仕上げ実績・ブログ - 2012年05月
2012.05.02
シュニッツアー16インチとロリンザー22インチスーパーミラーバレル研磨(3次元)
シュニッツアー16インチ&ロリンザー22インチスーパーミラーバレル研磨(3次元)
広島県のお客様・・シュニッツアー16インチのスーパーポリッシュバレル研磨3次元です。
キャップは研磨不可のプラ製のためハイパー塗装(DSK)にしてロゴも復元再生しました。
宮城県のお客様・・ロリンザー22インチのスーパーポリッシュバレル研磨3次元です。
バレル研磨は水槽サイズ21インチまでが限界サイズのため方法を換えて今回22インチも難なくクリアー出来ましたのでこのロリンザー完成後にオーナーの所有されている3台の22インチの内、RGR22インチも追加ご依頼の予定です。次回は少し思考を変えてカスタムしようと思います。
16インチシュニッツアー側の曲り、ガリ傷修理からです。
股グラのハンド研磨やリム形成など下処理研磨の写真撮り忘れのためいきなりバレル荒研磨です。
ここからは光るまでひたすら磨き込みです。
仕上げ研磨中ですが中央付近はバレルの回転する円周率が小さいため旨く光ってくれません。 ペーパー目が多く残っていますが後は手でゴシゴシ磨いて全体が均等に光るまで研磨します。
バレル仕上げ完了の状態です。
これから溶剤硬質オンクリアーを塗ります。
溶剤硬質オンクリアー完了です。クリアーを塗ればどうしてもバレルフィニュッシュ時の光沢や艶引き感は多少は出て来ます。古い鋳造ホイールは素材があまりよろしくないためパウダーコートクリアーの高温焼付け(200℃)によるピンホールからの沸き現象や異物の出現の恐れが有りますので古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向です。
インナー部も側面も丸ごとクリアーで表面保護してあります。鋳造品のためインナーや側面は鍛造品より光沢は出ませんが綺麗にはなります。
ロリンザー22インチスーパーミラーバレル3次元研磨(3D)の完成
でかくて重たいため大人3人かかりのセッティングなどで腰痛や腕のシビレと戦いながらを取り扱いに苦労しましたが、何よりも22インチはバレルボックスの許要範囲外のため急遽改造や方法を変えてのポリッシュ加工となりました。22インチは今回がお初のバレル研磨でしたが22インチも可能となりました事を報告します。
2枚スポークの側面やスタットボルト付近の複雑な構造デザインもご覧の通り万遍無く光っています。こんな細かな芸は地味なハンド研磨から仕上げのバレル研磨ならではの離れ技です。
スーパーミラーバレル研磨は私が付けた名称で新品で呼ばれている3Dバフとは同じ研磨方です。
ノークリアーでは白ミミズ現象は入りませんし少々の傷はユーザー自信で治せる利点があります。 そのためスーパーミラーバレル研磨はノークリアーのご希望が多いですが、ノークリアーは素地剥き出し表現のためメンテを怠れば艶落ち白ボケしますので、大切なホイールを定期的に磨く必要があります。
※ノークリアーのお客様へはメンテ用のコンパウンドを低価でお分けいたします。
白ボケ現象回避や普段のメンテが面倒な方はオンクリアーで表面保護する方法となります。
ミラーポリッシュへのオンクリアーには溶剤系硬質クリアーとパウダーコートクリアーとあります。
※古い鋳造ホイールへのパウダーコートクリアーは不向きです。
素材の特徴、ご予算、ご希望に応じてオンクリアーもいたします。
オンクリアー&ノークリアーの特性についてはこちら
ノークリアーのメンテナンスについてはこちら
ミラーポリッシュへのパウダーコートクリアーはこちら
一遍磨き込んだミラーポリッシュホイールのガリ傷修理など傷箇所のみを修理して再度バレル研磨機へ投入すれば簡単に直りますので低価格、短納期を実現します。
※オンクリアー仕上げは一旦クリアーを全部剥いでからの再研磨してオンクリアーとなりますので、ノークリアーよりやや納期と料金がかかります。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
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