仕上げ実績・ブログ
2014.02.18
CB750FのDBK-Pとワイヤーホイールのバレル研摩
CB750Fの塗装&磨きでDBK-Pとのワイヤーホイールのリムリングのバレル研摩です。
バイクは乗用車の様に統一されたホールピッチが有りませんのでバイク別に規格がマチマチで塗装なら大概なモノに対応出来ますが磨き(BBFバフポリッシュやバレル研摩)になると各バイクに応じたジク作成が伴う事も有ります。
今回のCB750Fのフロント側のベアリング穴に突起が有り特殊な構造のためジク作成に1ケ月以上要しトータル2ケ月かかりました。
CB750FのDBK-Pとワイヤーホイールのバレル研摩
その1・・・DBK-P(ハイパーブラック+ポリッシュ)
大阪府のお客様・・・アルマイト仕上げで薄いディスクの羽が表裏からリベット止めして有りますので重ね面の裏側が影になるため困難極める塗装です。
ディスクがくっついた構造のホイールはパーツ別に塗装出来ませんので重なり部は完全な塗装が出来ませんしリム研磨も限界値が有ります。
アウトリムは磨き仕上げですが赤ラインの箇所からが限界域です。
先に塗装を済ます手順からアルマイト剥離して研磨してDBKのベースとなるパウダーグロスブラックの前処理に入ります。
パウダーグロスブラックの静電噴射
ベースのパウダーグロス完成後に「サイディング~アンダーコート~ハイパー塗装~トップコート」とまだまだDBK完成までの長~い工程が待っています。
DBK完成してからリムの磨きです。
リアーのリム磨きは順調に進みましたがフロント磨きに大きな壁が有り一旦保留
リアー側DBK-P(オンクリアー)の完成!
フロント側DBK-P(オンクリアー)の完成!
フロント側は図面を書いて鉄鋼所に専用治具を造ってもらって無事リム研磨出来ました。新たに作った専用治具は大概のバイクのリム磨きに対応できると思います。
その2・・・ワイヤーホイール/リムリングのバレル研摩
神奈川県のお客様・・・ハンド研磨からバフ磨きして仕上げは当店自慢のバレル研摩で仕上げます。
ワイヤー(ディスク部)が有りませんのでリム研磨機にセッティングしての前研磨が出来ませんからここはひたすらハンド研磨で小傷や凹凸を研磨します。
リムリングのみのバレル研摩用のジクは過去作っていましたのでバレル即バレル研摩が出来ます。当店オリジナル治具のためモザイク入りですみません。
一般的なバフ仕上げでは表現出来ないバレルならではの磨き仕上げです。
※ここまで研磨出来ればさらに光輝アルマイトも可能です。
腐食が進行していましたのでやや腐食痕は残りますが、タコの吸盤みたいな凸凹も万遍無く綺麗に研磨出来ます。
※磨きホイールは腐食が進行する前に早めの処置が大切です。
バイクでもバレル研摩、リムのみ研磨、パウダーコート、アルマイトなど四輪とほぼ同じ加工が可能です。
※バイクホイールの場合「大きく曲がったモノ、振れ歪の有るモノ、修復歴有るモノ」は修理リフレッシュは不可になります。
バイクホイールも2本セットリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中です。
※こちらからの発送は運送会社の2次的な「紛失、盗難、損傷」などに備えて保険を掛けて発送しています。
お問い合わせやお見積もりなどは nishi@243ok.co.jp の方へ「写真、住所、電話番号」明記の上お願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
0995-65-7225 担当ニシまで
(有)オートサービス西
コメント
の記事を見てメールしました。
cb750fの磨きは、現在も可能でしょうか?
- 2022.06.02 22:33
- 藤生