラー・粉体パウダー塗装」と当店自慢の「スーパーミラーバレル研磨(ミラーポリッシュ)」いたします。
※粉体(パウダー)塗装は部分塗装や指定カラー調色がで来ません。
粉体(パウダー)塗装についてはこちら
(有)オートサービス西HPはこちら
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- BBS-RS/修正リフレッシュ・リメーク