仕上げ実績・ブログ
2014.12.05
鉄メッキワイヤー曲り修理からバレル研摩パウダーコーティング/チューブレス仕様
ハーレー用の鉄クロームメッキワイヤーホイール曲り修理からバレル研摩で磨き込み再錆び防止のためにパウダークリアーでコーティングです。
元々はチューブ式ホイールですがパウダーコーティングついでにチューブレス仕様にしました。
鉄クロームワイヤー曲り修理からバレル研摩パウダークリアーコーティング
兵庫県のお客様・・・ハーレー用のスチールメッキの曲り有りです。
この程度の曲りは治りますがスチールメッキのため傷修理は出来ません。
曲り修理が無事終われば手磨きによる錆び取り研磨です。
どんなに万能なツールでも繊細な作業は人の手にはかないません。
錆び取り研磨の後は仕上げのバレル研摩で丸ごと磨き込みます。
水槽の中でセラミックの玉が隅々まで研磨してくれます。
バイクのホイールをバレル研磨出来る修理屋はそうは有りません。
ワイヤータイプのホイールはエアー漏れ防止でコーキングして有るためパウダーコートの高温焼き付けによりコーキングが一部溶けて損傷しますのでコーキング式は通常パウダークリアーによるコーティングが出来ません。
今回のワイヤーホイールはチューブ式のためコーキングがして有りませんのでパウダークリアーコーティングが可能です。
クローム専用の下処理をしてクロームメッキの上に直にパウダークリアーを静電噴射します。
ガン吹き液体塗装と違い個体粉末の静電蒸着のため奥まった隅々まで粉が浸透して万遍無く塗装が出来ます。
バレル研摩後にパウダークリアーで鉄肌を完全防御です。
パウダークリアーで再錆び防止をしたからと言って一生モノでは有りませんので延伸効果としてとらえてください。
エアー漏れ防止コーキングとバルブ装着でチューブレス仕様になります。
チューブ式は組み換えやパンク修理など結構面倒です。
機械では届かない箇所はハンド研磨で隅々まで磨いていますので錆び残りは有りません。
リム傷はアルミなら治りますが鉄メッキの傷は治せませんので傷は残ったままになります。
■再錆び防止としてのパウダーコーティングについて■
再錆び防止として密着性、耐久性、頑丈肌の利点からパウダークリアーがより効果的ですが出来ない場合も有ります。
1・・ワイヤーホイールはリム側面にエアー漏れ防止でシーリングが塗られているため高温焼き付けのパウダークリアーではシーリングが損傷しまいますのでパウダークリアーが出来ません。
2・・錆びが酷い場合は錆び隠しで部分的な溶剤のメッキ調メタル塗装で補修しますが焼き付け温度、溶剤(70℃前後)に対してパウダーコートは(180℃前後)ため溶剤の上にパウダーコートの上塗りが出来ません。
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