仕上げ実績・ブログ
2015.05.11
BBS-RSドイツ製15インチと国産17インチのリフレッシュ・リメーク
BBS-RSドイツ製15インチと国産17インチリフレッシュ・リメークです。
国産RSと本国仕様(当時の西ドイツ)のRSは一見同じ様に見えますが国産RSリムのポリッシュは透明度の高いクリアーで本国RSのリムのポリッシュはやや黄色っぽい透明度の低いいクリアーとなりディスクのエッジも丸みの有る国産RSに対して本国仕様はややエッジが角ばったデザインです。
一番大きく違うのがピアスボルトの違いで国産RSのピアスボルトはクロームメッキですが本国仕様はクロームでは無いナシジ銅色の黄ばんだ感のピアスボルトになります。
ドイツ製RS15インチと国産RS17インチの修理からのリフレッシュ・リメーク
その1・・ドイツ製RS15インチの修理からリフレッシュ・リメーク
茨城県のお客様・・・リムはよく有る削り込み修理による修復歴有りで程度がよろしくないRSです。
これが悪質な削り込み修理です。
無く解りやすくするためにマジックで色を付けて有りますがオリジナル肉厚の1/4位し有りません。このリムは使い物になりませんのでまともな純正リムと交換します。
他1本はバルブ穴付近が腐食による虫食いが酷いためこれもリム交換になります。
こちらから提供する15x1.0Jの交換用RS純正リムです。
当然中古品ですので多少の白シミは有りますがこの程度のシミなど問題無く再生出来ます。
インリムは工賃削減のため今回塗装無しですが結構痛んでいますので洗浄のみでは荒が残る感じです。
センターディスクとメッシュ剥離~ブラスト研磨~ハンドアクション研磨
厚型6角キャップのバレル研磨
6角キャップへのパウダークリアー
本国仕様のピアスボルトはクロームメッキでは有りませんので再クロームするか磨いてからのクリアー処理になります。
ピアスボルトBBFバフ研磨からのパウダークリアー静電噴射
エンブレムは透明プラを印刷ロゴの上に接着剤で張り付けてあるため透明プラの再利用できませんので叩いて壊すかしか手が有りません。
透明プラを壊して外したエンブレムの上にBMWワッペンを貼り付けします。
インリム加工以外全パーツの完成!
磨いてパウダークリアーしたピアスボルトを装着合体して完成です。
インナーリムの裏面から側面リムは再塗装無しの洗浄のみです。
※ウェイトカスの削除は塗装が剥げますのでウェイトカスが残ったままの洗浄となります。
ピアスボルトはクロームでは有りませんのでやや黄色っぽい銅色のようになります。
アウトリムはノークリアー仕上げです。
エンブレムプラカバーを取り除いた分一段低くなりBMWワッペンが自然な感じに収まりました。
その2・・国産RS17インチの修理からリフレッシュ・リメーク
愛知県のお客様・・・多少の曲がりは有りますが腐食も少なく程度良好な国産RS17インチです。
曲がり修理から・・・いつもの事ですが20数年前のホイールで曲がって無いモノはまず有りませんから・・・
センターディスクとメッシュ剥離~ブラスト研磨~ハンドアクション研磨
薄型6角キャップのバレル研磨
6角キャップへのパウダークリアー
インリム加工以外全パーツの完成!
1本ずつ丁寧に磨き上げたピアスボルトを装着合体して完成です。
インナーリムの裏面から側面リムは再塗装無しの洗浄のみです。
※ウェイトカスの削除は塗装が剥げますのでウェイトカスが残ったままの洗浄となります。
国産RSのピアスボルトはクロームですので大きな錆でもない限り洗浄研磨でクローム光沢が蘇ります。
アウトリムはノークリアー仕上げです。
国産RSと本国RSのピアスボルトの違いとインリム塗装有無について
↓
ピアスボルト一つで表現が大きく変わります。
銅色のナシジボルトもクロームメッキが可能です。
インリムの剥離からパウダーコート(ブラックOrシルバーその他カラー)はご予算に応じて承ります。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは基本土台となる曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
お問い合わせやお見積もりは会社メール
nishi@243ok.co.jp の方へお願いいたします。
お電話でもお気軽にお問い合わせください。
TEL0995-65-7225(平日AM9:00時~PM19:00時まで日曜、祝祭日はお休み)
(有)オートサービス西
- カテゴリー:
- BBS-RS/修正リフレッシュ・リメーク