仕上げ実績・ブログ
2012.08.09
BBS-RGR スーパーポリッシュバレル3次元研磨からパウダーコートクリアー
NSX用17&18インチのスーパーポリッシュバレル研磨の3次元研摩と耐久性重視からパウダーコートクリアー仕上げです。
修理や手直しなどが有りませんでしたので予定通り順調に作業が進みました。
いつもこんなのばっかりならいいんですが・・・・
BBS-RGRフル鍛造スーパーポリッシュ3次元バレル研磨からパウダーコートクリアー
愛知県のお客様・・後塗りでリム修復暦有りでしたが許容範囲でしたので問題なく3次元研摩でワンオフホイールになりました。
NSX用ですので前後異サイズでしかも色違いのRGRです。
3次元はサイド面まで全て隅々にハンド荒研摩します。
デザイン天面部はエアーツールが使えますが側面や溝などは全て手作業です。
バレルの荒研摩を1時間以上かけてまた手作業研摩してペーパー目を消して行きます。ここからの作業が全体の8割を占めます。
バレル仕上げ完成です。
ノークリアーなら即日発送ですがここかさらにパウダーコートに入ります。
パウダーコートクリアー噴射!
パウダークリアーは白い粉の状態ですが200℃で10分位焼けば粉が溶けて頑丈肌の樹脂膜のクリアーになります。
パウダーコート完成! 鍛造品は密度が濃く巣穴(ピンホール)が出ませんので問題なくパウダーコート出来ます。
バレルフィニッシュ時よりやや艶引き感はありますが、これでアルミ肌をがっちりとガードしてくれます。
インナーリムもリム側面もパウダーコートクリアーで表面を保護して有ります。
バレル仕上げ時の光沢はこんな感じで隅々までテカテカの光沢です。
バレルフィニッシュ/パウダークリアー前
↓
パウダークリアー後
パウダーコートのによる若干の艶引きと塗装肌レベリングはこんな感じになります。
ポリッシュへのクリアーコートには液体溶剤系(アクリル樹脂)と固体パウダー系(ポリエステル樹脂)があります。また液体溶剤系のアクリル樹脂にも1液型(硬化剤無し)と2液型(硬化剤有り)の2種類があります。
1液型(硬化剤無し)・・・新品ポリッシュホールへのクリアーコートは100%1液型(硬化剤無し)です。 硬化剤が入っていれば数時間で塗料とガンのノズルが固まってしまうため硬化剤の入ったモノは量産式には不向きなため自然硬化しなく肌が弱くても透明度が高い1液型が主流となります。透明度は高いですが塗装膜が薄く肌が弱い軟弱な事が欠点です。
2液型(硬化剤有り)・・・ワンオフ塗装向きで、1液が型よりさらに肌の硬い2液型は硬化剤の比率が高いほど硬質となり 塗料代も高くなります。艶感塗装肌の硬さも期待できるためワンオフでのクリアー塗装は2液型が主流となっています。
パウダーコートクリアー(ポリエステル樹脂)・・塗装膜と言うよりポリエステルの樹脂膜となるため肌が頑丈で密着性も高く 2液の溶剤系とは比べ物にならない硬質な肌となります。難点は高温焼付けのため素材の良し悪しを選び、コストが高いのと透明度が溶剤系よりやや劣ります。
以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心してお任せください。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ写真を添えてお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
・・・お盆休みのお知らせ・・・
8月12日~16日までお盆お休みとなります。