仕上げ実績・ブログ
2015.06.06
ワイヤーホイール(アルミ&スチール)のバレル研磨5台
ワイヤーホイールの錆び取り洗浄研磨は手磨きでは限界が有り光沢も出ません。
ウェットブラストでは汚れ錆びは落せてもガラスビーズでメッキ肌を痛めて光沢落ちを起こし白く濁らせてしまうためウェットブラスト研磨はNGです。
再メッキするのが理想的ですが分解が出来ませんので再メッキは不可能です。
再メッキが出来ない複雑な構造のワイヤーホイールの錆び取りから研磨出来るリペアー再生としてはこれ以上の方法は無い画期的な研磨工法が当社独自のバレル研摩です。※バイクのワイヤーホイールもバレル研磨可能です。
ワイヤーホイールのワイヤー部は全て鉄メッキで、リム部はアルミリムと鉄メッキリムが有ります。アルミリムのガリ傷は修理研磨出来ますが、鉄メッキリムの傷修理は出来るモノと出来ないモノが有ります。
ワイヤーホイール(アルミ&スチール)のバレル研磨5台
その1・・アルミリムのフォルテックス
※アルミリムの場合、曲り、ガリ傷修理は可能です。
富山県のお客様・・・アルミリムのセンターロック式のフォルテックスです。アルミリムは白ぼけしてますが鉄メッキはそれほど錆びていません。
まずは曲り修理から・・
アルミリムですのでガリ傷やエグレは肉盛り溶接研磨が可能です。
※鉄メッキリムはこの修理が出来ません。
バレル研磨から本体丸ごとオンクリアーして完成です。
※アルミ製キャップなら磨き再生出来ますが、鉄メッキのキャップの修理は出来ません。
インナーリムから側面リムもバレル研磨でついでに綺麗洗浄研磨されます。
鉄メッキの一遍錆びたモノは磨いてもすぐに錆びますのでの錆止め防止のためにクリアーでコーティングします。
数百本有るワイヤーも1本ずつ丁寧に磨き込んで有ります。
リムとスポーク股座磨きはバレル研磨で無いと不可能です。
その2・・アルミリムのワイザー
※アルミリムの場合、曲り、ガリ傷修理は可能です。
宮崎県のお客様・・曲り、ガリ傷、錆無しの程度良好な一世風靡したセンターロック式のワイザーです。
錆も少なく修理が有りませんでしたので比較的早く仕上がりました。
インリムも綺麗になります。
錆止めのため本体丸ごとのクリアー保護です。
その3・・鉄メッキリムのストリートロッド
※鉄メッキリムの曲りは治せてもガリ傷修理は一部不可なモノが有ります。
福岡県のお客様・・6本頂きましたが内2本の錆が特にひどい状態です。
2本は錆だらけですがこれはかなり手こずりそうです。
錆取りからバレル研磨の完成!
錆びた箇所は鉄地肌が出て茶色になり光りませんのでメタル塗装でぼかして有ります。
その4・・鉄メッキリムのロードスター
※鉄メッキリムの曲りは治せてもガリ傷修理は一部不可なモノが有ります。
岐阜県のお客様・・曲り、ガリ傷、鉄錆は有りませんが一部クロームが剥げています。
クロームが剥げて浮いていますが、これはどうにもなりませんのでメクレを剥いで地肌を磨いてメタル調塗装でぼかす方法になります。
ホール穴付近のメッキ剥げ部のメタル調塗装
メタル調塗装はメッキでは有りませんのでクロームとなんとなくなじむような銀色の表現になります。
インナーリムから側面リムは腐食剥げが有りませんでしたので綺麗になってます。
同時期入庫でしたので2台まとめて完成です。
その5・・二輪バイクのワイヤー ホイールもバレル研磨が可能です。
※鉄メッキリムの曲りは治せてもガリ傷修理は一部不可なモノが有ります。
兵庫県のお客様・・・ハーレー用の鉄メッキワイヤーホイールの曲り有りです。バレル研磨からパウダークリアーしてチューブレスにします。
この程度の曲りは治りますが鉄メッキのため研磨は出来ても肉盛り修理は出来ません。
クロームメッキ専用の下処理をしてクロームメッキの上に直にパウダークリアーを静電噴射します。
ガン吹き液体塗装と違い個体粉末の静電蒸着のため奥まった隅々まで粉が浸透して万遍無く塗装が出来ます。
パウダークリアーが隅々まで被って鉄メッキをしっかり保護してますので鉄メッキ肌のままより錆にくくなります。
パウダークリアー後にコーキングでチューブレス式からチューブレス仕様
※四輪ワイヤーホイールもツーブ式からチューブレスへ一部可能な場合が有ります。
手作業で磨いてからバレル研磨すれば隅々まで光沢が再現出来ます。
どんな加工も基本は手磨きからの手作業です。
バイクホイールをバレル研磨出来る修理屋はそうは有りません。
バイクのバレル研磨はこちらhttp://243ok.co.jp/blog/category/455/
■再錆び防止としてのパウダークリアーについて■
再錆び防止として密着性、耐久性、頑丈肌の利点からパウダークリアーなら溶剤クリアーより効果的ですがそれには条件が有ります。
1・・錆の酷い箇所へ先塗りの溶剤メタル調塗装(焼き付け70℃)をした場合最終塗りのパウダークリアー(焼き付け200℃)を上塗りは温度差の関係上出来ませんのでその場合は溶剤クリアーになります。
※溶剤の上にパウダーコート上塗りは不可ですがその逆は可能です。
2・・ワイヤーホイールはリム側面にエアー漏れ防止でシーリングが塗られているため高温焼き付けのパウダークリアーで耐えきる素材に限ります。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
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(有)オートサービス西
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- バレル研磨/スポークワイヤーホイール
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