仕上げ実績・ブログ
2015.05.09
MKW20インチ/クロームメッキからパウダーグロスブラック
MKW20インチのクロームメッキからパウダーグロスブラックに模様替え!
再クロームは耐久性が悪い割には高額な修理コストが掛かります。そんな高額なコスト掛けてもクロームは短期間の内にいずれまた剥げて来ます。
そんな理由から今は再クロームなど殆ど需要が無くクロームからカラー塗装や他の加工へのリフレッシュ・リメークが多くなっています。
MKW20インチ/クロームメッキからパウダーグロスブラック
大阪府のお客様・・・・海外製の鋳造(CAST)クロームホイールです。表デザイン面はクロームの腐食、剥げが有りませんのでこれならパウダーコートフィニッシュがいけそうです。
インリムへのクロームは電極が回らずついでに付いた感でクローム層が極端に薄いためがボロボロ剥げています。ここまま放置すれば裏から表面に繋がっているため表面も剥げてきます。
2Psで良くあるリムのクロームのメクレ・・・2Psはリムとディスクに僅かな隙間が有りますその隙間に水が溜るためクロームが侵され剥げてしまいます。こうなるとパウダーコートフィニッシュはまず無理です。
外注専門工場にてクロームの剥離・・・
ハンドアクション全面研磨・・・平滑面出しとある程度の腐食を削除します。
インナーリムから側面リムは研磨機で研磨
パウダーグロスブラックの静電噴射!
パウダーグロスブラックのワンコートフィニッシュの完成。
腐食が少なかったためパウダーワンコートフィニッシュが上手くいきました。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からひと手間かけてマスキングしてパウダーコート肌を残す理由です。
クロームのようにボロボロ剥げる心配はもう有りません。
元がクロームと言う事より海外製(中国製)のため素材造りがよろしくないためパウダーコートは焼いてみない事には結果が見えず小さなブツが伴う事は有りますが今回はそう目立つレベルでは有りません。
クロームから別施工はクロームが腐食する前に早めの処置が大切です。
※キャップはプラ樹脂製のため溶剤グロスブラックになります。
黒光りしたダークな輝きを放ち重圧感あるイメージです。
装着写真を頂きました。
※クロームメッキはアルミ素地の上に金属膜を貼り付けてような蒸着式のため密着性、耐久性が悪くメッキ層がすぐに剥げる上に剥離から再クロームを繰り返せば一部合金が失われ強度がどんどん低下してまいますので大口径ホイールほど強度面の観点から2回位までが限界です。
海外製の1Ps鋳造(CAST)のクロームホイールへは不純物が多いため「重量が嵩む・耐久性が極端に悪い・素材を痛めるため強度が低下する・剥離代が高い・バフ研磨からの再メッキで納期がかかりコストが高い」などしばらく光っているだけでいいところがあまり有りません。
クロームは修理からの再クロームせよ別施工にせよ一番納期とコストのかかる商品です。また中国製のクロームは素材がよろしく有りませんので下処理に手間と時間と料金がさらにかかります。
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(有)オートサービス西
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