仕上げ実績・ブログ
2014.05.14
ロンシャン/バレル研摩からパウダーブラック&パウダークリアー
ロンシャンの元オリジナルは「ディスク部が鋳造(CAST)の切削ポリッシュ」で「リムは板モノ合金プレスの光輝アルマイト」になっています。
材質や表面処理の違うモノを溶接結合して有る3Psハメ殺しのロンシャンなどはリムとディスクをそれぞれ個別にオリジナルに沿った加工などは出来ません。
パウダークリアーが今回作業の一番の目的ですのでくっついたままの状態でもリムからディスクまで丸磨きが出来るバレル研摩してフィニッシュは丸塗りのパウダークリアーによる「3Psハメ殺しのフルポリッシュオンクリアー」です。
ロンシャン15インチ/バレル研摩からパウダーグロスブラック&パウダークリアー
北海道のお客様・・・北の端から遠く南の端へ何回もご利用頂いているお客様です。自分で磨いたようで結構綺麗になってますがあとは当店にお任せください。
黒部を剥離ブラスト研磨
ディスク裏からインリムまでパウダーグロスブラックを塗りますのでインリムも研磨
スポーク窓部から繋がったインリムまでパウダーグロスブラックの静電噴射
黒を剥きながら天面部をハンド研磨します。どっち道ハンド研磨しますのでお客様が時間かけて磨いた作業も結果ほとんど意味が有りませんでした。・・・・・
リムとディスクを新たに再度磨き込んでいきます。
仕上げはバレル研摩で丸磨きします。
バレル研摩の完成!
パウダークリアーの静電噴射!
この程度の錆び位ならブラスト研磨で錆び落とし出来ます。
持ち込みのステンナットを装着して完成です。
インリムへのパウダーグロスブラックは腐食防止の目的でもあります。
若干の腐食が有ましたので高温焼き付けのパウダーコートでは気泡、湧き、ブツが発砲しますが今回は心配したそれがほとんど目立たないレベルで収まりました。
異なる素材のモノを溶接で結合されている2・3Psハメ殺しのホイールは元オリジナルの肌が(メッキ系・アルマイト系・ダイヤモンドカット)など分解してパーツ別の加工が必須なモノは全て不可となりますので違った加工方での対処となります。
※1Psは同素材一個のパーツですので2・3Psの溶接ハメ殺しの一体モノとは違います。
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(有)オートサービス西