仕上げ実績・ブログ - 2013年03月
2013.03.30
BBS-RS15インチ100-4Hのリフレッシュ&オフセット変更
希少なBBS-RS15インチ100-4Hのオフセット変更とパーツ交換によるリフレッシュです。
損傷がかなり酷いRSでしたが修正技術とパーツ交換で綺麗に蘇ります。
RSはオーダーが多いため毎日作業していますので新品から中古のパーツは常時ストックしていますのでどんなに酷いモノでも安心してご相談ください。
BBS-RS15インチ100-4Hのパーツ交換によるリフレッシュとオフセット変更
宮城県のお客様・・・4本ともこんな感じですが、安心ください、完璧に直して差し上げます。
キャップの押し込みでメッシュプレートも反り曲がっています。
BBSのキャップは80個以上ストックしていますのでより良いモノを選別してそれを磨いて提供します。
15インチ0.5Jアウトリムも多くストックしていますので酷いモノは交換いたします。
※15~17インチのアウト(0.5J~2.0J)やインリムも(5.0J~8.0J)までパーツ取りとして多数取り揃えています。組み合わせれば30セット以上のRSが出来るはずです。
ディスクの塗装剥離からブラスト研磨
7ミリカットのオフセット変更 (外注依頼です。)
インリムの曲りもきちんと直してパウダーシルバーを塗りますので剥離から研磨します。
インリムへのパウダーシルバー噴射
アウトリム、6角キャップを磨き込みして全てのパーツの完成。
ピアスボルトも1本づつ丁寧に磨いて合体完成です。
インリムは熱に強く剥がれにくいパウダーシルバーフィニッシュです。
■BBS-R15インチリフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・2枚交換交換BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーシルバー
3・ディスク&プレート・・・・・・7ミリカットオフセット変更/シルバーメタ
4・6角キャップ・・・・・・・・・・3次元バレル研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩
7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・赤パッチ交換
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
今日はBBS軍団7台完成しました。右から4台は軽車用にカスタムリフレッシュした16x6.5J/100-4H/OFF+45のRSです。100-4H制作残り4台とそれ以外のRS9台も只今作業中です。
納期がすべてずれ込んでしまいご迷惑おかけします。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へ電話番号明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西HPはこちら
2013.03.25
OASIS(オアシス)20インチクロームメッキからブラックポリッシュ
OASIS20インチクロームメッキからのブラックポリッシュ仕上げです。
クロームメッキからのバレル研磨によるポリッシュ仕上げは不可なモノがほとんどとなります。 それはメッキの腐食や剥げが起きてからの修理依頼が多いためいくら磨いても虫食い腐食痕が残ってしまいますのでポリッシュ加工不可となる理由です。
今回のOASISはクローム腐食前の早めの処置でしたのでバレル研磨によるポリッシュ仕上げが可能となりました。
腐食したクロームメッキはポリッシュ仕上げはもちろんパウダーコートフィニッシュも不可の特性を詳しく書いていますので最後まで目を通してよく読んでください。
OASIS20インチクロームメッキからのブラックポリッシュ
埼玉県のお客様・・・若干クロームが腐食進行中ですが程度良好な高額ホイールOASISです。素材もよいですのでこれならポリッシュ加工が出来ます。
※中国製のクロームは素材が悪いため新品卸でもバレル研磨は不可です。
クロームの剥離は電気分解のため専門業者へ剥離依頼しています。
ポリッシュやパウダーコートはクロームを剥いで見ない事には「可・不可」の確認が出来ません。
クローム剥離後はハンド研磨にて荒研磨します。
バレル荒研磨して少しずつ光ってきました。
磨き込むほど虫食い、腐食痕がはっきり現れて来ました。
腐食痕がある程度消えるまで研磨削除します。
素地奥まで浸透した腐食は完全には削除出来ません。
バレル鏡面仕上げ完成!腐食による微小のピンホールは若干残りますが目立たないレベルまで仕上がりました。
ブラックポリッシュにしてセンターディスクはここで完成!
実際は数回手直ししています。(涙)
さてこちらはリムの虫食い腐食痕です。この箇所へ腐食が入る原因はホイールは使用中は縦に立った状態のためこの箇所へ水や泥が常に溜り湿った状態にな、リム奥とディスクのピアスボルト付近の腐食が進行します。
ホイール側面も至る処に荒が出て来ますがここはタイヤを組めば見えない箇所ですので良しとします。・・・・
2Ps本体はパウダーシルバーのために全面研磨します。
パウダーシルバーの噴射!
パウダーシルバー完成後にアウトリムをこれよりBBFバフポリッシュにて磨き込みします。
大きなセンターキャップは別工程でバレル用治具に装着してバレル研磨仕上げします。
センターキャップバレル仕上げ完成!
錆びたピアスボルトとナットは同規格の新品と交換です。
ディスク・センターキャップ・2Ps本体(パウダーシルバー&アウトリムBBFバフポリッシュオンクリアー)各パーツ加工合体して完了です。
インナーリムや側面リムは強度、耐久性重視でパウダーシルバーフィニッシュ仕上げとなります。
クロームメッキとは違ったポリッシュならではの落ち着いた光沢風合いとなりました。
●・・クロームメッキの浮、剥げ、腐食からのポリッシュ&パウダーコート
の不具合について・・●
↓
福岡県のお客様・・・よくあるクロームの浮、腐食現象です。
クロームメッキからグロスブラックへ塗り替えです。
クローム剥離後・・メッキの浮、腐食の有った箇所は黒シミ斑点の虫食いが見えて来てます。
ユズ肌削除から肌合わせの荒研磨
パウダーグロスブラックの噴射!
パウダー焼き付け後・・・・話になりません。こんな感じで虫食い、腐食箇所から異物や湧き現象が確実に現れます。クロームからパウダーコートは湧き現象が出るためパウダーコートフィニッシュは不可となる理由です。
異物や湧きの箇所をパテやサフで埋めて溶剤のグロスブラックで仕上げます。
パウダーコートはあくまでもベースとしての利用です。
パウダーコートの上に溶剤のグロスブラックを塗って完成です。
こちらクロームのリムもボロボロ状態のため当然リムへのポリッシュ加工は不可となりますので上記のようにしてリムは色を塗るしか方法は有りません。
クロームメッキはどんな別加工にせよ早めの処置が一番大切です。
4本セット塗り替え、磨きリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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2013.03.22
スーパーアドバン2Ps溶接ハメ殺しバレル2次元研磨
スーパーアドバン2Ps溶接ハメ殺しホイールへのバレル2次元研磨ポリッシュです。
リムとディスクの分解が出来ませんのでくっついたままの丸ごと研磨となるため構造デザインにより研磨値の限界が有る代表的なホイールです。
スーパーアドバン2Ps溶接ハメ殺しバレル2次元研磨
栃木県のお客様・・・スパッタリングメッキ特有の剥げ捲れが出だして来たスーパーアドバンです。2本大きな曲りとガリ傷有りですがそんな事より2Psハメ殺しの構造が大きな壁です。
リムは合金プレスのアルマイトメッキ光輝リムでセンターディスクは鋳造のスパッタリングメッキです。 それら素材や表面処理がそれぞれ違うモノを溶接でくっ付けて有りますので元々の同じ表面処理加工など分解出来ない事には不可能な構造のホイールです。
メッキ系のホイールはすべてパーツ単体になる事が必須条件となります。
曲りを直さないと先へは進めませんのでまずは大きく曲がったリム修理から始まります。
ガリ傷への肉盛り溶接・・ポリッシュは素地表現ですので曲り修理とガリ傷修理など誤魔化しの効きませんので修理屋としての腕の見せ所でも有ります。
よくある削り込み修理が多いパターンの傷です。
リムのアルマイト剥離とディスクのメッキ剥離!
ディスク単体なら砂肌の荒い面へブラストを掛けますがブラストすればリムへ影響しますのでそれも出来ません。
リムとディスクの付け根届く範囲まで砂肌落としのハンド研磨します。
リムへの影響が有るためバレルの荒研磨もかけられませんのハンド研磨とバフ磨きとバレル仕上げ研磨の繰り返しで少しずつ光って来ました。
ホール穴付近を念入りに磨き込み光沢が出だした頃にリムの研磨を狙っています。 リムとディスクの隙間のセラミックボールが詰まっていますがここの箇所は磨けません。
届く範囲までは何とか磨き込んでバレル研磨仕上げの完成です。!
これよりクリアーコートに入ります。
リムとディスクの重なり面の隙間の研磨はここまでが限界です。
でも2Psハメ殺しをここまで磨けるのはバレル研磨ならではの技でも有ります。
リム研磨機やバフ磨き処理では絶対無理です。・・・・
オンクリアー後ロゴシールを貼って無事完成!
大きな曲りやガリ傷修理など問題無くほぼ完璧です。
研磨できないリムとディスクの付け根はこんな感じです。
磨けない箇所の部分が映り込みで見えてきてます。
磨き込みも塗装仕上げも構造により仕上がり限界値が左右されますが、その前の曲りやガリ傷修理修理がキチンと出来てからの話です。
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2013.03.16
BBS-RS17インチ/リム交換リフレッシュ・リメーク
BBS-RSのインリム2枚とアウトリム2枚の交換によるRS得意技のサイズ変更からのディスク塗り替えによるリフレッシュ・リメークです。
当店にRS用の交換パーツが有る限りは、好きなサイズに変更してオーダーメイドサイズにしてフレッシュします。
今回は純正品のインナーリムを7J2枚とアウターリム1.5Jの2枚を提供交換してディスクはお任せのブルーメタです。
BBS-RS17インチリム交換からディスクブルーメタ再塗装リフレッシュ・リメーク
東京都のお客様・・・17インチによくある8J+9Jの程度良好なRSです。
アウトリム0.5Jから1.5Jに変えてインリム7.0から7.5Jに替えてリアーとフロントのアウトリムの差し替えです。
インリム曲り修理です。ガリ傷修理も有りましたが写真撮り忘れ!
インナーリムはパウダーコートしますので剥離から完全研磨
同時期入庫のRSのインリム6台まとめてパウダーコートに入ります。
パウダーグロスの噴射!
ディスクももちろん剥離からブラスト研磨して無垢の状態からの再塗装です。
各パーツの塗装&磨きの完成!
アウトリム1.5Jがリアー側となり元のリアーのアウトリム1.0Jがフロントになります。
当店オリジナルで今や定番となったインリムはパウダーグロスブラックです。
センターディスクのカラーはお任せでアバウトなリクエストの「ブルー」との事でしたがお任せはみなさん好みがありますので本当は一番困ります。でも今回はこちらのセンスでこの色にして気に入って頂き安心しました。
アウトリム1.5Jは純正品ですので当然鍛造リムのBBFバフポリッシュです。
■BBS-R17インチリフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・0.5Jから1.5J交換BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・サイズ変更からパウダーグロスブラック
3・ディスク&プレート・・・・・・ブルーメタ
4・6角キャップ・・・・・・・・・・3次元バレル研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩
7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・交換無し
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
こちらは軽車用16インチ100-4Hピッチ加工からのカスタムサイズリフレッシュ
今日の時点でお預かりしているRS軍団は14台ですが、その内16インチ軽車用の100-4Hピッチ加工6台の内の写真4台はそろそろメイン塗装にはります。イン・アウトリム、キャップ研磨も同時進行中です。「栃木県K様・広島県H様・愛知県Y様・福島県R様」分です。この場を借りて途中経過の報告をさせて頂きます。
多忙を極めていますので納期がすべてずれ込んでしまいご迷惑おかけします。
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2013.03.13
三菱純正のスーパーポリッシュバレル研磨とバレル傷修正
三菱純正ホイールへのバレル研磨によるオーダーメイドバレル2次元研磨と元々バレル3次元研磨して有るBBSのポリッシュガリ傷修正の紹介です。
純正ホイールにも極一部バレル研磨によるフルポリッシュ仕様がありますがコストがかかり高価になるため純正ホイールのポリッシュは量産向きの旋盤切削式のダイヤモンドカットが主流です。
三菱純正16インチのスーパーポリッシュバレル2次元研磨とフルポリッシュガリ傷修正
北海道のお客様・・・純正に多い量産式の切削ダイヤモンドカットの三菱純正ホイールです。
これをバレル2次元研磨にて磨き込みポリッシュホイールに変えます。
まずは塗装剥離してカット工法特有の旋盤ラインをハンド研磨ですべて削除します。
バレル荒研磨にて丸ごと荒研磨します。
いきなり完成ですが荒~中~仕上げと数回繰り返しここまでまります。
※他の金属膜を被せて光らすメッキでは有りませんのでノークリアーの場合剥げるという概念が有りません。
※ポリッシュオンクリアーの場合はクリアー剥げや飛び石傷による白ミミズシミ出現は避けられません。
完成写真を撮り忘れていましたので(よくあります。)お客様から自宅で撮ってもらった写真を提供して頂きました。
この映り込みはダイヤモンドカットや普通のバフ掛けでは絶対に表現出来ません。バレルならではのアルミ独特の柔らかい鏡面光沢になります。
※注:)同じ鋳造品でも海外製は素材や製法の違いから国産品のようにここまでの光沢は期待出ません!(鋳造も鍛造も日本製が品質世界一です。)
●●バレル3次元研磨のガリ傷修理●●
東京都のお客様・・BBS製鍛造のフェラーリ純正のガリ傷肉盛り修理です。
1本20万円以上する高級ホイールですが元々磨き込んで有る商品のため修理代はお安くなります。
肉盛り研摩形成はグラインダー、ヤスリ、ペーパーによる職人技アナログ修理です。
修理した箇所のアップですがいかがでしょう・・完璧です。(自画自賛)
元の高級ホイールに蘇りました。メインの修理箇所とは別の色んな箇所にも結構ある+α傷もついでに研磨してバレルで仕上げれば少々の+α傷も綺麗に無くなります。
フルポリッシュガリ傷修理は肉盛り溶接修理がキチンとできないと磨き込みへと先に進めません。
ポリッシュ修理(ダイヤモンドカットとバレル研磨)の修理代の違いについて
ダイヤモンドカット・・・素材の良し悪しに関係なく丸塗りのカラー塗装してから旋盤で天面カットしてそれ以外の箇所は色が残る量産向きのポリッシュ方です。
フルポリッシュバレル3次元研磨・・・光らすために良い素材造り(鍛造など)から始まり1本づつ磨き込みのため作業コストがかかり量産向きでないため高額ホイールとなります。
ダイヤモンドカットのワンオフでのガリ傷修理の場合1本ずつ構造をプログラミング数値化しての表面ワンカット工法のため低価格のホイールでも関係なく修理代が高額となってしまい新品価格を超える事も少なくありません。これはダイヤモンドカット修理の最大の課題です。
量産向きでない高額のフルポリッシュは元々磨き込んで有りますのでまた同機のバレル研磨機での再研磨となりますから高額のフルポリッシュでもホイール修理代は安くなります。
同じポリッシュ修理でも安いホイールの方が高いホイールより修理代が高くなり逆転してしまいます。
カラー塗装仕上げと違いバレルポリッシュ仕上げは素材の良し悪しで仕上がりが左右されます。
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2013.03.10
BBS-LM19インチと20インチの裏組(アンダーディスク)仕様
最近問い合わせが多くなりましたLMの改造裏組(アンダーディスク)仕様です。
単純にディスクを裏からハメはめ込んで「ハイ完成!」と安易な加工では有りませんので様々な工夫を施してして有りますが、標準に沿った仕様では無く改造のためそれなに注意点も有ります。
今回紹介のLM19インチと20インチは2台共裏組仕様となり、2Ps本体の再塗装は無しでアウトリムのポリッシュ加工はBBFバフポリッシュとバレル研磨2通りのポリッシュです。
同時期に入庫しましたので2台まとめて紹介をいたします。
2Psホイールには分解可能なの表組(オーバーヘッド)と裏組(アンダーヘッド)さら分解不可な2Psハメ殺し(表組溶接結合)の3種類が有ります。
↓ (3種類)
●分解不可な2Psハメ殺し●
ダミー(お化粧ボルト)を付けてリムとディスクの2パーツを溶接でくっ付けて有る2Psハメ殺しは修理・磨き・再塗装・その他加工が不可能な場合が多くなり「僅かな傷シミが入っても我慢するか新品と交換してください。」と言わんばかりの不親切で厄介なホイールです。分解可能と思い込み2Psハメ殺しと知らずに買ってた人がほとんどです。・・・
リムとディスクが単体にならないためディスクの出っ張りが有ればリム全面研磨はもちろん不可能ですし、またディスクのポリッシュ面がダイヤモンドカットの場合バイトがリムに干渉するためこれも不可となります。リムをマスキングしての色塗りしか方は有りません。新品オリジナルと同質、同様はすべて不可能です。
※2Psハメ殺しが曲れば曲り修理に伴う磨きや塗装その他表面処理が出来ない事はみなさん想像付きますよネ!・・お値段重視で買ったモドキの2Psは反って高くつきます。
●分解可能な2Ps裏組(アンダーヘッドディスク)●
現行品では少なくなった2Ps裏組みで代表的なSuper-RSです。
Super-RSは2Psですが今も人気が高い旧式のRSは3Psでサンドイッチ型(インとアウトの間にディスクを挟んで有る)タイプです。3Psは部品を3個造るためコストが割高になります。そのため最近のホイールはすべて部品2個の2Psになっています。
※イン・アウト一体型の2Psは3Psのようにインやアウトのサイズ変更、着せ替えが当然の事ながら出来ません。
●分解可能な2Ps表組(オーバーヘッドディスク)●
現行品2Psの主流となっている表組みのLMです。
オーバーヘッドの利点は表組のため生産上取り付け易い事とディスクがリム端イッパイまで使えますので現行の2Psホイールは表組(オーバーヘッド)が主流となってます。
Super-RSは裏組用にディスク表面にリムとディスクの位置合わせ溝が設けて有ります。
LMは表組用にディスク裏面にリムとディスクの位置合わせ溝が設けて有ります。
LMを裏から仮付けしたらこうなります。
↓
ディスクが載っていたリム側の台座は一部色が残っておりもちろんポリッシュもして有りません。裏組すれば隠れたいた台座が表面になりますのでその台座面から新たに全面再ポリッシュする必要が有ります。
再ポリッシュより大きな問題は既存のリムへの位置合わせ溝がディスク裏面に来ればそれが用無しとなります。表面には当然合わせ溝が有りませんのでピアスボルトだけの位置決めとなってしまいます。それではまずいので色んな改良を加えてアンダーディスク裏組改造が必要となります。
BBS-LM19インチと20インチの裏組・アンダーディスク仕様+アウトリムポリッシュ加工
東京都のお客様・・・程度良好なLM20インチです。アウトリム研磨は3機種工程となるバレル研磨までしてさらにパウダーオンクリアーまでいたします。
秋田県のお客様・・・程度良好なLM19インチです。こちらは2機種工程のBBFバフポリッシュまでしてノークリアー仕上げです。
19・20インチ伴にリム研磨にてのBBFバフポリッシュへの前研磨
19・20インチ共BBFバフポリッシュして19インチ側はノークリアーのためここで完成! 20インチ側はこれからさらにもう1工程のバレル仕上げ研磨に入ります。
バレル研磨はディスクが無いと機械にセットできませんので他のディスクを組んでバレル研磨をします。
20インチ側のアウトリムバレル研磨完成。!
これからさらにパウダークリアーに入ります。
真っ白けのパウダーコート噴射!
これが200℃で焼けば透明な塗膜と言うより樹脂膜になります。
※パウダークリアーはバレルフィニッシュ時の光沢感より2割ほどの艶引き感がでます。
19インチ側BBFバフポリッシュノークリアー仕上げ裏組仕様の完成!
19インチはオリジナルのダイヤモンドカット切削ラインとは違う鏡面仕上げBBFバフポリッシュ肌です。
20インチ側のバレル研磨からパウダークリアーした裏組仕様の完成 !
こちらはLM19インチはバレル3次元ブラッシュドからの裏組です。
裏組すれば一段リムを稼いで深リムになりオフセットも変わります。
裏組すればディスクの取り付け位置がマイナス側へずれます。台座リムとディスクの厚みの計が17ミリほどありますのでオフセット数値は既存のオフセットから17ミリ引いたオフセットになります。
※注:今で面一の場合、裏組すれば「約17ミリ」フェンダーからホイールがはみ出ます。
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2013.03.07
BBS-RS17インチリム/ディスク差し替え交換リフレッシュ
BBS-RS17インチのリム交換とディスクの差し替えによるちょっとややこしいリフレッシュ・リメークです。
フロントのディスクがリアーのディスクより1センチ背が高いためフロントとリアーのディスクを差し替えてリアーのアウトリム1.5Jをフロントに付けてリアーは新品の3.0Jアウトリップの取り付けです。
自由な着せ替えが可能な事が3PsRSの人気の一つでも有ります。
最近のBBSはすべて2Psですので3Psのように自由なサイズ着せ替えは出来ません。
BBS-RS17インチ/リム・ディスク差し替えリム交換&シャンパンゴールド
静岡県のお客様・・・8J+9Jx17インチの程度良好なRSです。フロントとリアーのディスクを差し替えてリアーの1.5Jアウトリムをフロントに付けてリアーのアウトリムはさらに大きな3.0Jを取り付けてリフレッシュします。
ディスクの塗装剥離+ブラスト研磨
※年代モノの再塗装はすべて剥離からの塗装は必須条件です。
インナーリムはパウダーコートしますので隅々まで研磨します。
パウダーグロスブラックの噴射!
インナーリムパウダーコート完成
写真左が磨き込んだ1.5Jの純正リムで写真右が3.0Jの社外リムです。
当店で磨き込んだ1.5Jの純正リムの方が3.0J社外新品リムより光っています。
RSは毎日作業して頻繁に紹介していますので中作業はカットして各パーツの完成です。
フロント8.5J(リアーのディスクとリアーのアウトリム1.5Jがフロント側)
リアー9.5J(フロントのディスクとアウトリム3.0Jがリアー側)
インリムは頑丈肌で熱に強く汚れの目立たないのパウダーグロス仕上げです。
他所にない当店オリジナルカラーのグリーンエンブレムがよく似合っています。
ピンク、ピンクゴールド、バイオレット、パープルなどその他各種あります。
写真を頂きましたので紹介します。
■BBS-R17インチリフレッシュの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・・・1.5&3.0J交換BBFバフポリッシュ(ノークリアー)
2・インナーリム・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
3・ディスク&プレート・・・・・・FとR差し替えシャンパンゴールド
4・6画キャップ・・・・・・・・・・3次元バレル研磨(オンクリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・・洗浄研摩
6・エアーバルブ・・・・・・・・・洗浄研摩
7・リフレッシュの完全分解に伴うシーリング打ち直し
8・エンブレム・・・・・・・・・・・・グリーンパッチ加工
※15~17インチまでのレギュラーサイズのリムは多数ストックしていますので、「修復暦有りのリムや曲り、割れ、腐食」のひどいモノは在庫がある限り、リム交換、ピアスボルト交換、キャップ交換して修理、リフレッシュいたしますので安心してご依頼ください。
RS只今13セット作業中随時紹介していきます。
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2013.03.05
BBS-LM20インチバレル研磨からのブラックポリッシュ「BPK」
バレル研磨の光沢をベースとした当店独自のカラーポリッシュ方を「BPK」ブラックポリッシュクリアーと呼んでいます。
リムやディスクを2次元&3次元研磨した後にカラークリアーで染めてくポリッシュカラー方ですのでベースをいかに光らすかが1番のポイントです。
BBS-LM20インチバレル研磨からのブラックポリッシュ「BPK」
宮城県のお客様・・・東北大震災で車が流されて唯一このLMだけ生き残り思入れの有るホイールとの事!そんな事情となればなおさら気合いを入れて復活させてみせます。元がポリッシュだったら海水で侵され腐食が酷くなり磨きが不可となったかも知れませんが、防錆効果の高いパウダーベースカラーのためそれが幸いして大きなダメージも無くてこれなら光沢復元が出来ます。
一遍他所で修理して有りましたので案の状数か所パテ埋め修理でしたが今回それも無償で手直しお手伝いします。
リム修理後はリム研磨からです。
アウトリムはバレル研磨が前提のためBBFバフポリッシュで前処理研磨します。
他のディスクを組んでアウトリムのバレル研磨
バレル2次元の下処理ハンド研磨
中研磨で少しずつ光ってきました。
バレル荒研磨
トレースバフでデザイン天面を磨き込みます。
仕上げのバレル研磨で2次元研磨の完了です。
黒光りしたブラックポリッシュの完成!
この表現はベースがバレル研磨でなければ絶対出来ないカラーポリッシュ方です。
※俗に言うキャンディーブラックとは別モノですヨ!。
バレル研磨したリムと「BPK」のディスクを合体して完成です。
写真ではハイパーブラック(DBK)にのようにも見えますが完全オリジナル「BPK」ブラックポリッシュです。
写真では黒がやや強く見えますが実際は濃からず薄からずの透けた黒です。
パテ埋めされたリムも完全復活!
当店オリジナルブラックポリッシュLMの完成
※今回はインナーリムは加工無しで元の黒のままです。
バレル研磨からのカラーポリッシュも基本土台となる修理が出来てからの話です。
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2013.03.01
BBS-LM17インチの3次元バレルブラッシュド
ブラッシュドはアメリカからの発信で日本でも人気が出だして、国産新品も最近多く販売されています。バレル研磨とブラッシュドを複合させてワンオフ加工するのは当店自慢の手法です。
ブラッシュドには「2次元ブラッシュド」・「2次元カラーブラッシュド」・「3次元ブラッシュド」・「3次元バレルブラッシュド」の4通りのブラッシュド方が有りそれら全て対応しています。
今回はこの4通りの中で一番手間がかかり手の込んだ3次元バレル研磨をベースとしてさらにオンクリアーはパウダーコートによる当店ならではの画期的な3次元バレルブラッシュドを紹介いたします。
BBS-LM17インチ3次元バレルブラッシュド+パウダークリアー
東京都のお客様・・・元はDBK-PのLMです。ポリッシュ肌の程度はまあまあですがリムフランジ4本皆平べったく研磨してあり1本は特にひどく凸凹のまま色を塗られた状態です。
塗装を剥げば修復歴の荒が見えて来ます。
研磨機でリムを慣らし研磨すれば低い箇所が出てきます。水平器を乗せれば極端に低い箇所がご覧の通り
削ってあった低い箇所はもちろん肉盛り溶接します。
低い箇所を基準に合してさらに削り込みするのを削り込み研磨修理と言いますが、そうすれば結果どうなるか想像付きますよネ!
リムフランジを4本整えリム研磨機にて80番手~1500番手まで磨き込みます。
リム研磨機のペーパーラインを削除するためにさらに乾式のBBFバフポリッシュ機にて研磨します。リムポリッシュは通常はここで完了ですが、今回はさらにバレル研磨を掛けます。
バレル研磨は水槽内でホイールを回転させてセラミックの押し込み摩擦による当店自慢の特殊な湿式研磨です。
乾式のBBFバフポリッシュと違い水槽湿式のバレル研磨はバフ焼け、バフムラ、バフ痕が出ないため均等なバレル独特のポリッシュ肌になります。
その代りバレルは素材が悪いと砂穴や流れ星が正直に出てきます。
アウトリムからリム本体丸ごとパウダークリアーを塗りますので水分を完全に飛ばすために120℃で20分ほど空炊きします。
パウダークリアーの噴射!
200℃で焼いた後、つるして冷却してリムはここで完了です。
これからいよいよディスクの3次元ブラッシュドに入ります。
※実際はリム加工中は他のディスクを組んで作業していますのでブラッシュドするディスクは別に並行しての作業です。
3次元バレルブラッシュド
普段のバレル研磨用にまずは剥離からハンド研磨します。
バレル荒からバレル仕上げの3次元研磨完了!
スポークサイド縦壁まで全ての研磨を3次元研磨と言います。
せっかくテカテカに光ったディスクを勿体ないですが天面にブラシを当てあえて荒い均等な傷をつけます。
スポーク縦壁はバレル研磨をそのまま残しデザイン天面はすべてブラッシュドです。
ディスクも今回はパウダークリアーを塗ります。
パウダーは溶剤の3~4倍ほどの塗膜の厚みがありますので仕上がり肌は「こってりとしたもっちリ肌」となります。
ピアスボルトも念入りに磨いてようやく合体完成です。
インリム、側面リムは無垢の状態へのパウダークリアーコートです。
削り込んで有ったリムも修理してバッチリ仕上げってます。
ポリッシュ仕上げの修理は無垢表現のため誤魔化しが出来ません。
リムはバレル光沢となり、ディスクはバレル3次元研磨をベースにして下地光沢を生かしたブラッシュドです。
■ディスクブラッシュドには4通りの方法が有ります。■※お値段の安い順1~4
1・・ディスク縦壁は素材の無垢肌表現にして天面をブラッシュド(2次元ブラッシュド)
2・・ディスク縦壁もブラッシュドして天面もブラッシュド(3次元ブラッシュド)
※縦壁は回転してブラッシュドできませんので量産同様ハンドブラシとなります。
3・・ディスク縦壁を一旦カラー塗装して天面をブラッシュド(2次元カラーブラッシュド)
※溶剤カラー&パウダーカラー
4・・ディスク縦壁はバレル研磨して天面をブラッシュド(3次元バレルブラッシュド)
※デザイン構造により3次元不可なモノも有ります。
■リムポリッシュには4通りの方法が有ります。■※お値段の安い順1~4
1・・ブラッシュド(オンクリアーは必須)
※2Psハメ殺しは構造により全面研磨不可なモノが有ります。
2・・BBFバフポリッシュ(オンクリアーは任意)
※2Psハメ殺しは構造により全面研磨不可なモノが有ります。
3・・バレル研磨(オンクリアーは任意)
※1Psのリムのみ研磨や2Psハメ殺しのリムのみ研磨は不可となります。
4・・ダイヤモンドカット(オンクリアーは必須)
※2Psハメ殺しは構造により全面研磨不可なモノが有ります。
※旋盤バイト切削式のため振れ歪の有るモノや1枚型薄リムは不可となります。
■オンクリアーには2通りの方法が有ります。■※お値段の安い順1~2
※ブラッシュドは荒いライン表現のためオンクリアーは必須条件です。
1・・溶剤硬質2液型クリアー(60℃焼き付け硬化剤クリアー)
※素材の良し悪しに関係なくクリアー塗装出来ます。
2・・粉体塗装(200℃焼き付けパウダークリアー)
※素材の良し悪しを選びます。海外の鋳造品やシミ、腐食の酷いモノは高温焼き付けのため湧き、気泡が発生してパウダークリアーは不可となります。
「ブラッシュド4パターン」と「リムポリッシュ4パターン」と「オンクリアー2パターン」のお好みの各組み合わせ加工内容で納期お値段が決まります。
バレル研磨もブラッシュドも基本土台となる修理が出来てからの話です。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
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