仕上げ実績・ブログ
2014.10.18
クロームワイヤーホイールのバレル洗浄研磨
ワイヤーホイールの錆び取り研磨は構造上、手で磨いて届く範囲の錆び落としか出来ませんのでハンド研磨では限界が有り光沢も出ません。※ウェットブラストでは錆びは落せても光沢が出ず白ボケします。
構造上分解出来ませんので再クロームが出来ません。仮に再クロームとなれば数百本のワイヤーを1本ずつ分解しての施工で再クローム代や分解組み付けなどコスト面からリペアーとして現実的では有りませんしほぼ無理と思ってください。
リクローム出来ない構造の錆び取り洗浄研磨の画期的な方法として当店独自のバレル研摩工法でワイヤーホイールの洗浄研磨からのリペアーとしてはこれ以上の方法は無い画期的な研磨工法です。
ワイヤーホイールのワイヤー部は全て鉄のクロームですがリムはアルミポリッシュと鉄クロームが有りますので2通りの紹介をします。
ワイヤーホイールのバレル洗浄研磨
その1・・アルミリムのフォルテックスワイヤーホイール※アルミリムの場合、曲り、ガリ傷修理は可能です。
香川県のお客様・・・リムはアルミですので錆びでは無く腐食ですがワイヤ―部は鉄クロームのためもれなく錆びます。
裏リムも酷く痛んでいます。
地金まで浸透した錆びはいくら磨いても光る訳が有りません。・・・・このまま放置すればワイヤーが腐って切れて無くなります。
アルミのポリッシュリムですのでリム曲りは当然の事、肉盛溶接修理が可能です。
ウェットブラストからバレル研摩しましたが地金が出た箇所はメッキ調塗装で補修します。
バレル研摩から部分的にメッキ調塗装補修してクリアー丸塗りのコーティングで完成です。
※鉄錆びの進行を喰い止めるのも大きな役割目的です。
インナー裏リムも洗浄研磨
錆びた箇所はメタル塗装でメッキっぽくはなりましたがメッキでは有りませんので・・
その2・・鉄クロームリムのストリートロッドワイヤー ホイール※鉄クロームの場合、曲りは治せてもガリ傷修理は出来ません。
香川県のお客様・・・ワイヤーの錆びは有りますが鉄リムは良好です。
※鉄錆びは地金を犯し溶かしてしまい形が無くなりますので早めの処置が大切です。
ハンド研磨で錆び落とししてハンド研磨とバレル研摩を数回繰り返します。
一部残った錆びは手で錆び落しをしてメッキ調塗装でぼかし補修をします。
メッキ調塗装補修から本体丸塗りのクリアーコートでコーティングして完成。
バレル研摩で裏側も綺麗になります。もちろん裏側もクリアーで再錆び防止のコーティング
ワイヤーホイールの洗浄研磨からのリペアーとしてはこれ以上の方法は無い画期的な研磨工法です。
■再錆び防止としてのパウダークリアーについて■
再錆び防止として密着性、耐久性、頑丈肌の利点からパウダークリアーなら溶剤クリアーよりさらに効果的ですが問題点が有ります。
ワイヤーホイールはリム側面にエアー漏れ防止でシーリングが塗られているため高温焼き付けのパウダークリアーではシーリングが損傷しまいます。
シーリングを先に剥いでパウダークリアー後に再シーリングの方法ならパウダークリアーも可能ですがコストがかかります。
ただし錆びた部分へメッキ調の塗装で補修した場合は先塗りのメッキ調塗装のオーブン、溶剤(70℃)に対して後塗りのパウダークリアーは(200℃)ため焼き付け温度差の問題で先塗りのメッキ調の上に最終後塗りのパウダークリアーは塗れません。
※溶剤の上にパウダーコート上塗りは不可能です。その逆は可能です。
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(有)オートサービス西
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