仕上げ実績・ブログ
2016.07.09
BBS-LM18&19インチDBK-Pと17インチPB-P
BBSの中でもLMが断トツに作業依頼が多くLMとRSはほぼ毎日施工していますので作業内容も同種のモノが多くなるためブログでは極一部の紹介となりますが久しぶりにLMの曲りガリ傷修理修理から溶剤&パウダーコートによるリフレッシュ・リメークを紹介いたします。
DBK-PとPB-Pのアウトリムは耐久性重視のBBFバフポリッシュからのパウダークリアー共通ですが、DBK-Pの2Ps本体(インナーリムから側面リム)は簡易洗浄で、PB-Pは剥離研磨からパウダーシルバーによりディスクまでフルパウダーとなります。ディスクカラーの溶剤のハイパーブラック(DBK)とパウダーグロスブラック(PB)では「密着性・褪色UV性・耐熱性・頑丈肌」などDBKは高級感が有りますがPBに比べて総合的な耐久性では大きな差が有ります。
BBS-LM「DBK-PとPB-P」リフレッシュ・リメーク
その1・・LM-SPからDBK-P(ポリッシュパウダークリアー)
群馬県のお客様・・・NSX用異サイズLM18インチと19インチのスタンダードなSP(シルバーポリッシュ)です。より高級感有るDBK-Pに模様替えします。
永く使用した中古品ですので曲りガリ傷は付き物です。
先ずは曲りガリ傷修理から・・・
2Ps本体の剥離から再塗装はコスト的な面で今回ノータッチとなりましたのでアウトリムのみのBBFバフポリッシュ加工になります。
※2Ps本体の剥離からパウダーコートが有る場合は2Ps本体のインナーリムから側面リムを先に済ましてからのアウトリムのポリッシュ「BBFバフポリッシュ・バレル研磨・ブラッシュド・ダイヤモンドカット」手順になります。
アウトリムへのパウダークリアーの静電噴射!
センターディスクの塗装剥離!
ブラスト研磨!
ハンドアクション研磨からさらに平滑レベリング向上のためにバレル研磨までします。
再塗装は下処理仕込みが命!
DBKベースとなるパウダーグロスブラック
ベースの黒を透かした銀膜のハイパー塗装の添付!(クリアー前)
1・ベース黒(サイディング)~2・プライマー3・アンダーコート~4・銀膜ハイパー~5・溶剤クリアートップコートの5塗装・4焼きで「3・アンダーコート~4・銀膜ハイパー~5溶剤クリアートップコート」の3層は足付けサイディングが出来無い重ね塗りされているだけのため密着性が弱く肌が脆いのがハイパー塗装の弱点です。
DBKのピアスボルトはクロームですのでSPの黒ボルトをクロームメッキします。
クロームメッキしたピアスボルトを装着組み付けして完成です。
他店修復歴有りでリムに管理番号を書き込んで有りますが2Ps本体は再塗装無しですので簡易的な洗浄のみです。
※オリジナルのシルバーは肌の弱い溶剤シルバーのためウェイトカスの削除は塗装が剥げる恐れがあるためウェイトカスがは残ったままになります。
リムは耐久性重視のパウダークリアーですがディスクは溶剤のハイパーブラック(DBK)ですので溶剤4コートの重ね塗りのため傷に弱いデリケートな塗装肌です。
■LM19インチ/DBK-P溶剤&パウダーコート仕様の詳細■
・アウターリム・・・・・・・・・・・・・・曲り、ガリ傷修理BBFバフポリッシュ+パウダークリアー
・2Ps本体・・・・・・・・・・・・・・・・・・ノータッチ洗浄のみ
・センターディスク・・・・・・・・・・・溶剤ハイパーブラック(DBK)
・ピアスボルト・・・・・・・・・・・・・・黒ボルトから再クローム
・ナット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
・エアーバルブ・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
・エンブレム・・・・・・・・・・・・・・・交換無し
その2・・LM-GPからPB-P(パウダーブラック&ポリッシュパウダークリアー)
長崎県のお客様・・LMでオーソドックスなGP(ゴールドポリッシュ)から耐久性重視のPB-P(パウダーブラック&パウダークリアー)のフルパウダーコートに模様替えします。
曲りガリ傷修理から
2Ps本体の塗装剥離からインナーリムから側面リムの研磨
2Ps本体丸塗りの1コート目パウダーシルバー静電噴射!
アウトリムをBBFバフポリッシュして密着性向上のためにガスグラスプライマーで化学処理をします。
GAS Glass Primerの特性・特徴 http://global-suzuki.com/gas-glass-primer/technology/
アウトリムポリッシュへの2コート目パウダークリアー静電噴射!
リムはここで全て終了です。
次はディスクの施工に入りますますので塗装剥離からブラスト研磨
ゆず肌削除のハンドアクション研磨
パウダーコートに必須下処理となるバレル荒研磨
念のためガスグラスプライマーを添付
パウダーハイグロスブラック静電噴射!
ピアスボルトは工具締めして一部剥げる恐れが有りますのでますのでガスグラスプライマーはより効果的です。
組み付け合体完成です。
裏リムは普段汚れっぱなしでメンテ掃除が出来ませんので「頑丈肌で密着性が良く塗装が剥げにくい・熱に強いためパットカスが付きにくい・汚れ付着がしにくいため汚れ落ちが良い」などの利点から2Ps本体塗装はパウダーコートが絶対オススメです。ガラスコーティングなど不要です。
パウダークリアーは肉厚感有るモッチリとしたポリッシュ肌になります。
ピアスボルトはディスクと同色のパウダーグロスブラックで統一感を演出
■LM17インチ/PB-Pフルパウダーコートの詳細■
・アウターリム・・・・・・・・・・・・・・BBFバフポリッシュ(パウダークリアー)
・2Ps本体・・・・・・・・・・・・・・・・・・パウダーシルバー
・センターディスク・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
・ピアスボルト・・・・・・・・・・・・・・パウダーグロスブラック
・ナット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
・エアーバルブ・・・・・・・・・・・・・洗浄研磨再利用
・エンブレム・・・・・・・・・・・・・・・交換無し
★・溶剤カラーとパウダーカラーの特性・★
ボディーカラーと同種のガン吹き液体溶剤カラーは調色出来るのが最大の売りで無限大のカラー表現が出来ますが、パウダーコートは個体粉末のためカラー調色が出来ないのが欠点でカラーバリエーションが限られます。
しかし「密着性・褪色性・耐熱性・頑丈肌」など総合的な耐久性は溶剤より遥かにパウダーコート勝ります。さらに溶剤DBKは4層重ね塗りのため作業コストが掛かりお値段が高い割には耐久性は期待出来ませんが耐久性を犠牲にした高級カラーとして踏まえてください。
「色調重視か耐久性重視」かの選択です。
溶剤DBKとパウダーコートカラーの違いYouTube https://www.youtube.com/watch?v=EwgV3IQNJiU
再塗装や磨きによるリフレッシュ・リメークは肝心要の曲り、ガリ傷修理が出来てからの話しです。
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- BBS-LM/修正リフレッシュ・リメーク