仕上げ実績・ブログ
2015.10.10
ブラバス19インチ/クロームメッキからバレル3次元研磨パウダースモークブラック(薄め)
ブラバス19インチクロームメッキ剥離からのバレル3次元研磨パウダースモークブラック(薄め)です。
クロームメッキは耐久性が悪い上に高額な修理コストが掛かります。高額な料金で再クロームをしてもまた剥げてしまい永くは持ちませんので再クロームのオーダーはほとんど無くなりコスト面や耐久性重視で再クロームでは無くカラー塗装やバレル研磨またはブラッシュドなど別施工でのリメークが多くなっています。
クロームメッキは曲りガリ傷より腐食の加減で仕上がりが大きく左右されますので何をするにも腐食する前に早めの処置が大切です。
ブラバス19インチクロームメッキからバレル3次元研磨パウダースモークブラック(薄め)
長崎県のお客様・・そろそろクロームが痛み剥げ出した時期になりましたので曲り、ガリ傷修理ついでにバレル3次元研磨に模様替えします。
※クロームがボロボロ剥げたモノはいくら磨いても「虫食い、腐食痕」が残りますので早めの処置が大切です。
圧入式のダミーボルトには再利用「可・不可」が有ります。
裏側に穴が開いている場合は裏から叩いて外せますので再利用が出来ますが接着式完全ハメ殺しの場合はドリルで穴開けて外すしか手が有りません。
クローム剥離専門工場にてクロームの電気分解剥離
※インリムはかなり腐食が進行中ですがデザイン天面がさほど腐食無いようで一安心です。
3次元研磨ですので隅から隅までエアーツール工具や届かない箇所は手磨きによるハンド下処理研磨です。この工程こそが時間と根気を要します。
バレル荒研磨
まだまだ光沢は出ずボケた感じです。
バレル中研磨からバフ磨き仕上げ研磨の繰り返しをします。
磨けば磨くほどクローム腐食が現れて来ましたがデザイン天面(フェイス)部では無かったのでこれ幸いです。
デザイン面のクローム腐食が少なかっためバレル3次元研磨が上手く行きました。
※バレル研磨フルポリッシュは腐食の有無こそが全てです。
ノークリアー収めならここで作業終了ですがこれからパウダースモークブラックに入ります。
パウダースモークブラックの静電噴射!
パウダースモークブラックの完成!今回はさらにパウダークリアーを塗ります。
※2コート目のパウダークリアーは任意オプションになります。
2コート目のパウダークリアー静電噴射!
プラ樹脂製のお化粧ダミーボルトと交換!
ダミーボルトを装着してバレル3次元研磨からの人気のパウダースモークブラック(薄め)完成!
特別な方法でのパウダーコート焼き付けしましたのでインリム腐食は透けては見合えますが発砲現象は何とか防げました。
スポークサイド面窓部からピアスボルト台座周辺まで全て研磨する事を3次元研磨と言います。
海外製の鋳造(CAST)ホイールですので元々素材自体に若干の巣穴は有りますが、そうは目立たず上手く行った感じです。
バレル研磨が出来ないと透き通ったキャンディ系カラーの表現は出来ません。
※クロームの腐食が無い場合はクローム光沢を生かしたクローム直塗りのパウダーキャンディーカラーも可能です。こちらhttp://www.243ok.co.jp/blog/2016/07/23542/35705697/
海外製の1Ps鋳造(CAST)のクロームメッキは不純物が多いため「重量が嵩む・耐久性が極端に悪い・素材を痛めるため強度が低下する・剥離代が高い・バフ研磨からの再メッキで納期がかかりコストが高い」などしばらく光っているだけでいいところがあまり有りません。
クロームは修理からの再クロームせよ別施工にせよ一番納期とコストのかかる商品です。また中国製のクロームは素材がよろしく有りませんので下処理に手間と時間と料金がさらにかかります。
当社独自のバレル研磨から人気のパウダースモークブラックBBS2台完成!
金属組織の密度が濃い鍛造(FORGED)ホイールはバレル研磨には相性抜群です。
愛知県A様・・マツダ純正BBS-NE17インチ/バレル2次元研磨パウダースモークブラック(薄め)
広島県M様・・BBS-DTM19インチ/バレル2次元研磨ベースのブラッシュドパウダースモークブラック(薄め)
4本フルリフレッシュ・リメークに限り送料往復無料キャンペーン中!
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(有)オートサービス西
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