仕上げ実績・ブログ
2014.05.17
BBS-LM パウダーマットブラック(PMB)とハイパーブラック(DBK)
同サイズLM2台共にディスクとリムを同色カラーにしたリフレッシュ・リメークです。
1コート・1焼きのパウダーマットブラックに対してハイパー塗装(DBK・DSK)は1コート目がベースのパウダーコートでその上の3コートが溶剤で4コート・4焼きになります。ベースが溶剤の場合サフから数えて計5コート・5焼き塗装です。
コート数が多くなれば各層との密着や相性で悪さを起こす事も有ります。さらに料金コストも上がります。厚塗りせず適度な塗膜でコート数が少ない方が本来理想的な塗装です。厚塗りは女性の厚化粧のようなものです。
頑丈肌で密着性や耐久性重視は1コートパウダーフィニッシュで密着性や耐久性を犠牲にした銀膜添付の高級塗装が4コートのハイパー塗装です。
BBS-LM パウダーマットブラック(PMB)&ハイパーブラック(DBK)
その1・・リム&ディスク1コートパウダーマットブラック
大分県のお客様・・・LM18インチハイパーシルバーDSK-Pです。全パーツを3部引きのパウダーマットブラックにします。
センターディスクの剥離からハンド研磨
2Ps本体の塗装剥離からリム研磨
ピアスボルト・ナット・エアーバルブのブラスト研磨
全パーツパウダーマットブラックの静電噴射!
3部艶引きのマットの組み付け完成!カーボンエンブレム交換でより男気硬派なイメージです。
パウダーマットブラックには全消しは有りませんが艶引き加減「3部・5分・7部」が有ります。
密着性や頑丈肌が売りのパウダーコートフィニッシュでパウダーコートは絶対に剥げませんか?と聞かれますが、剥げ無い塗装などこの世に有りません。溶剤より勝りさらにハイパーより数倍強くて剥げにくいと言う意味ですので勘違い無い様にお願いします。
その2・・リム&ディスク5コートハイパーブラック(DBK)
神奈川県のお客様・・LM18インチハイパーブラックDBK-Pです。「2007年限定モデル」と同様にリムもディスクと同色のハイパーブラック(DBK)にします。
剥離からハンド研磨、リム研磨
パウダーグロスブラック静電噴射!
ハイパーブラックのベースとなるグロスブラック完成
パウダー1コートフィニッシュならここで終了ですがこれよりハイパーブラックまであと4コート有ります。
足付けサイディングしてからアンダーコート~ハイパー銀膜~トップコートの流れになります。
ロゴシール(黒+赤)作成からクロームのピアスボルトを磨いて合体完成です。黒ベースで銀膜を透かすレイヤー式の高級塗装です。
インナーリムから側面リムはベースのパウダーグロスブラックになります。
■ハイパー塗装の特性■
ハイパー塗装は1~2コートのシルバーメタやガンメタ塗装などと違い4~5層の塗装を重ねて特殊な高輝度カラー表現となります。
最初の層となるベースは溶剤もパウダーコートも耐久性は上の層に依存されますのでベースには関係なくベースから上の層が銀膜を透かした3~4層は足付け出来ない溶剤塗装の重ね塗り手法です。
銀膜から最終のトップコートまでの中間塗装は足付けサイディングや密着剤添付が出来ません。つまりパウダーから上の層の塗装はバームクーヘンのように挟んで重ねてあるだけの状態のためパウダーコートの間の層は密着性が弱くなりしかも塗膜が厚いため塗装肌が脆い特性が有ります。
それら密着性を犠牲にしての高輝度カラー表現ですので組み付け取り付け作業や普段のメンテなど極デリケートに扱いう必要が有ります。
挟みの重ね塗り手法のため後塗りや社外量産品、純正品に限らずも全て高圧洗浄機や洗車機は絶対厳禁ですのでスポンジ等で手洗いシャンプーしてください。
メール返信のお願い・・日々多くのメール問い合わせのため随時回答返信が出来ませんので3~4日たってもこちらからの回答返信メールが無い場合は直接お電話ください。
TEL0995-65-7225(日曜、祭日以外AM9:00時~PM19:00時)にお願いします。
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
(有)オートサービス西