仕上げ実績・ブログ
2013.12.12
BBS-RS-GT19インチのパウダーコートによるリフレッシュ・リメーク
BBS-RS-GT19インチの曲り、ガリ傷修理から粉体塗装(パウダーコート)によるグロス&マットブラックのリム本体丸塗りとディスク単体の個別塗装です。
パウダーコートフィニッシュの最大の目的は素地への密着性の向上と傷に強い頑丈肌が売りですが、溶剤のように塗り重ねによる手直しが出来ませんので一発勝負の塗装のため素材の良し悪を選びます。
BBS-RS-GT19インチの粉体塗装(パウダーコート)グロスブラック&マットブラック
滋賀県のお客様・・・外観はまあまあですが4本皆曲り有りでさらに修復歴有りのオマケ付です。模様替えで耐久性重視のパウダー1コートフィニッシュにします。
ポリッシュオンクリアーの宿命となる水侵入による白シミ、腐食が至る所へ進行中です。
※量産新品は肌の弱い一液型クリアーのため顕著にこの現象が現れます。
ポリッシュシミについてはこちら
※腐食が酷い場合はパウダーコートの高温焼き付けによる異物の湧きが出る場合が有ります。
インナーはどれもこんなモノです。
RS-GTのアウトリムはリムフランジ(リム耳)が殆ど有りませんのでプレス修理が難し構造でまたインリムは分厚く固い鍛造のためこれも修理が難しいです。
※色塗りも磨き仕上げも曲りやガリ傷修理が出来てからの話しです。
曲り修理に比べればガリ傷など屁みたいな修理です。
至る所が曲がっていたアウトリムのリム修理から研磨形成
※雌ねじへパウダーコートが被らないようにボルトで目隠し
インナーリムから側面リムまで研摩します。
2Ps本体丸ごとパウダーグロスブラックの噴射
2Psリム本体の黒光したパウダーグロスブラックの完成です。
センターディスクの塗装剥離からブラスト研磨
デザイン天面部のユズ肌削除の手作業によるアクション研磨
さらにもうひと手間かけてバレルの荒研磨
パウダーマットブラックを噴射
センターディスクは渋めのパウダーマットブラックの完成
フロント側19x8Jの合体完成
リアー側19x9Jの合体完成
新品設定の2Ps本体「インナーリムから側面リム」全て溶剤シルバーですが、一品物ワンオフならではのパウダーシルバーにより裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点から2Ps本体塗装はパウダーコートが絶対お勧めです。
BBSロゴは当店制作のオレンジカラーと新品のレッドエンブレムが黒に良くマッチしています。
2Psのアウトリムはポリッシュが殆どですが、アウトリムのカラー仕上げも最近多くなっています。グロスとマットのブラック2トーンで硬派なイメージです。
新品でも海外の鋳造品やまた国産の鋳造、鍛造品でも腐食が酷い場合はブツ、湧きが一部発生する事が有りますのでパウダーコートフィニッシュは不向きのためそんな場合は溶剤カラー仕上げになります。
4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。
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- BBS-RS-GT/修正リフレッシュ・リメーク