仕上げ実績・ブログ - 2014年09月
2014.09.03
ロンシャン15インチパウダーコート&バレル研摩リフレッシュ
ロンシャン15インチパウダーコート&バレル研摩リフレッシュ
福岡県のお客様・・・年代モノですので年相応に痛んでいます。
これがパウダーコートとバレル研摩との連携でテカテカに蘇ります。
まずは曲り、ガリ傷修理から
ディスク面のみ剥離ブラスト研磨
パウダーコートがリムに被らない程度にマスキング
※分解可能な2Psならこんな事しないで済むのですが・・・・
黒残し部分となるディスクからインリムまでパウダーグロスブラックの静電噴射!
リム研磨の際はディスクに傷が入らないようにディスク側をテープでガードします。・・・ハメ殺しは本当に面倒です。
被った塗装を剥いだら1500番手までひたすらハンド研磨します。
リムは回転研磨機で研磨してディスクはハンドバフ仕上げします。
これも分解可能な2Psならパーツ別に研磨出来るのですがハメ殺しはリムとディスクのくっ付いたままでの研磨とにかく手間が掛かります。
バレル仕上げ研磨混入!
ステンナットと交換してパウダーコート黒残しバレル研摩の完成です。
一般的な乾式手磨きバフ研磨ではこうはなりません。
インリムは腐食が酷かったためパウダーコートによりブツが出ていますがインリムですので手直し無しです。表面のリムへのブツ発生は見た目がまずいですので腐食が有るアウトリムへのパウダーコートは不可となります。
・・・バレル研摩とカラー塗装連携に付いて・・・
一部色残しをしてバレル研摩する場合は先塗りカラーはパウダーコートになります。
その理由は最終磨きのバレル研摩は水槽混入によるセラミックの摩擦による研磨のため溶剤カラーでは塗装がボロボロ剥げてしまいます。パウダーコートならセラミックの圧力に耐えきれるため塗装は簡単には剥げませんので先塗りカラーとバレル研摩との連携はパウダーコートが必須条件です。
ただしパウダーコートは調色が出来ませんのでパウダーコートで対応出来ないカラーの場合は調色で無限大のカラーが作れる溶剤カラーとなりますがその場合は先にバレル研摩を済ませてからマスキングによる溶剤カラーの後塗りになります。
※バレル研摩と一部カラー混合の場合、パウダーカラーと溶剤カラーでは手順が逆になります。
中古品を再生する上で塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となるホイール修理が出来てからの話しです。
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