仕上げ実績・ブログ
2014.07.03
ベルサイド19インチバレル研摩ブラッシュド/パウダークリアー
ベルサイド19インチのダイヤモンドカットからバレル研摩ベースのブラッシュドでフィニッシュはパウダークリアーです。
ダイヤモンドカットは天面切削(カンナで天面を削るような感じ)のためスポークのエッジが角張ってしまいクリアーが載らず薄くなり角部からどうしても水の浸入で白ミミズシミが入ってしまいます。
再ダイヤモンドカットはキャップの加工が出来ない事とパウダークリアーが出来ないため今回再ダイヤモンドカットでは無く荒目金属ラインのブラッシュドから頑丈肌のパウダークリアーで表面をガッチリガードします。
ベルサイド19インチバレル研摩ブラッシュドからパウダークリアー
群馬県のお客様・・・・ガリ傷とダイヤモンドカット特有のクリアー剥げと白ミミズシミは有りますが全体的に程度良好なベルサイド19インチです。
先ずはガリ傷肉盛り溶接から
2Ps本体インナーリムから側面リムまで全面研磨します。
パウダーグロスブラックの静電噴射!
ディスクとキャップの剥離からブラスト研磨!
ハンドアクション研磨から中仕上げのバレル研摩!
キャップのハンド研磨
バレル仕上げ研磨!
バレル2次元研磨の完成!
バレル研摩の光沢を生かしてこれよりブラッシュド混入します。
同じブラッシュドでもこの工程が他所とは違う一手間二手間かけた当店独自のブラッシュド工法です。
ブラッシュドしたキャップとディスクのパウダークリアーの静電噴射!
※注):腐食の有るモノはパウダークリアーが出来ませんのでその場合溶剤硬質クリアーになります。
ピアスボルトは1本ずつ磨いて装着合体完成です。
キャップのボルトも磨いて有ります。
2Ps本体インナーリムから側面リムへのパウダーコートは見た目だけが目的では有りません。・・・裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへのパウダーワンコートフィニッシュを塗る理由目的です。
パウダークリアーは塗膜が厚いため肉厚感あるモッチリとした表現になります。
ダイヤモンドカットはPC旋盤で切る量産向きのポリッシュ法でバイト刃先で切り込めば自然と虹色に輝く繊細なへアラインになります。それに対してブラッシュドは人の手によるハンドメイド感有る荒く渋い金属ラインとなります。
新品の高額ホイールなどブラッシュドが最近多く採用されていますがブラッシュドは皆ハンドメイド仕上げです。
パウダークリアーを塗るとスポークサイド面はバレル研摩により荒肌の鈍い光沢のハイパーシルバー(DSK)のような感じになります。
■ベルサイド19インチバレル研摩ブラッシュドの詳細■
1・アウターリム・・・・・・・・ガリ傷修理からBBFバフ研磨(ノークリアー)
2・2Ps本体・・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック(インナーリムから側面リム)
3・センターディスク・・・・・バレル2次元研磨ブラッシュド(パウダークリアー)
4・キャッププレート・・・・・バレル3次元研磨ブラッシュド(パウダークリアー)
5・ピアスボルト・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
6・エアーバルブ・・・・・・・・洗浄研磨再利用
中古品を扱う以上「塗装も磨き」も曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
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