仕上げ実績・ブログ
2014.10.11
アドバン17&18インチ/パウダーワンコートとツーコート
同モデルアドバンRSの17と18インチ2台それぞれパウダー1コートとパウダー2コートの紹介です。
ソリッド系は1コートでも十分な艶が出ますのでパウダークリアーまで塗る必要がほとんど有りませんのでパウダー1コートでも十分いけます。
メタリック系もパウダーコートなら1コートでも構いませんがメタリック本来のキラキラした質感、艶が出にくいため2コートとなるパウダークリアーでコーティングすると一層高級感がアップします。
溶剤塗装のメタリック系の場合はメタ(アルミ粉)の立ち目を抑えるためにオンクリアーは必須条件ですが、パウダーコートのメタリック系はメタの立ち目が出ませんのでパウダークリアーは更なる艶出し目的のための任意追加となりますのでご予算、用途でご判断ください。
パウダーワンコートとクリアー追加のツーコート
その1・・ソリッドレッドパウダー1コート
熊本県のお客様・・・曲り、ガリ傷、腐食無しで程度良好なアドバンRSです。
修理工程が有りませんのでいきなり剥離からブラスト研磨してホイール本体丸ごと全面研磨します。※パウダーコートは前処理研磨が命です。
より確実な密着性向上とパウダー仕上がりのため化成処理して数十分120℃空炊きします。
静電噴射チェックしてパウダーグロスレッドの静電蒸着
圧倒的な赤、パウダーグロスレッドの完成!
インナーリムから側面リムまでパウダー丸塗りですのでメンテもやり易くなります。
ソリッド系なら1コートでも十分な艶が出ます。
※腐食の有るモノはブツ、湧きなどが発砲しますのでパウダーコートは不向きです。
その2・・メタリックブラックパウダー2コート
栃木県のお客様・・・多少のガリ傷は有りますが腐食無しで程度良好なアドバンRSです。
傷修理して剥離、ブラスト研磨してホイール本体丸ごと全面研磨します。
※パウダーコートに限らず塗装仕上げは修理からの前処理が命です。
パウダーグロスブラックの静電噴射!
1コート目ブラックメタの完成!
後日パウダークリアーを塗りますがこのままいきなりパウダークリアーは静電付着しませんので2コート目は専用の下処理と塗り方、焼き方にもコツとレシピが必要です。
ブラックメタの肌を下処理してから2コート目のパウダークリアーの静電噴射
ブラックメタとパウダークリアーの完成
リム側面はパウダークリアーが被る程度ですが裏インリムは表同様のパウダークリアー肌になります。
数少ないメタリック系の代表各のブラックメタリックですが、ドギツイ感じのメタリックではなです。かといって目立たないほどのおとなしい感じでもない、ちょうど良い加減のキラキラ感と思えます。
トップにスーパークリアーでコーティングすると艶が出て一気に高級感がアップします。
海沿い周辺や灰が降る地域また雪国の塩カリなどパウダーコートならガッチリガードしてくれます。またレース車用やバイクなど使用条件の厳しい車両などパウダーコートはより効果的です。
※曲り、ガリ傷修理など完全な修理をしてからのパウダーコートですのでそれらは問題としませんが、パウダーコートは腐食の有無でパウダーの「可・不可」と仕上がりが影響されます。
曲り、ガリ傷の有無より腐食の有無の方が最重要です。
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- パウダーコートカラー丸塗り