仕上げ実績・ブログ
2015.07.24
OZ製カールソン修理フルコースからのリフレッシュフルリメーク
OZ製カールソンの「曲り・ガリ傷・リム割れ・他店手直し」4拍子揃った修理のフルコースからのリフレッシュ・リメークです。
色塗って磨いて綺麗になりました。・・もちろん外観見た目も大切ですが、その前に肝心要の「曲り・ガリ傷・リム割れ・他店手直し」など見えない修理こそが修理屋として一番大事な工程ですのでその修理が今回のブログのテーマです。
OZ製カールソン修理フルコースからのリフレッシュ・リメーク
埼玉県のお客様・・・ポリッシュ特有の白ミミズシミが入っていますが、「曲り、ガリ傷、リム割れ、他店手直し」修理のフルコースからのフルリメークです。
2本はディスクを組んだまま削り込みの修復歴です。
【1】・曲りプレス修理
【2】・ガリ傷肉盛り修理
【3】・インリム割れ修理・・・曲りを直し開先を大きく取って溶接修理をします。
溶接熱で溶接との境目が凹んだり近辺周辺が変形しない様に適材、適温で表裏包み込むように領域を最少現に抑えて溶接をします。
ただ溶かしてくっ付ければ良いモノでは有りません。
表裏を手作業研磨で形成して完成です。これが本来の割れ修理です。
※ハンド研磨形成に時間と手間が掛り熟練の技がモノを言います。溶接やりっぱなしの割れ修理なら10分もかからない美味しい仕事ですヨ!。
一般的なインリム割れの溶接団子残し修理
↓
団子事態から割れますので、溶接団子を残しても強度が増すモノでは有りません。強度確保が理由らしいですが、何よりも見た目が不細工で手抜き作業以外何物でも無いです。
曲りや割れ修理が無事に終われば綺麗に研磨してパウダーコートの下準備に入ります。
インリムパウダーグロスブラックの静電噴射!
アウトリムBBFバフポリッシュからパウダークリアーの静電噴射
ディスクの剥離からブラスト研磨
古い年代モノの中古品ですから念入りに研磨します。
塗装は下処理が命です。
ナットも当然錆だらけのためブラスト研磨して再錆防止の役目としてパウダーコートを塗ります。
全パーツ個別加工の完成!
フロント側・・・ピアスボルトも1本ずつ丁寧に磨いて装着合体完成です。
リアー側・・・修復歴有りのリムでしたがこちらもほぼ問題無く手直し修理出来ました。
インリム割れ原型修復は完璧です。インナーリムから側面リムのパウダーコート肌残し理由は見た目だけが目的ではなく裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い・黒は汚れが目立たない」などの利点からインリムへは特にパウダーコートが効果的です
ポリッシュへのパウダークリアーは「密着性、退色性、耐光性、頑丈肌」など耐久性は現時点ではパウダークリアーが最強ですのでこの状態を永く維持出来ます。
■OZ製カールソン修理からのフルリメークの詳細■
1・アウトリム・・・・・・・・・曲りガリ傷修理からBBFバフポリッシュ(パウダークリアー)
2・インリム・・・・・・・・・・・曲り割れ修理からパウダーグロスブラック
3・センターディスク・・・・溶剤シルバーメタ(溶剤クリアー)
4・キャップ・・・・・・・・・・・施工無し
5・ピアスボルト・・・・・・・・洗浄研磨
6・ナット・・・・・・・・・・・・・・錆取りブラスト研磨パウダーシルバー
7・バルブ・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
※旧3PsOZの17~18インチの純正リム(イン&アウト)の多数ストックしていますのでリム交換も可能です。※リムのみの販売はお断りしています。
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
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