仕上げ実績・ブログ
2013.02.06
フェラーリ/クロモドラ/マグホイールの修理再塗装リフレッシュ
20年以上前の年代モノ、クロモドラ製マグホイールの修理再塗装です。
マグはアルミと違い塗装膜を嫌う性質のため安易な塗装では塗装剥げや塗装の縮み現象を起こします。
マグへの再塗装はマグ剥離から最終の溶剤カラーまでの下処理や中間工程が特殊なベースを要すため丸塗りでもアルミの倍以上の手間がかかりコストもそれなりにかかる素材の商品です。
フェラーリ/クロモドラ/マグホイールの修理再塗装リフレッシュ
福岡県のお客様・・・古い商品ですのでそれなりに経年劣化は有りますが全体的に程度良好なクロモドラのマグホイールです。
マグのガリ傷も基本通りマグを溶接します。
マグの溶接はアルミと違い非常に難しくまた溶接棒もアルミのなんと30倍以上します。3倍では有りません、30倍です。ですから無駄の無いように端っこまで使ってます。
マグの剥離からリム修理研磨形成!
アルミとは違うマグの第1段目として剥離方が違います。
マグ剥離後、素材の荒(陥没、巣穴)や腐食が出てきました。
アルミとは違うマグの第2段目として空炊きして表面を「化成処理」します。
アルミとは違うマグの第3段目として「マグ専用のプライマー」を丸塗りします。これも高温焼き付けです。
ここからはアルミと同じでベースの粉体塗装(パウダーコート)を丸塗りします。
パウダーシルバー丸塗りの完成!
これよりお化粧となる溶剤シルバーでデザイン天面を足付けサイディングします。
古くても高級ホイールですので当時モノには珍しいアルミ製のブッシュです。
ブッシュは外さないとブッシュと素材との間からパウダーの湧きが発生しますのでパウダーコートする場合はブッシュは全て外します。外したついでに軽く研磨します。
パウダーの上へ溶剤シルバーでお化粧塗装して完成です。
マグを剥いでいきなり溶剤塗装したホイールを見かけますがそれではだめです。
インナーと側面部は最初塗ったベースとしたパウダーシルバー仕上げです。
マグ鋳造特有の荒肌や陥没は溶剤塗装前にパテやサフで埋めて有りますので表面はツル肌に仕上がりました。
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- カテゴリー:
- 四輪マグネシウムホイール/修正再塗リフレッシュリメーク