仕上げ実績・ブログ
2013.02.04
二輪バイクの割れ修理から塗装&ポリッシュ仕上げ
KAWASAKIの名車マッハのホイール割れの修理です。
強度的な配慮から割れが大きいモノは普段お断りするのですがレア物ですので何とかお力になろうと時間を頂き修理いたしました。
割れたモノは条件付きで修理いたしますのでその点はご理解ください。
バイクホイールの縦割れの修理
神奈川県のお客様・・・レア物マッハのバイクホイールです。縦に大きく割れていますが幸い歪が有りません。割れた箇所の強度は当然やや落ちますが、割れからの原型修復は問題無く再生します。
二輪も四輪も割れよりも歪の有る横振れ、縦振れの大きなものは修理不能となります。
アルミがしっかり溶け込み様に開先をとって溶接の準備をします。
表裏包み込むように万遍なく溶接してピンホールや熱による歪を起こさないように溶接するのが腕の見せ所ポイントです。
溶接部は両面と側面とも手作業による研磨形成(グラインダー、ヤスリ、超鋼バー、ペーパー)などを使い形を造っていきます。そのためこの工程が一番時間がかかります。
塗装のための仕上げ研磨600番♯まで手作業です。
古い鋳造品は溶接による湧きでピンホールが出やすいですがそれも皆無です。
裏というかタイヤビートが当たる側面部も手作業研磨です。
ゴールド塗装からクリアーまで済ましてリムポリッシュの仕上げ研磨に入ります。
バイク専用のリム研磨機にてアウトリム(二輪は両面仕上げ)磨き込んで完成です。
当時物の鋳造品の塗装部は荒い仕上げ(鋳物肌)を残したままの塗装ですが修理した箇所、周辺は研磨によりどうしてもツル肌になります。そのためぶつぶつの鋳物肌の再現はできません。
割れたいた箇所のポリッシュ部は全くピンホールは有りません。
溶接修理としての再生はバッチリかと自負します。
こうゆう仕事をつい受けてしまうと他のモノが先に進まずさらに仕事が溜まってしまいますが、修理屋としての本領発揮でも有ります。私が一番得意なのは塗装や磨きではなくホイール修理ですから・・・・
二輪ホイールの大きく反って曲がったモノや修復歴の有るモノは修理不可となります。※同時期に今回のホイールと全く同じホイールで同じ症状のホイールが入庫しましたがそれは他所で手を加えて有りましたので手直し修理不能となりました。
塗装や磨きなどバイクのホイールも乗用車のホイールも関係有りませんのでバイクのアウトリムポリッシュ加工のみもお受けしています。
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- 二輪アルミホイール/修正再塗リフレッシュリメーク