仕上げ実績・ブログ
2013.04.07
BBS-DTMとOZ-ULTRALEGGERAパウダーコートからの溶剤カラー塗装
BBS-DTMとOZ-ULTRALEGGERA両者18インチ鍛造ホイールのパウダーコートベースからの溶剤カラー塗装仕上げです。
溶剤カラーでの再塗装は安価な方法として直の上塗り塗装も出来ますが、剥離から始まり近似のパウダーコートを塗って素材をしっかりガードしてその上に溶剤カラーでお化粧する手の込んだ拘り塗装方も有ります。
塗装剥離してアルミ無垢からの再塗装は「溶剤サフベース」でも「パウダーコートベース」でも最終の仕上げは溶剤カラーですのでベースの種類には関係無く見た目、仕上リ感は全く変わりません。
ブランドメーカーの量産新品ホイールはパウダーコートからの溶剤カラー仕上げが今や主流となっています。
1Ps鍛造18インチ「BBS-DTM」&「OZ-ULTRALEGGERA」のパウダーコートからの溶剤カラー仕上げ
愛知県のお客様・・・過去に他所で削り込みからの再塗装して有りるBBSです。1本リムグランジ端が削り込みで丸くなっています。他のガリ傷は修理出来ますが丸くなったフランジは出来る範囲の手直しとなってしまいます。
岡山県のお客様・・・・多少の傷は有っても修復歴無しのオリジナルのまま程度良好なOZです。
BBS側のガリ傷肉盛り修理!こんな簡単な修理さえもせず傷が無くなるまでひたすら削って面を出すのが削り込み修理と言います。 1本それが有りますがそれはできる範囲の手直しとなります。 ※修復歴有りの手直しは限界が有ります。
こちらOZは軽い傷直しからの剥離状態です。
BBSの方はリム修理してから全面研磨までします。
OZの方もパウダーシルバーの下準備として丸ごと研磨します。
BBS・OZベースとなるパウダーシルバーの噴射!
BBS・OZ共に高品質の鍛造品ですので高温焼き付け(200℃)による気泡、湧きも無くこれでOKなのですが、これからさらにサイディングして溶剤カラーに入ります。
足付けのためにパウダーシルバーの肌をサイディングして密着剤を塗って希望カラーの溶剤でお化粧塗装をします。
※パウダーは調色ができませんのでパウダーフィニッシュの場合は既存のパウダーカラーのままの肌表現となります。
BBS-DEMパウダーシルバーの上に溶剤シルバーをのせて完成!
OZ-ウルトラレッジーラパウダーシルバーの上に溶剤シルバーをのせて完成!
先塗りのウダーコート肌へ後塗りの溶剤カラーが被らない様にひと手間かけてインナーリムから側面リムをマスキングする拘りの理由・・・
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点からインナーリムから側面リムへのパウダーコート肌残しがより効果的です。
削り込みの一部丸みを帯びたリムフランジは完全に直せませんでしたが全体的に綺麗になりました。※修理技術も無くただ削り落としだけの修復歴のモノを原型修復、元通りにするのは無理な事です。
削り込み修理についてこちら
OZは当方で多少の傷直しをしてますが、削り込みなどしてませんので原型を保った再塗装です。元はOZロゴマークの入ったセンターキャップをホンダHマークに変えて「OZ製ホンダ純正ぽく」にとのオーナーのリクエストでさりげない演出です。
よくあるこんな修復歴のモノは現状のままでのリフレッシュとなります。
↓
1~2本たまに紛れ込んでいる、「いい加減な曲り、割れ修理・インリムクラックの溶接団子残し・削り込み修理」など手の施しようのない修復歴有りのモノは現状のままでのリフレッシュ・リメークとなります。
基本的に他所様の修理手直しはいたしません。・・・と言うより直らないいモノは直せません。!
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