仕上げ実績・ブログ
2015.12.22
4トントラック用アルミホイールのスーパーポリッシュバレル研磨
トラック用アルミホイールのバフ磨きは通常何処もハンド磨きですが当社ではハンドバフ磨きからさらに追い込んだバレル研磨によるフルポリッシュ研磨工法です。
トラック用ホイールは乗用車ホイールと違いピッチが特殊でボルトがでかくホール穴が広いためバレル研磨機にセッティングするための専用治具作成からまず始まります。
専用治具さえ有ればトラック用のホイールでもバレル研磨によるフルポリッシュが可能です。
4トントラック用アルミホイールのスーパーポリッシュバレル研磨
静岡県のお客様・・・他所でバフ磨きされたトラック用のホイールですがペーパー目やシングルアクション研磨目が粗く雑な磨き仕上げでしたのでバレル研磨による手直し再ポリッシュをします。
曲りやガリ傷は有りませんでしたのでいきなりブラスト研磨からの下準備に入ります。
デザイン面は研磨機で再研磨して後はひたすら手作業にて磨き込みます。
フロント側とリアー側のバレル中研磨からバレル荒研磨
トラック専用の治具を作成してバレル研磨機にセッティング
最初のバレル研磨ではぼけた感じですのでバフ掛けで2000番手まで追い込んでいます。
※バレル研磨にかけていきなり光沢が出る物では有りませんのでバフ研磨とバレル研磨を納得いくまで何回も繰り返します。
フロント側バレル研磨の完成
メンテし易い構造でユーザー自身で普段磨くとの事ですのでノークリアー仕上げになります。
リアー側バレル研磨の完成
リアー側には浅い凹文字刻印が有るため刻印文字が消えないように研磨して有ります。
1Psは本体丸ごとバレル研磨しますのでホイール側面は特別狙って磨いてはいませんがついでに光沢が出て綺麗になります。
バレル研磨ならではの映り込み光沢です。
※湿式のバレル研磨は一般的な乾式のハンドバフ磨きで避けられない「バフムラ、バフライン、バフ焼け」など一切有りません。
ホイールサイズ22インチ以内ならどんなホイールでも治具さえ作れればバレル研磨でフルポリッシュが可能です。
ノークリアーの長所・・素材光沢がそのまま表現されます。クリアー層の下へ入る水の侵入など有りませんの白ミミズ腐食などは無縁です。また少々の傷直しや白ボケは手磨きでユーザー自身でリペアーメンテが出来ます。
ノークリアーの短所・・雨泥や塩カリ、降灰が被ったまま放置すると水垢や酸化腐食、白ボケを起こしますので普段のメンテが必要になります。お住まいの環境地域条件にも大きく左右します。
ノークリアーのメンテについて・・
アルミ素地無垢は泥や水気が一番の敵ですので泥汚れは水洗いして乾燥させた後に市販のコンパウンドで手磨きして水弾きの強いワックスを塗ってコーティングしておけば光沢を永く維持出来ます。洗車や磨きを至福の喜びとする方にはお勧めです。
バレル研摩の仕上がりは腐食の有無と素材造りの違い「鋳造(CAST)、鍛造(FORGED)」や「生産国(海外品・国産品)」などで大きく左右されます。
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(有)オートサービス西
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