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仕上げ実績・ブログ - 2014年02月

2014.02.26

OZ19インチ/Raffaello/3Psパウダーマットブラック塗り替え

OZ19インチRaffaello(ラフェエロ)3Psのパーツ別パウダーマットブラックへ塗り替え

超高額鍛造ハンドメイドのバレル3次元研摩3Psを分解して各パーツ別にパウダーマットブラックにします。

鍛造ホイールは鋳造ホイールの様に空気孔は全くできず組織も極めて密となり高い強度が得られます。そのためパウダーワンコートフィニッシュやバレル研摩に適した高性能ホイールです。





OZ19インチRaffaello3Psパウダーマットブラック塗り替え



福岡県のお客様・・・・毎月数件ご依頼頂く高級外車専門ディーラーのお得意様品です。スーパーカー用の鍛造ハンドメイド3PsフェラーリのRaffaello(ラフェエロ)など鹿児島では見た事も無く、車が買えるほどの高額なホイールですがなんと変な修復歴有りです。







まずは変な修復歴を手直ししてガリ傷修理!







アウトリムガリ傷修理してパウダーコートの前処理







インリムも剥離後に研磨機で研磨してパウダーコートの前処理







ディスクも剥離してブラスト研磨かけてからアクション研磨してパウダーコートの前処理











アウトリム・インリム・ディスクそれぞれ個別のパウダーマットブラックの静電噴射!









今回のメインイベントはアウトリムの赤ラインはシール式では無く拘りの赤塗りでリム端から6ミリ、赤ライン6ミリなど正確な数値の円状のハンドマスキングなど不可能ですのでカッティングプロッターでライン枠マスキングを作成します。







リム端からの距離数値など正確な円赤ラインのマスキングします。







下地が黒のためいきなりの赤ではドス黒い赤になりますので下地に一旦白を塗り鮮やかな赤を表現します。







赤ライン塗装は「密着プライマー~白~赤~クリアーコート」の4層塗装です。

シールのように貼り直しなど出来ませんので、失敗すればまたパウダーマットブラックからのやり直しになる作業リスクが伴うライン入れです。







3Ps全パーツ(計12枚)の個別塗装の完成!







フロント側完成







リアー側完成







インリムも腐食がなければ表デザイン面同様のクオリティーになります。

※注):インリムは普段洗浄メンテが出来ない箇所のため「パットカス、油、泥、コールタール、水気、その他傷」など付きやすくいつも汚れっぱなしの部位のため比較的新しいホイールでない限りほとんどインリムは腐食して傷んでいますのでパウダーコートした際に多少の荒出現(ブツ、湧き)など出る事は有りますがそこはインリムですので多少のブツ出現は許容範囲として御理解ください。







全体真っ黒ケでは無くピアスボルトと赤ラインのワンポイントのアクセントが付いて軽量性と鋼性の実現です。



パウダーワンコートの流れ

※2・3Psは分解してリムとディスクパーツ別の下処理からの作業となります。

①曲り、ガリ傷修理~ ②塗装剥離~ ③ブラスト研磨(ドライ&ウェット)~ ④ディスク部はアクションハンド研磨~ ⑤リム研磨(アウト、インナー、側面リム)~ ⑥丸ごとバレル荒研磨~ ⑦完全脱脂~ ⑧120℃空炊き~ ⑨静電パウダー噴射~ ⑩冷却完成!



パウダーコートは腐食の有無と素材造りの良し悪しで仕上がりが左右されます。

鍛造品は100%日本製ですので腐食が無い限り問題無しとして鋳造品も国産品で腐食が無ければほぼパウダーコートフィニッシュが可能ですが、中国製の鋳造品は高温焼き付けによるブツ、湧きが確実に発生しますのでパウダーコートフィニッシュはほぼ不可です。

有名社外ブランドホイールでも鋳造ホイールは海外特に中国で造られたモノが多くなってしまっています。・・・国産車の純正ホイールは日本製品(ほとんどエンケイ製)ですのでほぼ問題不具合が発生しません。



パウダーのメタリック系(ゴールド&シルバー)は発色、艶感は溶剤に比べてやや劣リますが、白黒(グロス&マット)のような原色カラーや調色を要さないソリッド系カラーは発色、艶感は溶剤に劣る事も無く頑丈肌のパウダーコートがお勧めです。



パウダーコートは調色が出来ませんので指定カラーで調色を要すカラーは溶剤ウレタンカラーとなります。



●液体溶剤ウレタンカラー(液体スプレー式)は色合い見た目、耐久性はボディーカラーと同質です。欠点は傷に弱く、剥がれ易く、退色性に劣ります。最大の利点は調合次第で無限のカラーが作れる事と部分塗装重ね塗りが可能な事です。

●固体樹脂パウダーカラー
(固体静電式)の欠点は調色が出来ない事と部分塗装や重ね塗りが出来ません。最大の利点は密着性・退色性・耐光性・塗装肌の硬さは溶剤ウレタンカラーの比では有りません。



植毛塗装・チジミ塗装・ザラザラパウダー・ガンコートなど特殊塗装も可能です。



最終の塗装や磨きは前工程の基本土台となる修理がキチンと出来てからの話しです。





4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。 



お問い合わせやお見積もりは会社メール

nishi@243ok.co.jp  の方へお願いいたします。

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2014.02.24

BBS-REとRGの2次元バレル研磨/パウダークリアー&溶剤硬質クリアー

素材の良い鍛造1PsのBBS-REとRGを当店自慢のバレル2次元研磨からパウダー&溶剤のオンクリアー仕上です。

REはバレル2次元研摩からパウダークリアーでRGは100-4Hピッチ加工からバレル2次元研摩の溶剤硬質クリアーです。

BBS-REはキャップレスで付属パーツが有りませんので本体のみのバレル研磨になりますが、RGはメッシュプレートと6角キャップの付属パーツが有りますのでパーツ別々のバレル研摩になります。





BBS-REとRGの2次元バレル研磨/パウダークリアー&溶剤クリアー

その1・・BBS-RE18インチ/2次元バレル研磨からパウダークリアー



東京都のお客様・・・RE18インチのBDKで比較的新し商品ですので程度は良好です。







ガリ傷と言うより押し込まれた凹みです。

凹み部はもちろん肉盛り溶接で研磨形成します。







剥離からブラスト研磨してこれからひたすらハンド研磨で磨き込みます。







インナーリムや側面リムは研磨機で前処理研磨







最終のバレル2次元研磨の完成!これよりパウダークリアーに入ります。







120℃で数十分空炊きして金属内部まで完全に水気を飛ばします。







パウダークリアーの噴射!白い粉が焼かれて溶ければ塗膜では無く頑丈肌の樹脂膜になります。







バレル研摩からパウダークリアーの完成







スポークがリムまで突き出たデザインのためアウトリム面は研磨機での前処理研磨が出来ませんのでハンド研磨になるため2次元研磨では有りますが構造により少しだけ割高になります。







バレル研摩フィニッシュ時よりは少しだけ艶引き感が出ますが耐久性からすればこれ以上のモノは無いポリッシュオンクリアーです。





その2・・BBS-RG15インチ/100-4Hピッチ加工から2次元バレル研磨/溶剤硬質オンクリアー



岐阜県のお客様・・・曲り、ガリ傷修理はりませんがポリッシュオンクリアー特有の腐食が進行中です。ポリッシュリムの損傷は「曲り・ガリ傷」の有無より「虫食い・腐食」の程度次第が仕上がりを左右する一番のポイントです。







114-4Hx2本と100-4Hx2本の後家さんでしたので114-4Hの2本を取り急ぎ100-4Hのピッチ加工を先に済ませてから4本同時にバレル研摩作業に入ります。







剥離ブラストからリム研磨です。センターディスクはカラーで覆われていましたので腐食痕は有りませんが、元がポリッシュオンクリアーされたいたリムに若干の腐食痕が残っています。







インナーリムや側面リムは研磨機で前処理研磨







最終のバレル2次元研磨の完成!別加工した付属パーツも一緒に溶剤クリアーに入ります。







6角キャップはプラ製で磨けませんので塗装での対応となるためアルミ製の6角キャップをこちらから提供してそれを磨きます。







パーツ別バレル研摩、溶剤硬質オンクリアーの完成!







1Psはインナーリムから側面リムまで丸塗りのオンクリアーです。







2次元バレルはリムからディスク天面部がツル肌鏡面仕上げになりディスクメッシュのサイド面はユズ肌光沢になります。









リムに一部僅かな腐食痕が残りましたのでパウダークリアーにこだわって「ブツ、湧き」のリスクより順応、対応性の有る溶剤硬質クリアーの選択は時と場合により正解です。



■パウダークリアーと溶剤硬質クリアーの特性について■

ワンオフ塗りの2液型溶剤硬質クリアーは量産新品の1液型クリアーよりモッチリ感が出て表面が固い特性が有ります。量産薄肌の1液型クリアーよりはワンオフ向きの2液型溶剤硬質クリアーが総合的に勝ります。



60℃焼き付けの溶剤硬質クリアーは少々の腐食痕などブツ湧きが出にくいためほとんどのモノに対応可能ですが、200℃焼き付けのパウダークリアーは「素材造りの良し悪し」と「虫食い、腐食」など有る場合は確実にブツ湧きが発生しますのでパウダークリアーはふか不向きです。

素地への「密着性、退色性、頑丈肌」はパウダークリアーが優ですが、「透明度、対応、順応性、コスト面」では溶剤硬質クリアーが優です。

どちらも一長一短が有りますので臨機応変に選択使い分ければいいです。



パウダークリアーは一品モノのワンオフだから臨機応変に対応できる塗装です。新品量産のポリッシュへのパウダークリアーなど有りません。







バレル2次元&3次元BBSx3台とポルシェ純正x1台当日完成しました。

バレル研摩のオーダーまだ10セット以上有り押し込まれっぱなしで頑張っていますので今しばらくお待ちください。



以前当社でスーパーミラーバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。





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2014.02.21

無限19インチとレクサス純正20インチのハイパーブラック(DBK)塗り変え

昨日に続き今日はハイパーブラック(DBK)の黒濃淡の違いを紹介します。

ハイパーブラック(DBK)のベースは同じパウダーグロスブラックですが銀膜の調整加減で黒の濃淡を変えたDBKです。

無限19インチスパッタリングメッキからのハイパーブラック(DBK)黒中間色

レクサス純正20インチの後塗りハイパーシルバーからハイパーブラック(DBK)黒濃いめです。



無限19インチとレクサス純正20インチのハイパーブラック(DBK)塗り変え



その1・・無限19インチ/スパッタリングメッキからのハイパーブラック/黒中間色




愛媛県のお客様・・・スパッタリングメッキのガリ傷修理ついでに模様替えでハイパーブラック(DBK)に塗り替えします。







スパッタリングメッキ剥離してガリ傷の肉盛溶接です。









肉盛の研磨形成してブラスト掛けてアクション研磨で肌合わせしてベースのパウダーコートの前処理準備します。







インナーリムから側面リムまで丸ごと研磨







ベースとなるパウダーグロスブラックの噴射









冷却乾燥後にパウダーベースコート肌をサイディングして「密着剤~アンダーコート~銀膜ハイパー塗装~トップコート」の4ペグ(焼き)+4コート(塗装)の工程になります。







ハイパーブラック(DBK)中間色の完成







インナーリムから側面リムはパウダーコートベースカラーになります。







ハイパー塗装の黒の濃淡は濃からず薄からずの中間色と言った感じです。





その2・・レクサス純正20インチの後塗りハイパーシルバーからハイパーブラック/黒濃いめ



新潟県のお客様・・・以前他店でハイパーシルバー(DSK)に後塗りされたレクサス純正です。カラー的にイメージに沿わないとの事でDBKの黒濃いめに模様替えします。









後塗りの塗装は怪しいのが多いため先に塗装を剥いで無垢の状態に戻してからのお見積りになります。









パテ埋め補修は無く安心しましたが、剥離からいきなりのパウダーコートでしたので一旦アクション研磨して平滑面出しをます。お店によりパウダーコートの前処理はそれぞれですが、肌の荒さによりバレル研磨をかける事も有ります。







インナーリムから側面リムまで丸ごと研磨







ベースとなるパウダーグロスブラックの噴射







こちらも同じように冷却乾燥後にパウダーベースコート肌をサイディングして「密着剤~アンダーコート~銀膜ハイパー塗装~トップコート」の4ペグ(焼き)+4コート(塗装)の工程になります。







ハイパーブラック(DBK)黒強めの完成







インナーリムから側面リムはパウダーコートベースカラーになります。







ハイパー塗装の銀膜を薄めに染めて黒を強くした黒濃いめのDBKです。



ハイパー塗装はパウダーコートを利用していますので塗装強度が有るかのように勘違いされてるユーザーが多い様ですが、パウダーコートはあくまでも地金の上へのベースで有ってパウダーの上の層は4層の重ね塗り、つまりバームクーヘンの様に挟んで有る状態です。そのため肌度を犠牲にしてできる特殊な高級メタル表現が売りの塗装方です。

パウダーコートベースの場合はパウダー上層からのハイパー塗装剥げが起こります。また溶剤ベースの場合は地金からの塗装剥げが起りますので単に剥げる箇所が違うだけの事です。

ハイパー塗装の最終塗膜は傷つきやすく、剥げやすいためデリケートな扱いメンテが必要です。

後塗り、社外品、純正品に限らずハイパー塗装ホイールは高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁ですのでスポンジ等で手洗いシャンプーしてください。



最後のお化粧仕上げになる「再塗装も磨き」も、基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。



4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーンを継続中です。

こちらからの発送は運送会社の2次的な「紛失、盗難、損傷」などに備えて保険を掛けて発送しています。



お問い合わせやお見積もりなどnishi@243ok.co.jp  の方へ「写真、住所、電話番号」明記の上お願いいたします。





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2014.02.20

VOLK-TE37とBBS-RGRのハイパーシルバー(DSK)塗り替え

VOLK-TE37とBBS-RGRのベースカラーが違うハイパーシルバー(DSK)塗り替えです。

ハイパーブラック(DBK)は黒をベースとして銀膜の濃淡で黒の透かし加減を調整して表現しますが、ハイパーシルバー(DSK)は銀膜の濃淡では無く下地ベースで銀の表現が変わります。

今回紹介のTE37とRGRは銀明るめとのリクエストですがお客様のイメージに合してベースカラーを変えていますので銀の表現が微妙に違います。

DBKは誰が見ても普通のガンメタとの違いが明らかに解りやすいですが、DSKは知らない人が見れば普通のシルバー塗装と思われがちで、変わり映えが無い様に見えますが比べて見れば全く別表現です。

VOLK-TE37とBBS-RGRのベース違いのハイパーシルバー塗り替え
その1・・14インチVOLK-TE37

栃木県のお客様・・・曲り、ガリ傷など全くない程度良好なアルマイトブロンズの14インチTE37です。


修理工程が有りませんので、いきなり剥離からスタート出来ます。アルマイト専用の薬品漬けして大まかにアルマイトを溶かして後は普段通りのウェットブラストからドライブラストの3段階の剥離となりそれからハンドアクション研磨をします。
※ブロンズアルマイトは普通のカラー塗装より1工程多い剥離作業です。


完全脱脂後、水分飛ばしの空炊きしてパウダーベースコートを噴射します。


パウダーベースコートの完成!パウダーワンコートフィニッシュならここで終了ですがハイパー塗装はこれからが永~い多くの工程が有ります。


パウダーベースコート肌をサイディングして「密着剤~アンダーコート~銀膜ハイパー塗装~トップコート」の4ペグ(焼き)+4コート(塗装)の工程になり途中で予期せぬ不具合が出る事も多々ありハイパー塗装は順調には事が進みません。


やや明るめのハイパーシルバー(DSK)の完成です。


インナーリムや側面リムはパウダーコートベースになります。


写真ではやや暗めに写っていますが現物は明るめです。

その2・・18インチBBS-RGR

愛媛県のお客様・・・ゴールドからいきなり下処理なしの上塗り仕上げのDBKですが、これは酷かったです。・・・・・(泣く)


後塗りの塗装はどんな前処理や修理をしているかなど判断が出来ませんので先に塗装を剥いでからの判断お見積りになります。


塗装を剥いだら良く有るガリ傷へのパテ埋め補修!
酷いのは曲がった箇所をパテで形成です。信じられません・・・・


4本全ては写真には納まらないほどの肉盛り研磨形成です。


修理に時間が掛かりましたけど肉盛研磨形成は普段通り4本無事に完成!


インナーリムから側面リムの研磨します。


明るめのハイパーシルバー(DSK)の完成です。


インナーリムや側面リムはパウダーコート肌になります。


ガリ傷、パテ埋めだらけのRGRが生き返りました。

ハイパー塗装はパウダーコートを利用していますので塗装強度が有るかのように勘違いされてるユーザーが多い様ですが、パウダーコートはあくまでも地金の上へのベースで有ってパウダーの上の層は4層の重ね塗り、つまりバームクーヘンの様に挟んで有る状態です。そのため肌度を犠牲にしてできる特殊な高級メタル表現が売りの塗装方です。

パウダーコートベースの場合はパウダー上層からのハイパー塗装剥げが起こります。また溶剤ベースの場合は地金からの塗装剥げが起りますので単に剥げる箇所が違うだけの事です。

ハイパー塗装の最終塗膜は傷つきやすく、剥げやすいためデリケートな扱いメンテが必要です。

後塗り、社外品、純正品に限らずハイパー塗装ホイールは高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁ですのでスポンジ等で手洗いシャンプーしてください。


最後のお化粧仕上げになる「再塗装も磨き」も、基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。

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2014.02.18

CB750FのDBK-Pとワイヤーホイールのバレル研摩

CB750Fの塗装&磨きでDBK-Pとのワイヤーホイールのリムリングのバレル研摩です。

バイクは乗用車の様に統一されたホールピッチが有りませんのでバイク別に規格がマチマチで塗装なら大概なモノに対応出来ますが磨き(BBFバフポリッシュやバレル研摩)になると各バイクに応じたジク作成が伴う事も有ります。

今回のCB750Fのフロント側のベアリング穴に突起が有り特殊な構造のためジク作成に1ケ月以上要しトータル2ケ月かかりました。

CB750FのDBK-Pとワイヤーホイールのバレル研摩

その1・・・DBK-P(ハイパーブラック+ポリッシュ)

大阪府のお客様・・・アルマイト仕上げで薄いディスクの羽が表裏からリベット止めして有りますので重ね面の裏側が影になるため困難極める塗装です。
ディスクがくっついた構造のホイールはパーツ別に塗装出来ませんので重なり部は完全な塗装が出来ませんしリム研磨も限界値が有ります。



アウトリムは磨き仕上げですが赤ラインの箇所からが限界域です。



先に塗装を済ます手順からアルマイト剥離して研磨してDBKのベースとなるパウダーグロスブラックの前処理に入ります。



パウダーグロスブラックの静電噴射



ベースのパウダーグロス完成後に「サイディング~アンダーコート~ハイパー塗装~トップコート」とまだまだDBK完成までの長~い工程が待っています。



DBK完成してからリムの磨きです。
リアーのリム磨きは順調に進みましたがフロント磨きに大きな壁が有り一旦保留



リアー側DBK-P(オンクリアー)の完成!



フロント側DBK-P(オンクリアー)の完成!
フロント側は図面を書いて鉄鋼所に専用治具を造ってもらって無事リム研磨出来ました。新たに作った専用治具は大概のバイクのリム磨きに対応できると思います。


その2・・・ワイヤーホイール/リムリングのバレル研摩

神奈川県のお客様・・・ハンド研磨からバフ磨きして仕上げは当店自慢のバレル研摩で仕上げます。



ワイヤー(ディスク部)が有りませんのでリム研磨機にセッティングしての前研磨が出来ませんからここはひたすらハンド研磨で小傷や凹凸を研磨します。



リムリングのみのバレル研摩用のジクは過去作っていましたのでバレル即バレル研摩が出来ます。当店オリジナル治具のためモザイク入りですみません。



一般的なバフ仕上げでは表現出来ないバレルならではの磨き仕上げです。
※ここまで研磨出来ればさらに光輝アルマイトも可能です。



腐食が進行していましたのでやや腐食痕は残りますが、タコの吸盤みたいな凸凹も万遍無く綺麗に研磨出来ます。
※磨きホイールは腐食が進行する前に早めの処置が大切です。

バイクでもバレル研摩、リムのみ研磨、パウダーコート、アルマイトなど四輪とほぼ同じ加工が可能です。

※バイクホイールの場合「大きく曲がったモノ、振れ歪の有るモノ、修復歴有るモノ」は修理リフレッシュは不可になります。

バイクホイールも2本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
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2014.02.15

LM17インチGP(ゴールドポリッシュ)からPMB(パウダーマットブラック)

リムとディスクが同じカラー仕上げはパット見は丸塗り塗装のように見えますがLMは2Psですので1Psの様に本体丸塗りでは有りません。

2Psホイールはリムとディスクが同じカラーでも分解してリムとディスクのパーツ別、計8枚を個別に下処理からの塗装になります。さらにパウダーコートとなれば前処理に時間と手間がかかります。

リムのポリッシュ加工が有りませんので限定販売品にあるMB-Pでは無く全面パウダーマットブラックですので略してPMBと当店独自にオリジナル名称を勝手に付けました。



LM17インチGP(ゴールドポリッシュ)からPMB(パウダーマットブラック)



山口県のお客様・・・・初期型の古いLM-GPですが曲り、ガリ傷も無く程度良好なLMです。これなら作業がスムーズに進みます。







リム修理が有りませんでしたので即剥離から研磨してパウダーコートの下準備に入ります。







パウダーマットブラックの静電噴射!









オーブンして自然冷却!







2Ps本体への丸塗りパウダーマットブラックの完成!









次はディスクの剥離からハンドアクション研磨してパウダーコートの下準備









パウダーマットブラックの静電噴射!







センターディスクのパウダーマットブラック完成!

センターコーン(中心部の穴)はタイヤバランス時に剥げやすいためあえて塗装が載らないよう施して有ります。ちょっとした拘り気使いです。







元の黒ボルトを装着して合体完成です。

※既存のネジ緩み防止剤ロックタイト削除から再ロックタイトして規定トルクでピアスボルトの装着をしています。







インナーリムから側面リムももちろんパウダーマットブラックです。







既製品には無い全面パウダーマットブラックで男気の硬派なイメージです。

※一般的な溶剤クリアーに艶消し添加剤で艶消し仕上げの溶剤のマットブラックでは有りませんので「密着性、耐久性、退色性、頑丈肌」がパウダーマットブラックの一番の売りです。





      MB-P仕様



ちなみにこちらは期間限定でメーカー販売されていた「マットブラック&ポリッシュ(ダイヤモンドカット)」MB-Pと同質に当店で過去、復元リメークしたLMです。



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2014.02.14

ifogido(アイフォージド)クロームメッキからブラッシュド

i-Forged2Psのクロームメッキリムからブラッシュド加工です。

クロームメッキ特有のメッキ剥げが出始め高額な再メッキ修理するよりディスクに合してリムもブラッシュドにします。

インアウト一体型の2Psのためインリムまで手加えが必要です。



i-Forged2Psのクロームメッキリムからブラッシュド



山形県のお客様・・・・リムのガリ傷修理とクローム剥離が進行中のため耐久性の悪い再クローム修理では無くディスクに合して渋めのブラッシュドに変更します。







リムとディスクの付け根の隙間に常時水が溜まった状態になるためこの箇所が特にメッキの腐食剥離が進行します。









インナーリムや側面リムのメッキはついでにくっ付いた状態の薄いメッキ膜ですのでボロボロに剥げて来て終いにはエアー漏れを起こす原因になります。









これが金属クローム膜(銅、ニッケル、クローム)です。

3層の金属膜がアルミの地金へ蒸着されていますが、この金属膜が剥げ腐食の原因です。貼り付けの金属膜のクロームはしばらく光っているだけで長持ちはしません。







クロームは電気分解のため自前では剥離出来ませんので剥離専門業者へ依頼してます。







日本製では考えられない4本皆リムのつなぎ目の溶接・・・初めて見ました。

クローム蒸着が前提の商品のためつなぎ目め溶接など後の金属膜で隠れますのでこんな適当な溶接処理でも構わない訳です。







ブラッシュドの前処理となるBBFバフポリッシュで磨き込みをします。









腐食の酷かった箇所はいくら磨いても虫食い痕が残ってしまいます。

光沢仕上げのBBFバフ磨きならこのままの状態で目立ちますが荒目のブラシ混入のブラッシュドならブラシラインで多少は隠せるかも知れません。









元々のブラッシュドされたディスクは今回加工無しですがディスクのブラッシュド肌に近づけリムへのブラッシュドをします。









アウトリムからインナーリムや側面リムまで丸ごとブラッシュドして組み付け完成です。









2Ps一体型はアウトリムからインナーリムや側面リムまで丸ごとの丸塗りのクリアー塗装になります。









リムとディスクがブラッシュド同士で統一感が出ました。

溶接?ぎ目や虫食い、腐食もパット見は目立たないレベルになってます。









今人気のブラッシュドでより金属っぽく重量感が有り派手さを抑えてた渋い目のフェイスです。



ブラッシュドは荒いブラシライン表現ですのでそのブラシラインを保護するためにオンクリアーは必須条件です。

オンクリアーには「溶剤硬質クリアーとパウダークリアー」が選択出来ますが今回のように「虫食い、腐食、陥没」が有るモノへは高温焼き付け(200℃)でのパウダークリアーではブツ、湧きが発生するためパウダークリアーは不可となります。そんな場合低温焼き付け(60℃)の溶剤硬質クリアーになります。

溶剤硬質クリアーは何にでも対応できますが、パウダークリアーは「素材の良し悪し」「腐食の有無」で対応出来ない事が多く有ります。



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2014.02.13

OZフッツーラ18インチ全パーツフルリメーク

作業依頼の多い人気モデルOZフッツーラ全パーツのフルリメークです。



OZフッツーラはアンダーディスクタイプの完全分解できる3Psですので「アウトリム・インリム・センターディスク・キャップ・カーボンリング・ピアスボルト・ナット」これら全てのパーツのリフレッシュ・リメークです。



OZフッツーラ18インチパウダーコートによる全パーツフルリメーク



福井県のお客様・・・曲り、ガリ傷や修復歴無しで大きな損傷も無く程度良好なフッツーラです。





アウトリムのBBFバフポリッシュの完成!ポリッシュ仕上げのアウトリムは曲り、ガリ傷の有無より「腐食、虫食い、陥没」の有無が重要ポイントです。







アウトリムのパウダークリアーの噴射!真っ白な粉ですがオーブンチンすれば透明で頑丈肌な樹脂膜クリアーになります。

パウダークリアーは「巣穴・腐食・虫食い」の無いモノに限ります。







インリムもパウダーコートしますので剥離からリム研磨します。









パウダーグレーの噴射!

※元は溶剤の薄いグレーですがインリムは汚れやすく腐食し易いため熱に強く、耐久性が有るパウダーコートがインリムには一番理想的です。









センターディスクとセンタープレートの剥離からの下処理研磨









センターディスクは溶剤のシルバーメタ仕上げですのでベースも溶剤サフです。

※ご希望有ればベースにパウダーコートして溶剤カラー仕上げも可能です。









古い商品のため当然ナットもサビサビです。







ブラスト用の専用治具!他のお客様分も同時に2台分ブラストします。







ナットへのパウダーシルバー







ピアスボルトとカーボンリングもリフレッシュして全パーツの完成です。







組み付け合体完成!







インリムはグレーのパウダーコートです。









磨き込んだアウトリムへのパウダークリアーでやや艶引き感は有りますが腐食が少なかったため大きな湧きブツも発生しませんでした。









■OZフッツーラ18インチ/フルリメークの詳細■

アウトリム・・・・・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ+パウダークリアー

インリム・・・・・・・・・・・・・・・パウダーグレー

センターディスク・・・・・・・・・溶剤シルバーメタ

センターキャップ・・・・・・・・・溶剤シルバーメタ

カーボンリング・・・・・・・・・・・レンズクリアー

ピアスボルト・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨

ナット・・・・・・・・・・・・・・・・・・パウダーシルバー

ロゴシール・・・・・・・・・・・・・復元作成

バルブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨



写真を頂きましたので紹介します。



OZ系とBBS系は当店では受注が多いため程度の良いパーツは部品取りとして買取り下取りしますのでストックパーツを多数取り揃えています。

※注):少々の曲りやガリ傷など有っても下取りしますが、「割れたモノ・腐食の酷いモノ・修復歴の有るモノ」は下取り出来ません。



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2014.02.08

BBS-LM17・18インチ「DBK-P」と「DSK-P」変更と裏組アンダーディスク仕様

LM-GPを「DBK-P」と「DSK-P」に塗り替え磨きからLMならではの裏技!裏組アンダーディスク仕様2台紹介します。

「DBK-P」と「DSK-P」は「DBK/ダイヤモンドブラッククリアー」・「DSK/ダイヤモンドシルバークリアー」でBBS固有の名称です。各メーカーやモデルで呼び名が違いますがベースを透かした銀膜添付のレイヤー式塗装がハイパーブラックやハイパーシルバーになります。最近は高級志向の純正ホイールにも多く採用されています。



「P」はリムポリッシュを指しますがBBSのリムポリッシュは磨きでは無く量産向きの旋盤切削で切削ヘアーラインの入ったダイヤモンドカットになります。ワンオフのリフレッシュ・リメークの場合はダイヤモンドカットに拘わる事も無ければ他多くのポリッシュ加工が可能です。



BBS-LM17&18インチ「DBK-P」と「DSK-P」の裏組アンダーディスク



滋賀県のお客様・・・旧型LM18インチGPです。鹿児島観光ついでに12月頭にお車でわざわざご来店頂きました。遅くなりましたが本日無事にお納め出来ましたので連絡を兼ねてご報告いたします。







イン、アウト色んなところが曲がっていますので先ずは曲り修理から









2Ps本体はパウダーシルバーにしますので剥離からインナーリムから側面リムまでリム研磨







2Ps本体パウダーシルバーの静電噴射!

塗装が済んでからアウトリムの磨きに入ります。







アウトリムBBFバフポリッシュの完成でリムの作業はここで終了です。







センターディスクの剥離からハンドアクション研磨







パウダーグロスブラックの静電噴射!







パウダーグロスブラックの完成!

パウダーコートフィニッシュならディスクはここで完成ですがこれからハイパー塗装の下処理に入ります。まだまだ先は長いです。







綺麗に仕上がったパウダーグロスブラックを惜しげも無くサイディングしてから「プライマー~アンダーコート~ハイパー塗装~トップコート」と4塗装+4焼きしてハイパー塗装になります。つまりパウダーコートから数えればハイパー塗装は5塗装+5焼きで途中予期せぬ不具合、手直しも多々有り、手間と時間がかかりますのでハイパー塗装の短期間の納期限定のお客様には対応しかねます。







アウトリムはBBFバフポリッシュからノークリアー仕上げで純正クロームボルトと交換装着して裏組合体完成です。

※18x7J+38から裏組すればマイナス側へ17ミリの位置ずれでOFF+21になります。







インナーリムや側面リムは先に塗ったパウダーシルバー肌残しになります。









自社制作の赤ロゴが赤パッチと良くマッチしてハイパーブラックがより引き立ちます。

交換したクロームボルトはBBS純正ボルトを再クロームしたモノです。社外ボルトでは有りません。







ディスクのハイパーブラック(DBK)は不具合が出て失敗してしまい4枚剥離からまたやり直ししたため納期がかなり遅れてしまい申し訳ございませんでした。









熊本県のお客様・・・こちらLM17インチはDSK-P(BBFバフポリッシュオンクリアー)の裏組完成です。・・・DBKのブラックベースに対してDSKはグレーベースになりベースカラーが違うだけで作業工程は全く同じです。

裏組すればディスクに遊び隙間が出来てしまうためただ裏から組んで良しでは有りません。それなりの工夫が必要です。



DBKやDSKからリムポリッシュのPには様々なポリッシュ方が有りますが、コスト無視で拘り思考なら新品と同質の「ダイヤモンドカット」がお勧めです。

価格重視、耐久性重視、ワンオフ、カスタム思考の場合は「BBFバフポリッシュ・バレル研摩・ブラッシュド」などオンクリアー&ノークリアーの選択またパウダークリアーの選択など新品設定には無い様々なポリッシュ方に対応出来ます。

どのポリッシュが良い悪いでは無くお好みでご判断ください。



■ポリッシュオンクリアー「可・不可」に付いて■

※低温焼き付け(60℃)の溶剤クリアーは大概のモノに対応出来ますが、高温焼き付け(200℃)のパウダークリアーは素材の「良し悪し」「腐食の有無」で「可・不可」が決まります。

1・ダイヤモンドカット

虹色ヘアーライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。

溶剤硬質クリアーのみとなりパウダークリアーは不可です。

2・BBFバフポリッシュ

バフ光沢仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。

溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。

3・バレル研摩

鏡面バレル仕上げのためノークリアー&オンクリアーどちらも選択可能です。

溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。



4・ブラッシュド

荒いブラシライン表現保護のためオンクリアーは必須条件です。

溶剤硬質クリアーもパウダークリアーどちらも可能です。





完成の報告



本日完成したLM3台とSuper-RS1台は来週初めに発送いたします。

※写真に無い他BBS軍団(今日時点16セットRSx5・RS-GTx1・Super-RSx1・LMx3・LM-Rx1・RGx1・RGRx2・REx1・RFx1)のお客様分は現在作業中ですのでしばらくお待ちください。





4本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。



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2014.02.06

ワーク/グノーシス新品19インチ2Psハメ殺しへのバレル2次元研磨

新品のワーク/グノーシス19インチ2Psハメ殺しのバレル2次元研磨オンクリアーです。

バレル研摩は素材の良し悪しで決まりますので「新品・中古」など関係しません。バレル研摩に限らず他の加工でも2Psハメ殺しは仕上がりや作業内容に大きく制限されます。



WORKさんお得意の2Psハメ殺しはくっ付いたままの出張ったディスクが邪魔になるためリムを磨くのが大きな壁となる難儀で厄介なホイールです。



WORK/GNOSIS新品19インチのバレル2次元研磨オンクリアー



沖縄県のお客様・・・・新品の19インチグノーシスです。リム/ディスクを溶接でくっ付けて有る2Psハメ殺しのため磨き領域の限界や加工内容が限られてしまう難儀なホイールです。







新品のため勿体ない気もしますが、ダミーボルトを外して塗装剥離からブラスト研磨を掛けます。







ハンド研磨による荒研磨







バレル中研磨・・・・これより光沢が出るまでハンド研磨とバレル研磨の繰り返しで仕上げて行きます。





2Psハメ殺しの大きな壁となるリム研磨

    ↓




リム研磨・1・・グノーシスは荒い目のアルマイトですが、リムを研磨する時赤丸付近のリム付け根の研磨はディスクが邪魔になりどうしたものかとしばらく考えます。・・・・







リム研磨・2・・解決方として僅かな隙間部は届く範囲まで手で磨くしか有りません。







リム研磨・3・・手磨きとバレルの繰り返しでリムここまで光ってきました。









リム&ディスク研磨・4・・難題のリム研磨さえ出来ればディスク磨きは普段通りの作業でバレル2次元研磨の完成です。









インナーリムや側面リムはアルマイト仕上げですのでクリアーが被らないようにマスキングします。









リムとディスクがくっついたままでのオンクリアー仕上げして完成です。

分解できる2Psは当然リムとディスク別々のオンクリアーです。









インナーリムから側面リムはアルマイト肌残しです。









こんな難し構造のホイールをフルポリッシュできるのは当店のノウハウとバレル研摩ならではの離れ技です。







2Psハメ殺しは実質1Psみたいな扱いになりますが、1Psは同素材のリムとディスの

一体モノに対して2Psハメ殺しはリムとディスクがそれぞれ違う加工方や素材のモノを強引に溶接でくっ付けてあるため1Psのような構造でも作業の煩雑差や加工内容の制限など限られてしまい1Psとは全く違います。

  ■2Psハメ殺しダミーボルトに付いて■

ダミーボルトには金属ネジ込みタイププラ製の接着剤はめ込みタイプが有ります。

今回のグノーシスのダミーボルトは金属ネジ込みタイプのため脱着可能で再利用出来ましたが、プラ製の接着剤はめ込みタイプは外す際に損傷しますので再利用が出来ないためダミーボルトの交換も伴います。





      ・・・・・完成報告・・・・



当日完成したバレル研摩5台です。

現在作業中のバレル研磨オーダーのお客様8台は今しばらくお待ちください。



以前当社でバレル研磨したお客様へ!曲りやガリ傷をつけてしまっても低価格で完璧な修理をしてまたピカピカに蘇えらせますので少々のダメージは心配いりません。 アフターケアーは安心ください。





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