仕上げ実績・ブログ
2013.11.27
OZホイールの曲り、ガリ傷修理から溶剤カラー&ロゴシール作成
OZホイールの曲り、ガリ傷修理から車のボディーカラー同質の焼き付け溶剤カラー仕上げです。
溶剤カラーは調色次第でカラー表現が無限大な事と低温焼き付け(70度前後)のため程度の良し悪しや素材のを選びませんので何にでも対応できるのが最大の売りです。
一般的に量産新品ホイールは溶剤カラーがメインです。
OZは似たようなモデルでもロゴが大文字、小文字、正文字、逆文字など多種多様に有るようです。
OZホイールの曲り、ガリ傷修理からの溶剤カラー&ロゴシール作成
大分県のお客様・・・リフレッシュのやりがいのあるホイールです。ガリ傷だらけでかなり傷んでいますが、変な修復歴さえなければ見た目の損傷など全く関係有りません。
インリム欠けも今回は修理します。
※インリムの曲りや割れは使用に影響しますので全て治しますがインリムのガリ傷はリクエストの有無で対応いたします。
ガリ傷の肉盛溶接・・リム端への削り込み修理やパテ埋め修理など一切行っていません。
リム修理から全面研摩の完成!
「リム修理~リム研磨~ハンド研磨~ドライブラスト~ウェトブラスト」など下処理があって確実な塗装が出来ます。
インナーリムや側面リムも細かく研磨して無垢の状態に戻します。
これから新たな塗装工程に入ります。
サフからベースカラーの塗装
溶剤グロスブラック完成後にロゴシールを張り付けしてクリアー抑えで完了です。
インリムのガリ傷も完璧に直して有ります。
腐食が酷いモノはパウダーコートは不可ですが溶剤カラーなら元通り綺麗になります。
栃木県のお客様・・・・こちらは経年劣化で色褪せ退色レベルで程度の良いOZです。
曲り修理から・・永年使用したホイールで曲って無いモノはほとんど有りません。
下処理塗装
スーパーホワイト塗装
ロゴシールを貼り付けて完成!
インナーリムや側面リムももちろんキチンと丸塗り
OZラリーのロゴフォントは過去で7パターンほど作ってますがまだ有るかも知れません。
溶剤アクリルウレタン塗装と粉体塗装パウダーコートの長所と短所※目的に応じて選択してみてください。
■溶剤アクリルウレタン塗装■
・素材を選ばない
・腐食した物でも下処理次第で塗装可能
・液体のため混合調色できますのでカラー表現が無限大
・部分修理塗装が可能
・既存の塗装へ上塗りが可能
・塗装肌が弱いため傷つき易く剥げやすい
・紫外線に弱く退色し易い
・低温焼き付けのため熱に弱い
・塗装仕上げ見た目レベリングが良い
・2コート、3コートなど多層コートを得意とする
■粉体塗装(パウダーコート)■
・素材を選ぶ(金属製に限る)
・腐食した物は気泡、ブツが発生する(ベースとしての利用可能)
・粉個体のため混合カラー調色が出来ない
・部分修理塗装が出来ない
・既存の塗装へ上塗りが出来ない(金属無垢の状態からの塗装が条件)
・塗装が樹脂膜のため頑丈硬肌で傷つきにくく易く剥げにくい
・紫外線に強く退色しにくい
・高温焼き付けのため熱に強い
・メタリック系は見た目レベリングが溶剤よりやや劣る(ソリッド系は問題無し)
・パウダー同士の2コート、3コートなどコート数が多くなるほど品質が落ちる。
※溶剤カラーもパウダーカラーも基本土台となるまともな修理が出来てからの話です。
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